ネイリストの男性の割合は?メンズネイリストの現状となるための方法を紹介 | ネイル女子

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ネイルは今や、性別や年齢を問わず、様々な人が楽しめるものになりました。
さらにジェルネイルの普及率の高さや、繊細なネイルアートが楽しめるのは、日本ならではの文化と言えます。
そんな独自の発展遂げた日本のネイル業界ですが、ネイリストとして働く人の中には、女性だけでなく男性もいるのはご存知ですか?

ネイリストという職業について詳しくない方からすると、意外に思えるかもしれません。
男性のネイリストの中には、開業されている方や、ネイルの講師をしている方、有名ネイリストとしてInstagramのフォロワーが5万人以上いる方など、活躍の幅も非常に広いです。

では、ネイリストで男性の割合はどのくらいなのでしょうか。
今回は、ネイリストで男性が働いている割合や、男性でネイリストになる方法をご紹介してまいります。

ネイリストになる男性の割合は?

腕時計をした腕

まず、ネイリストになる男性の割合は、年々増えている傾向にありますが、まだまだ少ないのが現状です。
筆者は数年前に店舗や在籍ネイリストの多い、チェーン店のネイルサロンで働いていましたが、同僚として働く男性ネイリストは2人しかいませんでした。

実際にはもっと多く在籍していたのかもしれませんが、50店舗程あるチェーン店でその規模ということは、小規模サロンや個人経営のネイルサロンでは、男性ネイリストの在籍数はさらに少ないのではないでしょうか。

男性ネイリストは増えている

現在、男性ネイリストの割合は、女性に比べて非常に少ないか、在籍していないことがほとんどです。
それはメインターゲットが女性である以上仕方がないことなのかもしれません。
しかし男性でネイリストを目指している人や、異業種からネイリストに転職して活躍している人がいないわけではありません。
それは、近年ジェルネイルやマニキュア、ネイルケアを楽しんだり、アートを作成する男性が増えていることに関係しているようです。

例えば筆者は、おしゃれとしてのジェルネイルが好きな美容師の方を施術したことがありますし、大学生でネイルアートが好きという男性のお客さんもいました。
また、ネイルケアを身だしなみの一貫として考えるサラリーマンも増えています。

爪や手元がきれいに整えられていると、取引先のお客さんへの印象が良くなったり、周囲の女性から爪がきれいと褒められる「モテ要素」になるのも、男性がネイルケアをする理由になるようです。

ネイルは音楽やスポーツにおいても大切

野球の球を持った後ろ姿

ネイルはおしゃれや身だしなみのためだけではありません。
たとえば、クラシックギターなどの楽器を爪弾きする弦楽器奏者は、爪を整えたり、補強している人が多いのはご存知ですか?

爪弾きはどうしても爪がすり減ってしまうので、欠けたり割れたりしやすいのです。
そのため、強化用のベースコートや、グラスネイルという弦楽器奏者向けのコーティング用品が販売されています。もちろんジェルネイルやマニキュアでコーティングする方も多くいます。

また、スポーツにおいても爪のお手入れは重要視されています。
例えば、野球でピッチャーを務める選手は、ネイルケアと爪の補強をしている人が多いそうです。
これは人の体が物を掴んだり、握ったりする時に指だけでなく爪も使っているからです。
爪が弱かったり、怪我をしていたり、欠けていたりすると、いつもどおりの力で投げることができなくなってしまいます。

またバレーボールの選手は、トスを上げるときに爪が邪魔をしないように、ネイルケアをして長さの調節をしています。
そしてサッカーや陸上の選手は、走ったり踏ん張る力を維持するために、足の爪をケアしています。
間違った爪切りで巻き爪になってしまうと、走るときに痛みが出て、パフォーマンスが下がることもあるためです。

このように、ネイルは性別や年齢に関わらず、様々な業種の人を支えています。
男性ネイリストが増えれば、「爪のケアやネイルアートをしたいけど、女性ばかりのネイルサロンに行くのはなんだか恥ずかしい・・・」と考える方にも、しっかり寄り添えるのではないでしょうか。

男性がネイリストになるには

ネイル施術をしている様子

ネイリストとして働いている男性の割合はまだまだ少ない昨今ですが、この記事を読んでいる方の中には、ネイリストという仕事に興味がある男性もいるのではないでしょうか。

では、男性がネイリストになるにはどのような方法があるのかというと、女性がネイリストになる方法と変わらないのでご安心ください。
主に近年のネイリストは「ネイルスクールや専門学校に通う」もしくは「未経験でも働けるネイルサロンに就職する」という方がほとんどです。

ネイリストはすぐにでもなれる?

まず、日本のサロンで主流となっているジェルネイルは、ジェルネイルの液や筆、ライトなど様々な道具が必要です。
しかしこれらの道具は、近年のセルフネイルの普及により、ネットショップやリアルショップですぐに手に入ります。
またネイリストは美容師やアイリストのように国家資格が必要なものではないので、なろうと思えばすぐにでもネイリストを名乗れます。

しかしお客さんに合った適切な施術をしないと、爪や皮膚を傷つけたり、きれいに仕上がらずネイルがすぐに剥がれてしまいます。
ネイリストになるには、爪や皮膚に関する知識、道具の正しい使い方、テクニックなどを学ばなくてはなりません。
それらを基礎から学べるのが、ネイルスクールや専門学校です。

ネイルスクールや専門学校でネイル、美容のスペシャリストになる

いざネイルのことを学ぼうと思っても、なにから始めればいいのかわからないですよね。
そんな方はネイルスクールや専門学校に通うのがおすすめです。

ネイルスクールでは、ネイル検定やジェルネイル検定の取得のための知識を学んだり、ネイルケア、カラーリング、アートのやり方などを学びます。ネイルスクールは全国各地にあり、スクールの規模やかかる費用もかなり幅があります。

そしてコース内容もスクールによって様々です。ネイル初心者で検定を取得したい人向けのコースはもちろん、ネイリストとしてすでに働いている人がスキルアップするためのコースや、開業支援コース、セルフネイルを楽しむためのコースなどもあります。

そして専門学校は、学校法人が運営する美容専門学校のことを指します。
ネイリストだけでなく、美容師やヘアメイク、スタイリストになりたい人も通っており、授業で学びながら国家試験や検定試験を取得し、卒業後はネイルサロンや美容室で就職する方がほとんどです。

ネイルだけでなく美容業界に興味がある方や、美容師資格も取得したい方、就職までしっかりサポートしてほしいという方は、美容専門学校がおすすめです。

未経験でも採用しているネイルサロンで働く

ネイルサロンは、サロン勤務経験者や検定取得者、スクール・専門学校卒業生を優遇して採用しているところが多いです。
しかし未経験者も採用しているネイルサロンはあります。

例えば、チェーン展開しているような規模の大きなネイルサロンでは、研修が1~2ヶ月ほどあり、技術面から接客までしっかり学び、ジュニアネイリストとしてスタートし、するという制度があります。
またネイルサロンによっては、アシスタントからスタートして、先輩の技術や接客を学びながらジュニアネイリストになるという人もいます。

スクールや専門学校は、ネイルの知識や技術を幅広く学びますが、ネイルサロンの研修は、そのサロンで必要な技術や接客を、短時間でしっかり習得する必要があります。

美容業界は女性がメインターゲットとはいえ、男性でも美容を楽しんでいる方はたくさんいます。
またネイルはとても小さなキャンバスに絵を描くような繊細さが必要とされます。
手先が器用な人や、アーティスティックなセンスを持つ人、デザインやカラーの組み合わせを考えるのが好きな人なら、男女問わず活躍できる職業なのです。

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