ネイルで水仕事は手袋が必須!ウォータープルーフは乾燥肌さん要注意 | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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ネイルサロンでつけてもらったジェルネイルや、セルフでかわいくしたジェルネイルやマニキュアは、なるべく長く持たせたいですよね。ジェルネイルもマニキュアも、水をはじく素材でできていますが、長く持たせたいなら水仕事中や水仕事後のケアに力を入れましょう。今回の記事では、ネイルをしているときの水仕事中のケア方法についてご紹介します。また水にちなんで、ウォータープルーフ化粧品を使うときの注意点もあわせてご紹介してまいります。日差しが明るくなってくると、あっという間に汗ばむ季節の到来です。夏のメイクは、汗と紫外線との闘いです。そんな時の強い味方が、汗に負けないウォータープルーフの化粧品ですよね。完璧に紫外線対策をするなら、絶対ウォータープルーフ!という人は多いはず。しかし、毎日つけているウォータープルーフが、気づかぬうちに肌の若さをどんどん奪っているかもしれません。実は汗もウォータープルーフも、その付き合い方次第で、今後の肌が決まってしまうかもしれないのです。そこで汗とウォータープルーフの知られざる弊害に迫り、肌を老化させない賢い対処法をご紹介したいと思います。

ネイルを長持ちさせたいなら、水仕事対策を!

普段からジェルネイルやマニキュアを楽しんでいると、気になるのは持ちです。特にジェルネイルはネイルサロンでやって貰う場合、一回の金額は安くても三千円前後、高いと一万円以上かかります。せっかくお金を払ってつけたネイルは長持ちさせたいですよね。ジェルネイルやマニキュアの持ちが悪くなりやすい要素として、湿気と乾燥があります。水分が多すぎても、乾燥しすぎてもよくないのです。特に日常生活の中で水分が爪に付着しやすく、衝撃も受けやすいのは水仕事で、水仕事後は爪や手全体が乾燥しやすくなります。つまり水仕事中に爪や指先を守ることで、ネイルが長持ちしやすくなるのです。

水仕事中はゴム手袋をつけましょう

食器洗いやお風呂掃除など、水仕事をするときはゴム手袋をつけましょう。慣れないうちはなんとなく違和感があるゴム手袋ですが、近年は素材が進化しており、特有のゴム臭さや肌触り、ズレにくさなどが格段に良くなっています。さらには敏感肌をもっている人でも荒れ難いというゴム手袋も販売されています。消耗品というデメリットはありますが、使い始めたことでネイルが長持ちするようになった、手荒れが改善されたという人ばかりです。試しに一度購入してみてはいかがでしょうか。

ネイリストのおすすめポイント:世界中で愛されているゴム手袋がオカモトグローブです。すべりにくくフィットしやすい作りになっており使いやすいと好評です。

ネイリストのおすすめポイント:低アレルゲンの天然ゴムを使用した手袋なので、敏感肌の方でも安心して使えます。ゴム特有のニオイもしっかりカットされています。

保湿ケアも欠かさずに

水仕事後にゴム手袋を外したら手を洗いますよね。手洗い後は水分を拭き取ってそのままにせず、ネイルオイルとハンドクリームで保湿ケアを行いましょう。できれば爪や手が水に触れるたびに、ネイルオイルとハンドクリームをつけたほうが良いのですが、ちょっと面倒だなと感じる人は、すぐに手に馴染むハンドミルクや、水仕事前に皮膚保護クリームをつけるのがおすすめです。

ネイリストのおすすめポイント:手洗い後にすぐ使えるポンプタイプのハンドミルクです。使い心地がさらっとしていてベタつかないのが嬉しいですね。

ネイリストのおすすめポイント:カバークリームとして機能するため、水仕事の前後どちらでも使えます。保護力が高いため頻繁な塗り直しが必要ありません。

汗の働きって知ってる?

夏は汗をかくから、保湿ケアは軽めでOK…とはいきません。むしろ、大量の汗のせいで肌が乾燥している可能性が高いのです。それは汗の働きにはマイナスの面があり、それが肌の潤いを奪うからです。







汗のプラスの働き

メイクは崩れるし、ベタついて気持ち悪いし…、汗はできればかきたくないものです。しかし、汗には体温調節という生死に関わる役目があり、さらに肌の健康を守るという大切な働きもあります。

・肌を細菌から守る
汗には尿酸、乳酸といった成分が微量ながら含まれており、肌を弱酸性にして細菌から守る働きをしています。高温多湿の夏は、肌も細菌が繁殖しやすくなりますが、汗を多くかくことによって酸性度が高まり、健康な肌を保つことができるのです。

・肌を乾燥から守る
肌の表面には、皮脂膜と角質層という、肌を乾燥から守るバリア機能があります。角質層には、細胞間脂質や天然保湿因子(NMF)という潤い成分があり、ここに水分を蓄えて潤いを保つ構造になっているのですが、この水分のもとが汗なのです。さらに汗の水分は皮脂と混じり合い、皮脂膜となって肌表面を覆い、肌を外部の刺激や乾燥から守っています。このように、汗なくして肌のバリア機能は成り立たないのです。

汗のマイナスの働き

肌に必要な汗も大量になると、マイナスの作用のほうが大きくなってきます。

・細菌が増殖する
肌を弱酸性に保つ汗も、放置すると時間が経つにつれアルカリ性に傾き、細菌の繁殖に恰好の状態に変化します。さらに汗で湿った肌は、空気中のホコリや浮遊物が付着しやすく、細菌の侵入リスクが高まって、様々な肌トラブルの原因になるのです。また、大量の汗が皮脂や汚れ、古い角質と混じり、汗管を詰まらせて炎症を起こし、あせもになることもあります。

・乾燥を進行させる
乾燥は、全ての肌トラブル、肌老化の大きな原因です。大量に汗をかくと、表面の潤い感の裏で、肌の内部では乾燥が進行しています。多過ぎる汗は角質層を水浸し状態にし、大量の水分が一気に蒸発する時に、角質層の構造を乱してしまうのです。これが繰り返されることで、本来の水分保持力が低下し、肌はどんどん乾燥していくのですが、肌が汗で濡れているとその実感がありません。さらに悪いことに、水浸しになった角質はふやけて剥がれやすくなり、肌は修復のために急いで新しい角質を作ろうとします。そのため成熟しきらない角質が生まれ、角質層が健全に機能できなくなって、さらに乾燥が進行することに。

こうして、汗をかく夏は、乾燥や肌トラブルが慢性化しやすくなります。その結果、ターンオーバーが乱れ、老化が促進されることになるのです。

汗の弊害を減らすためには

夏の大量の汗はかいて当然ですが、かいた後のケアが大切になります。

こまめに拭き取る

角質層の水浸し状態を避けるために、汗をかいたら早めに洗い流すか、拭き取るなどし、汗をそのまま放置しないことが肝心です。洗い流した後はタオルで水分をしっかり拭き取り、保湿ケアを忘れずに行いましょう。メイクをしている場合は、タオルやハンカチで「こまめに」拭き取ります。この時、汗でふやけた角質が剥がれないよう、こすらずに軽く抑える感じで吸い取ってくださいね。

皮脂膜の強化

角質層の表面を覆う皮脂膜は、外部の刺激や乾燥から肌を守るほかに、過剰な汗をはじいて流す働きがあります。皮脂膜がしっかりあれば、角質層が汗でふやけるのを防いでくれるのです。汗をかく季節は、ベタつきを嫌って乳液やクリームは省きがち。しかし、皮脂分泌は歳とともに減少するため、適度な油分補給で皮脂膜を強化することも大切です。

ウォータープルーフが肌を老化させる

汗には、暑い時などに出る汗のほかに、出ている自覚がない「不感蒸泄(不感蒸散)の汗」があります。暑くてかく汗は、上記のように大量になると肌に悪い作用をもたらします。一方、不感蒸泄の汗は、肌の潤いの元になる汗で、肌にとって必要不可欠なものです。

不感蒸泄の汗の重要性

不感蒸泄の汗は、夏でも冬でも絶えず汗腺から分泌されています。分泌された汗は角質層に水分が吸収され、その水分が角質層内の細胞間脂質や天然保湿因子に蓄えられます。肌が潤い、柔らかく滑らかな状態を保つことができるのは、このように、不感蒸泄の汗と、この汗を角質層が吸収するという仕組みがあるからです。ところが、この仕組みを阻害するのが、ウォータープルーフの化粧品なのです。

ウォータープルーフの弊害

化粧品に使われるウォータープルーフという言葉は、汗や水で流れない、耐水機能に優れた商品のことを指しています。ウォータープルーフは、化粧崩れしにくく、メイク直しの手間がいらないことから、今では日焼け止めやファンデーションになくてはならないものになっています。しかし、その魅力的な特性が、乾燥しやすい肌を作り、肌老化を促進していることは、なかなか自覚されていません。

・角質層の潤いを奪う
ウォータープルーフの化粧品には、水をはじく撥水性の高いシリコン成分が使用されています。肌に塗ると、シリコンは肌にピッタリ密着します。そのため、角質層が本来必要な汗の水分を吸収することができなくなり、肌は徐々に乾燥していくのです。

・クレンジング時のダメージ
密着性の高いシリコン成分は、落とすには洗浄力の強いクレンジングが必要です。強い洗浄力は、肌の皮脂や潤いも一緒に落とすため、ここでも乾燥を招くことになってしまいます。

ウォータープルーフの弊害を減らすためには

肌に悪いとはいえ、紫外線と汗の季節には、ウォータープルーフの化粧品は必需品です。日焼け止めやファンデーションが汗や皮脂で流れてしまっては、肌老化の最大要因の紫外線から、肌を守ることができなくなるからです。そこで私たちがすべきことは、ウォータープルーフの成分を肌に乗せている時間を減らし、ウォータープルーフのダメージを最小限に留めることです。

・日常的に使わない
ウォータープルーフは、メイクの持ちの良さやサラリとした感触が魅力となり、夏だけでなく1年中使用する人も多くなっています。しかし、使う時間や頻度が増えれば、その分肌に与えるダメージも増えていくのです。紫外線が最も強いのは、春から夏、そして1日の中では午前10時~午後2時です。ウォータープルーフのメイクは、この時間帯の外出時や屋外レジャー、スポーツ時だけにし、普段はできるだけナチュラルメイクを心がけましょう。要は、紫外線の強い時はウォータープルーフでしっかり肌を守り、そうでない時は肌の健康を優先するメイクを心がける、ということです。

・クレンジングは素早く
ウォータープルーフのメイクは、なるべく早く、完全に取り除いて、肌を解放してやることが大切です。そのためにクレンジングは欠かせないものですが、その洗浄力と、こするという刺激が肌にとっては大きなダメージ。改めて言うまでもないことですが、クレンジングはこすらず優しく、そしてスピーディーに落とすことが肝心なのです。洗い流す時も32~33℃の低温のぬるま湯を使い、肌を乾燥させないようにしましょう。

・保湿をしっかり
クレンジングや洗顔後の肌は、皮脂や潤い成分が流出し、1日のうちでも最も乾燥気味になっています。セラミド入りの化粧水や美容液で失われた潤い成分を補給し、乳液やクリームを薄く伸ばして皮脂膜を補強するなど、正しい保湿ケアが大切です。

まとめ

水仕事は残念ながらネイルの大敵です。長持ちさせるためにもゴム手袋を着用するのがおすすめです。水仕事後は保湿ケアを忘れずに行ってくださいね。そしてウォータープルーフも汗も、肌を守るためには必要なものです。しかし、気をつけないと、肌を乾燥させて老化を招くものでもあります。冬になって肌がやたらとカサつき出すのは、空気の乾燥のせいではなく、実は夏の間中つけていたウォータープルーフに原因があるのかもしれません。ウォータープルーフの困った点は、その弊害が、1日単位、1週間単位で分かるものではないこと。そして、つけている時は見映えのよい肌を演出してくれるので、その裏で乾燥が進んでいるなど思いもよらず、つい日常的に使い続けてしまうことです。夏も冬も乾燥知らずの肌を保つことが、老化しない肌の必須要件。ウォータープルーフのメリットとデメリットをきちんと理解し、さっそく今日から、面倒くさがらずにメリハリをつけた使用を心がけましょう。







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