ジェルネイルで爪が曲がる原因とは?プロが教える対処法と爪を真っ直ぐに見せる方法 | ネイル女子

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ジェルネイルをしていると爪が曲がって巻き爪になってしまう…
こんな症状にお悩みの方もいるのではないでしょうか?

ジェルネイルはフォルムを綺麗に見せたり、厚みをプラスして爪に強度を増すことができます。
しかし爪の状態によっては、ジェルネイルを付けると爪が曲がってしまうことがあるのです。

今回の記事では、ジェルネイルで爪が曲がったり、巻き爪になってしまうのは何故なのか、原因と解決方法を解説します。

また、爪をまっすぐ綺麗に見せるフォルムの作り方や、爪の整え方もご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

ジェルネイルで爪が曲がる原因

ジェルネイルを付けている手元

ジェルネイルを付けていると爪が曲がる、ぐにゃっとなるのは、以下のような原因があるかもしれません。

  • 自爪が薄くて柔らかい
  • 巻き爪になっている
  • 反り爪になっている
  • ジェルの厚みが薄い
  • 爪がふやけている状態

特に女性はもともと自爪が薄く柔らかい傾向にあります。
そこにジェルネイルや乾燥によるダメージが加わると、爪はさらに薄くなり脆い状態に・・・

他にも、本来の爪の生え方が上に沿っている「反り爪」は、ジェルネイルを付けることでさらに反りが目立つこともあります。

ジェルで爪が曲がらない対策を解説

ピンクベージュのヌーディーなワンカラーネイル

ジェルネイルを付けると爪が曲がってしまうのを防ぐには、ジェルの付け方の見直しと、ネイルケアの徹底がおすすめです!
以下で1つずつ解説していきますね。

爪の形は「スクエアオフ」または「ラウンド」

爪の形は四角く、角を丸くした「スクエアオフ」か、丸い形の「ラウンド」がおすすめです。

爪の先端が尖っている「ポイント」や先細りになっている「オーバル」「バレリーナ」などの形は、日常生活で爪に負担がかかりやすい傾向にあります。
ぐにっと曲がったり、ジェルを付けたのに強度がイマイチになることもあるので、爪に負荷がかかりにくい「スクエアオフ」や「ラウンド」の形に整えてみましょう。

爪の長さはショートがおすすめ

爪の長さは短めの「ショートネイル」にすると、爪も曲がりにくいです。

爪は長く伸ばしていると爪先が曲がってしまったり、形が反りやすくなります。
また、ストレスポイントという部分から亀裂が入りやすいので、ショートネイルにして負荷を軽減してみてはいかがでしょうか。

適切な厚みでジェルを仕上げる

ジェルネイルは分厚すぎる仕上がりも、薄すぎる仕上がりもNGです。
適切な厚みはクレジットカードやキャッシュカードなどの厚みである1ミリ前後を目指しましょう。

ジェルネイルは厚めに塗ったからといって、持ちが良くなるわけではありません。
適切な厚みに仕上げることで、衝撃にも強く、爪が折れたり欠けたりするのを防ぐことができます。

イメージとしてはクレジットカードやキャッシュカードなどの厚みがベスト。
ジェルネイルは基本的にベースジェル・カラージェルを2度塗り・トップジェルの合計4層で完成するので、それらの厚みを考慮しながら塗っていきましょう。

爪の状態に合うジェルを使う

ジェルネイルは主にソフトジェルとハードジェルの2種類があります。
自分の爪や希望の仕上がりに合うジェルを使うことで、爪が曲がるのを防ぐことができます。

爪が薄い・柔らかいと感じる方は、「ソフトジェル」を使うのがおすすめです。

ソフトジェルは多くのネイルサロンやセルフネイルで使われているジェルネイルのことで、「ジェルネイルリムーバーで溶かしてオフができる」「仕上がりが柔らかいので爪に合わせてしなる」といった特徴があります。

ジェルネイル初心者やセルフネイル初心者でも扱いやすいので、まずはソフトジェルを使ってみてはいかがでしょうか?

そして反り爪の人や、極端に爪が薄い方は「ハードジェル」を使うのがおすすめ。

ハードジェルはソフトジェルよりも強度が高いので、反り爪の形を整えたり、爪の保護に向いています。
また、極端に薄い爪はハードジェルのコーティングによってしっかり保護できます。

ただし、ハードジェルはジェルネイルリムーバーで溶かしてオフができず、全て削り落としてオフする必要があります。
現実的にはネイルマシンなどを使わないとオフがとても大変です。
オフによる爪への負担も気になるので、ネイルサロンでネイリストによる施術を受けたり、フィルインという付け替えで利用するのがよいでしょう。

保湿ケアを欠かさない

爪は乾燥していると脆くなり、二枚爪になりやすかったり、亀裂が入りやすくなります。
結果的に弱い状態の爪になってしまうので、毎日保湿ケアをするようにしましょう。

ネイルオイルを使い、根元の甘皮付近や爪先のハイポニキウム周辺を保湿します。
手を洗った後、お風呂に入った後、水仕事をした後など、こまめに塗るのがおすすめです。

さらにネイルオイルを塗った後にハンドクリームを塗布すると、より保湿効果も高まります。
乾燥が気になる方はぜひ併用を続けてみてくださいね。

指先の扱いに気をつける

ジェルネイルを付けていても、指先に強い負荷や衝撃が加わると爪にダメージを受けてしまいます。
そのため、日常生活で指先や爪に負担がかからないように気をつけましょう。

例えば、シールやペットボトルのラベルを剥がすために爪先を使ったり、缶のプルタブを爪先で開けたりするのはNGです。
ハサミやカッターを使うようにして、爪先を道具にするのはやめましょう。

日常のちょっとした動作にも気を使うことで、綺麗な爪の状態を維持しやすくなります。

曲がった爪をネイルでまっすぐに見せるには?

綺麗にケアされた状態の自爪のアップ

自分の手を見た時に爪が曲がって生えている指があり、気にしている人は意外と多いです。

ネイルサロンでネイルをすれば、プロのネイリストが爪の生えている角度も考えて施術してくれるので気にすることはありません。

ここではプロのネイリストが曲がった爪を真っ直ぐに見せるために行っている、セルフでも取り入れて欲しいポイントをご紹介します。

ネイルをキレイに見せるポイントとして最低限押さえておきたいのは、以下の4つです。

・ツヤ感
・爪先の形を揃える
・キューティクルラインはガタつかせない
・指に対して爪は真っ直ぐの向きにする

ツヤ感や爪先の形、キューティクルラインについてはネイルをする上での基本なので、セルフでも何度かやっていくうちに上手くなっていきます。

4つのポイントの中でイメージしにくいのが「指に対して爪を真っ直ぐにする」です。
ツヤや形、ライン取りのように、誰が見てもすぐに上手下手がわかるものとは違い、ジェルネイルの爪の曲がりの有無に関しては自己満足に近いかもしれません。

と言うのも、指先や手元は常に動いているので、他人からすると爪の曲がり具合は相当注目しない限りわかりにくいからです。

しかし静止画である写真に撮ったりする場合は違いますよね。
特にセルフネイラーは自分でやったネイルの記録を残しておきたいので、写真を撮る人が多いです。
指先に対してネイルが曲がっていると非常に目立ち、気になる方も少なくないようです。

指に対してまっすぐ整える

では、ワンランク上の仕上がりを目指して、指からスッと真っ直ぐに伸びたネイルにするにはどうしたらいいのでしょうか?

気をつけるべきポイントはズバリ、爪の形を整えるファイリングです。

指から爪の先まで、まっすぐ綺麗に整える方法をご紹介します。

  1. 指を真っ直ぐに伸ばして、指の根元から爪先を見て曲がり具合を確認します。
  2. 爪が曲がっている指の付け根から骨に沿って定規を当てましょう。
    ただし、指自体がもともと曲がっている人も多いので、必ず第2関節よりも付け根寄りの位置で、指の中心に当たるところから指先に向かって定規を当てましょう。
  3. 定規を当てることで、指の中心ラインから真っ直ぐに伸びた位置がわかります。
    爪が曲がっている場合は、この指の中心ラインに対して、爪の中心が右に傾いていたり左に傾いていたりします。
  4. 指の中心ラインを延長した部分に、爪先端の中心が来るようにファイリングして削っていきましょう。
    左右非対称という点では不格好になりますが、指に対して爪先が綺麗にまっすぐ整うようになります。

このように爪の生えている向きは無視して、指の中心ラインの延長線上に爪の中心がくるようにするのがポイントです。

最初の頃は爪の中心を指の中心ラインに合わせて削ったつもりのでも、まだまだ曲がっている・・・、なんてことは良くあります。

ネイルをするのは爪ですが、プロのネイリストは施術をする際に手と指全体を見ています。
ネイルの仕上がりだけでなく、手全体を意識しながら施術しているのです。

セルフでネイルをする時も爪にばかり集中しないで、途中で手を遠くに伸ばして手全体を見るようにしましょう。
爪の曲がり具合が客観視できるので、修正しやすくなります。

巻き爪に注意

巻き爪が気になる足元のアップ

ヒールが高い靴や、サイズの合わない靴を履いていると、歩いているうちに足全体がつま先方向へ動いてしまい、足の爪に負担がかかります。
その結果巻き爪になって、足の爪に靴や物がふれるたび激痛が走るといった症状が出てしまうかもしれません。

巻き爪は一度なってしまうと自分で直すことは困難です。
まずは先の詰まった靴を履かないようにして、痛みが強くなる前に皮膚科や整形外科を受診しましょう。

皮膚科や整形外科では主にワイヤーを爪に通して力を加える矯正方法や、重度の場合は切開などをして治療していきます。
治療方法によっては保険が適応できるので、受診時に医師に相談するのがおすすめです。

また近年は医療行為をせず、強い力を加えるクリップなどを使って徐々に直していく、巻き爪ケア専門店やネイルサロンが増えています

。強く曲がっている爪をすぐに直すのは難しいですが、痛みからは早い段階で開放されるため「もっと早く直せばよかった」と安心した人も多いようですよ。
気になる方はお店に直接問い合わせてみてくださいね。

まとめ

爪が薄く、弱い状態だとジェルネイルを付けていてもぐにゃっと曲がってしまったり、爪の形が極端に湾曲したり、巻き爪になることもあります。
まずは自分の爪に合うジェルネイルはソフトジェルなのか、ハードジェルなのか知ることが大切です。

スクエアオフやラウンドに爪の形を整える、長さも短めにするなど、施術面で要点を押さえれば爪が曲がらないようにできます。
保湿のネイルケアも合わせて行い、綺麗な爪をキープしていきましょう。

そして、爪の生え方は人それぞれ異なります。
ネイルをする際、どこかの指の爪が曲がって生えていても気にすることはありません。

爪を削る時のポイントをしっかりと押さえていれば、ネイルは真っ直ぐに仕上げることができます。
そして巻き爪に悩まされている方は、ネイルサロンでも巻き爪のケアメニューを取り扱っているところが増えているので、ぜひネイリストに相談してみてください。

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