爪を噛む癖をやめる方法は？クセがでる原因と今日からできる対策方を紹介

誰にでも人に言えない爪の悩みはあると思います。特に爪を噛む癖がある人は、自分で良くないと思いながらも無意識に噛んでいるので、直すのはなかなか大変です。しかも大人になっても噛み癖が直らないことを、人には言いにくく、こっそり一人で悩んでいる人が多いです。

今回は「人には言えないけど実は爪を噛む癖が直らない・・・」そんな人のお悩みを解決すべく、爪を噛んでしまう原因や爪を噛む癖を直す方法をご紹介します。

爪を噛んでしまう原因

爪を噛む原因として考えられるのは、

など、様々な要因が挙げられます。

特に爪を噛んでしまう原因としてまず挙げられるのが「ストレス」。
ストレスと聞くとイライラするイメージが強いですが、緊張している時や不安になった時、集中している時や退屈な時なども人はストレスを感じます。

爪を噛むことは心理的な影響が大きく、不安定になった精神を安定させようと、無意識にとった行動であることが多いです。

爪を噛んでしまう人の特徴

爪を噛んでしまう人には共通の特徴があると言われています。

■ストレス(イライラ)をうまく発散することができない

気持ちのコントロールが苦手で爪を噛むことでストレスを紛らわせている場合があります。

■人よりデリケートで傷つきやすい

デリケートな人は不安なことがあっても自分の中で解決しようとすることが多く、結果、爪を噛むこと(＝自分を傷つけること)で心の安定を保つ場合があります。

■生活習慣病になっている

何もしない時間が苦手で何かしていないとソワソワしてしまう人が、手持ち無沙汰で爪を噛みはじめた場合、用もないのにスマホをつい見てしまうように、無意識に「暇な時間は爪を噛んで過ごす」と習慣付いてしまっていることがあります。

爪を噛むのは身体に良くない？

爪噛みは病気ではなく、一種の癖のようなものです。
行為自体は直接的に身体に悪いわけではありませんが、指先に付着した雑菌が口から体内に入り感染症を起こしたり、爪周りの皮膚が傷つくおそれがあります。
また、噛むことで爪先がガタガタになり、爪の変形や深爪になってしまう可能性も。
深爪の場合痛みを伴うこともあるため、爪噛みはできるだけ改善した方が良いでしょう。
すでに炎症が起こっているなら、皮膚科で治療を受けてくださいね。

爪を噛むのをやめた方がいい理由

気持ちの安定が保てるなら爪を噛む癖が治らないのは仕方のないことですし、無理に直さなくてもいいのではないでしょうか。

ではなぜ「治したい」「治した方が良い」と言う人が多いのか、その理由をお伝えします。

以上のことが考えられます。

爪を噛む癖を治すための効果的な対策方法

爪を噛む癖は無意識に出てしまうので、自分の意思で止めるのはなかなか難しいです。
そのため、物理的に爪を噛めなくしたり、噛むと不快に感じるような味がするようにするなどして、
無意識に口元に指(爪)を持っていっていることに、まずは自分で気が付くようにすることが大切です。

これから紹介する対策方法をコツコツ続けることで、少しずつ無意識にやっていた「癖」に気が付くことができるようになります。

では、今日からすぐにできる「爪を噛む癖をやめるための対策方法」をお伝えします。

噛み癖を自覚することが大切

まずは「自分は爪を噛む癖がある」ことを自覚するのが大切です。
自覚がないと、噛み癖をやめるための行動には至りません。

頻度は人により様々ですが、たまにでも行ってしまう方は、すでに噛み癖がついている状態と言えます。
「滅多にしないから大丈夫」ではなく、少しでも思い当たるなら噛み癖があると認識し、できる対策から始めてみましょう。

爪を噛んでしまうタイミングを見つける

まず、自分がどういった時、何をきっかけに爪を噛んでいるかを把握しましょう。

多くの方は無意識に爪を噛んでおり、気付いたら深爪になっている場合がほとんど。
お風呂上がり、テレビを見ている時、ベッドの中など、どの場所とタイミングで噛んでいるかを把握できれば、その時に注意の意識を高めることができますよね。
注意の意識が高まれば無意識に爪を噛む癖への予防に繋がるため、まずはタイミングを見つけてください。

ストレスを解消する

噛み癖は、ストレスが原因で引き起こされることが多いです。
「爪を噛むと精神的な落ち着きを得られる」「爪噛みに集中することで嫌な思考から一時的に逃れられる」などの理由で、精神を安定させるために無意識に行っている方もいます。

イライラや不安など、ストレスを多く感じている方は、まずはその原因であるストレスを発散させるようにしてください。

綺麗にネイルをする

爪噛みへの効果的な対策として、綺麗にネイルをすることもおすすめです。
ネイルをしていると『この綺麗な指先を保ちたい』という意識が生まれます。
その意識があると自然と指先を丁寧に扱うようになり、結果的に爪噛みを抑えられる可能性があります。

また、ジェルネイルやスカルプだと爪に厚みが出るので、物理的に爪を噛み切れなくなり、爪を噛むことを防止できます。
ネイルをすることは噛む抑止力になると同時に、コンプレックスになりがちな深爪の手元を美しく見せられるメリットもあります。

綺麗にネイルをする

ジェルネイルをすると、爪に厚みが出るので物理的に噛めなくなります。
また、艶感と美しさで手元が見違えるように綺麗になるので、「この状態を保ちたい」と爪を噛むことを抑制する効果も期待できます。

「補強＋見た目の美しさ」を得ながらできる対策として、非常に有効な方法と言えるでしょう。

爪は短くしておく

噛み癖で深爪になっている方は、爪先の白い部分が少しでも伸びていると噛んでしまうことが多いです。
予防するには、爪を常に短く整えておくのがおすすめ。
こまめにやすりで整え、爪が気にならないようにしておきましょう。

絆創膏で爪を覆っておく

絆創膏で爪を覆うと、爪が直接噛めなくなります。
爪を噛む行動までに何かしら障壁があると抑制になるので、ジェルやマニキュアができない方におすすめです。

手作業を増やす

指先を使った細かい作業は、やり始めるとと集中してあっという間に時間が過ぎてしまった、なんてことがありますよね。
爪を噛む時は一人でボーっとしている時に行われることが多いので、手作業を増やし意識を他のことに集中させると、爪を噛むことを忘れられるかもしれません。

ガムや飴などを食べる

爪を噛みそうになったら、ガムや飴で口を寂しくさせないのも効果的です。
飴を舐めたり、ガムを噛む行為に集中していると、その間は爪を噛むことに意識がいきづらくなります。
ただ、仕事中や体重が気になる方など、できない方もいるでしょうから、その時は飲み物で口を潤わせるなどの方法が良いかもしれません。

口に入ると不快に感じるマニキュアを選ぶ

深爪改善グッズとして、噛むと苦いマニキュアのような商品もあります。
噛んで不快感を感じると、身体は無意識に拒否反応を起こし、爪を噛まなくなることが期待できます。

注意点として、このタイプのアイテムは噛んで万が一口に入っても安全なように作られています。
通常のマニキュアを代替品として使うことは​でき​ないので、気をつけましょう。

手袋をする

手袋をするのも効果的です。
爪を噛む時、手袋という障害があると噛む行為そのものをしにくくなります。
常につけておくのは難しいですが、顔のシートマスクのように『保湿クリームを塗って集中ケアをする』ようなイメージで保湿剤を塗って手袋を使うと、手全体のケアもできるのでおすすめです。

爪やすりを常備する

爪を噛む方は、白い部分が少しでも伸びると噛んでしまうことが多いです。
また、爪先がガタガタしていても気になってしまい、爪噛み行為に至ってしまいます。
気になった時にすぐ整えられるよう、爪やすりを常備しておくのもおすすめです。

専門家に相談する

ネイリストや皮膚科医など、専門家に相談するのも一つの方法です。
最近のネイルサロンは自爪育成に力を入れている店舗も多く、様々な方法をアドバイスしてくれます。

また、噛み癖のある方は指先に炎症が起きていることも多いので、痛みや出血の跡がある方は、ネイルサロンではなく皮膚科で相談すると良いでしょう。

コツコツと続けることが大切

繰り返しになりますが、上記のような対処方法をコツコツと続けることで、少しずつ無意識にやっていた「癖」に自分で気付くことができるようになります。
爪を噛んでしまったことに罪悪感を持つことは全くありません。

大切なのは「自分で癖に気がつくこと」です。
癖を意識できるようになれば、爪の噛み癖が直るのも時間の問題ですよ！

ネイルサロンに行くのもおすすめ

子供の時は気にならなかった爪の噛み癖による深爪やちび爪が、大人になって周りの友達がネイルを楽しんでいるのを見て、急に気になり恥ずかしくなった・・・、そんな人は多いです。

そこでおすすめなのがネイルサロン！
今は誰でも気軽にネイルサロンに行くことができます。

ネイルサロンは、かわいいネイルをするだけでなく、ハンドケアのみ、深爪矯正や育爪ケアなど、様々な目的に合わせて利用することができます。

また、ジェルネイルをしただけでネイルを綺麗に保ちたいという思いが出て爪を噛む癖が収まったという方のお話も聞いたことがあります。

もし自分の爪があまり好きではなかったり、コンプレックスがあったりするなら、悩まずに一度ネイルサロンに相談してみてください。
プロのネイリストが理想の爪に導いてくれるかもしれません。

まとめ

爪噛みは深爪や感染症のおそれもあるため、できるだけ改善して欲しい行動です。ネイルや苦いマニキュアを使用する等の予防策も複数あるので、まずは簡単にできる方法から試してみるのがおすすめ。自分で改善するのが難しい方は、皮膚科や専門家に相談してみましょう。