ネイルチップをオーダーメイドすることができるのをご存知ですか?ネイルチップは自爪につけるだけで普段ネイルができない人でも、ジェルネイルのような凝ったアートやスカルプのようなロングネイルが楽しめるアイテムです。最近はドラッグストアなどでいろいろなデザインされたネイルチップが販売されています。しかし、サイズが合わず装着時の見た目に違和感が出てしまったり好みのカラーのものがなかったり、希望通りのネイルチップがあるとは限りません。それに、ウェディングや成人式のような特別な日のネイルは、もっとオリジナリティ溢れるデザインや似合うカラーにしたいですよね。そんなときにおすすめなのがオーダーメイドのネイルチップです。今回はネイルチップのオーダーの仕方やその際の注意点をご紹介します。また、顔の印象を左右する口紅はメイクの必須アイテムですよね。敏感肌の方は、毎日使う口紅で唇が荒れてしまうこともあるようです。敏感肌さんが避けたほうがよい成分や綺麗なリップの塗り方なども合わせてお話します。
どんな時にネイルチップをオーダーする?
最近は、ドラッグストアやバラエティショップでもネイルチップは販売されており、リーズナブルな価格でシンプル系~トレンドのニュアンスまで多種多様なデザインのネイルチップがあります。では、ネイルチップをオーダーするのはどのような時が多いのでしょうか。ネイルチップのメリットは1日だけつけることができることです。そのため、普段ネイルをできない人がウェディングや成人式、卒業式、イベントなどの特別な日に合わせてネイルチップを注文することが多いです。また、ネイルチップはジェルネイルと違い、アートが綺麗な状態で外せるので、記念として飾ったり保管したりすることができます。
●ネイルチップをオーダーメイドする魅力
・自分の爪にぴったりのサイズ・長さで作れる
・オリジナルのデザインにできる
・繰り返し使える、記念として保管できる
どこでオーダーメイドのネイルチップを注文できる?
では、オーダーメイドのネイルチップはどのようなところで注文できるのでしょうか。主な注文できる場所とそれぞれの特徴、オーダーの仕方についてご説明します。
●ネイルチップをオーダーできるところ
・ネイルサロン
オーダーチップのメニューがあるサロンで注文可能です。作成時間は1~2週間程度のところが多く、作成のためにまず来店し、爪の大きさの計測やデザインの相談をします。豊富なカラーやパーツから選ぶことができる点と、お店によっては3Dパーツも作成してくれるのが魅力です。
・ネットショップやハンドメイド作品の通販サイト
「BASE」や「Creema」「minne」などのネットショップやハンドメイド作品の通販サイトには、ネイルチップを作成する方が多くいます。1からデザインをお願いするフルオーダーより、サイズやカラーの変更が可能なセミオーダーの場合が多いです。天然石などの特殊なパーツを使ったこだわりのアートを楽しめます。
・InstagramやTwitter
多くのネイリストがInstagramでお客様ネイルやサンプルデザインを掲載しています。中には、オーダーメイドのネイルチップ作成を受け付けているネイリストもいますので、プロフィール欄やストーリーズのアーカイブで注文方法を確認し、依頼するようにしましょう。痛ネイルやキャラネイルを専門にしているネイリストなど得意なアートがわかりやすいです。
●ネイルチップのオーダーの仕方で大切なこと
・自爪のサイズを測る
メジャーや定規で縦の長さ、横幅を測ります。ネイルチップは爪のカーブも合わせることでつけ心地と装着時の見た目により良くなります。ネットでの注文の際は、サイズ確認用のチップをまず送ってくれることもあるので、利用するとぴったりのサイズで作成できます。
・デザインを伝える
参考にできる画像をInstagramやネットで検索して用意しましょう。キャラクターを描いたりモチーフに取り入れたりしたい場合には、やはり画像が数枚あるとネイリストがデザインしやすいです。カラーやパーツに明確なこだわりがある場合は、事前にきちんと伝えるようにしてくださいね。
・完成までの期間を確認する
作成にかかる時間は注文先によってさまざまです。ネイルサロンであれば完成後すぐに自分で受け取りに行けますが、ネット注文の場合は配送期間も考慮して注文するようにしましょう。
オーダーメイドのネイルチップで特別な日を楽しもう
今回は、ネイルチップのオーダーの仕方や注意点についてご紹介しました。オーダーメイドのネイルチップなら、普段ジェルネイルができない人や爪を長く伸ばせない人でもオリジナルのデザインや美しいフォルムのネイルを楽しむことができます。特別な日はお気に入りのネイルチップをつけて忘れられない時間を過ごしたいですね。
魅力的な唇に♪敏感肌に『やさしい口紅』と『リップケア』
唇を美しく彩る『口紅』。口紅をぬるだけで、顔の印象を色っぽく、女性らしくできますよね。しかし、敏感肌さんの場合、口紅によって『唇荒れ』を起こしやすいのが事実。「口紅を使いたい…」「仕事上、口紅をぬらなきゃいけない…」そんな敏感肌さんは、一体どうすればいいのでしょうか。
もともと弱い『唇の構造』
唇が赤く腫れてしまったり皮が剥けてしまったりブツブツができてしまったり……。口紅によって唇荒れを起こしたことがある敏感肌さんは、意外と多いようです。一体なぜなのでしょうか。その理由は、唇の構造にありました。
●唇の構造
私たちの肌の大部分には『細胞間脂質(セラミドなど)』と『皮脂膜』があります。細胞間脂質は肌内部の潤いをキープし、『皮脂膜』は肌の外側を覆い、肌水分が過剰に蒸発するのを防ぎます。しかし唇には、少量の細胞間脂質しかなく皮脂膜もありません。そのため唇は乾燥しがちです。さらに唇は、外部刺激から肌を守る『角質層(バリア機能)』が薄く、紫外線や花粉などの外部刺激を受けやすい状態です。このように唇は構造上、他の皮膚より弱く繊細なのです。
敏感肌さんが避けたい『口紅の成分』
敏感肌さんの場合、口紅自体に含まれる成分に強く反応してしまい、唇荒れを起こすことがあります。タール系色素・合成界面活性剤・合成ポリマー・紫外線吸収剤が、多くの口紅に配合されています。これらの成分が敏感肌さんの唇を刺激し、結果として唇荒れを引き起こします。また、唇荒れがとくにひどい敏感肌さんは、『ラメ』が配合されている口紅も避けましょう。口紅をぬる際に、ラメが唇をこすり、唇の薄い角質層を傷つけるからです。上にある成分を配合していない口紅を探しましょう。
敏感肌さんが選ぶべき口紅とは?
唇荒れを引き起こす成分を避け、さらに以下のことにも気を使いたいところ…♪ 敏感肌さんの唇に、ベストな口紅を見つけましょう。
●敏感肌さんが選びたい口紅
・石鹸で落とせる
口紅を落とすために、合成界面活性剤を配合している、強いクレンジングを使う人がいます。しかしこの方法は、肌や唇に強い刺激を与えることがあるので、敏感肌さんはNGです。石鹸で落とせる口紅であれば、強力なクレンジングは必要なく、やさしく完全にオフができます。
・保湿効果
構造上乾燥しやすい唇。メイク中も保湿を心がけ、乾燥から唇を守りましょう。
・紫外線対策ができる
シミやくすみを防ぐために、紫外線対策ができる口紅を選びましょう。ただし、肌を刺激する『紫外線吸収剤』不使用のものを選びましょう。例えば、酸化チタンや酸化鉄などの『紫外線散乱剤』は、肌荒れを起こしにくく、やさしく紫外線対策ができます。
●口紅以外のリップメイク
口紅と一緒にぬると、さらに魅力的な唇になれるアイテムがあります。
・リップグロス
うるつや唇をつくりたいときに使います。透明感重視のメイクがしたい場合や、口紅のギトつきが苦手な人は、リップグロスのみで仕上げましょう。唇を乾燥から守るため、口紅と同様、保湿効果のあるものを選びましょう。
・リップクリーム
ケア効果の高いリップクリームは、現在、色付きのものも多数販売されています。唇荒れが酷い場合は、リップクリームのみで仕上げるのもありです。荒れている唇の治療を目的とする場合は、『医薬品』のリップクリームを選びましょう。
これら2つのアイテムは、各1本は持っていたいアイテムです♪(※リップグロス・リップクリームにも、紫外線吸収剤・合成ポリマー・合成界面活性剤・タール系色素が配合されていることがあります。注意しましょう)。
キレイにぬれる『口紅のぬり方』
ぬり方一つで、唇の印象を変えることができる口紅。ここでは、おすすめの『口紅のぬり方』を2種類ご紹介いたします。自分にあったぬり方で、唇をさらにキレイにみせましょう。
●指で口紅をぬる方法
口紅をやさしくぬることができます。ふんわり、自然な色づきです。
1.リップクリームを口紅下地としてぬります
2.小指に、口紅を多めにのせます
3.唇の中央から外側へ、ぽんぽんとのせていきます
4.最後に指で唇全体を軽くなぞり、なじませます
●ブラシで口紅をぬる方法
落ちにくく、綺麗に仕上がります。
1.リップクリームを口紅下地としてぬります
2.口紅をブラシでとります
3.唇の端・口角から唇の中央に向かって、輪郭を書いていきます
4.輪郭の中を、縦方向に丁寧に塗っていきます
うるつや感が欲しい場合は、リップグロスを口紅の上からぬりましょう。 ぜひ、チャレンジしてみて下さい。
なにをぬっても荒れてしまうときは?
「色んなリップアイテムを試したけど、必ず荒れてしまう……」。そんな人は、白色ワセリンを使い、唇を保湿してあげましょう。小さな子どもも使えるくらい低刺激です。ただし、紫外線の影響を受けやすい成分なので、夜のケアとして使いましょう。
普段からできる『唇荒れ予防』
口紅を美しくぬるために、土台となる唇はきちんとケアしましょう。きちんとケアをすることで、唇はどんどん美しくなりますよ。
・デイケア
リップクリームは必ず持ち歩くようにしましょう。乾燥を感じたら、すぐにリップクリームをぬり、保湿を心がけましょう。
・ナイトケア
用意するものは白色ワセリンとラップ。唇に白色ワセリンをぬった後、ラップをかけ、約8分間放置します。8分間経ちラップを外したら、唇についている白色ワセリンを軽く拭き取ります。たったこれだけです。ナイトケアは、週に1~3回程度でOKです。唇がやわらかくなっているので、お風呂あがりに行うと効果的。ハチミツと白色ワセリンを1:1で混ぜて使用する人もいます。
補足・唇をさらに弱める原因
外部刺激・生活習慣・何気ないクセが、唇をさらに傷つけたり、弱めたりします。詳しくみてみましょう!
●原因1:外部刺激
唇荒れの原因となる、2つの主な外部刺激についてご紹介いたします。
・乾燥
乾燥により、唇の皮は剥けやすくなり、縦ジワも増加してしまいます。
・紫外線
シミやくすみの原因となります。角質層が薄い唇は、紫外線によるダメージも大です。
●原因2:生活習慣
生活習慣により、唇の状態は大きく左右されます。
・ビタミンB2不足
うなぎや納豆、レバーなどに含まれるビタミンB2は細胞の生まれかわり(ターンオーバー)を促します。また、ビタミンB2が不足すると、肌自体(唇を含む)が荒れやすくなります。
・刺激的な食べ物の大量摂取
唇荒れが気になるときは、極端に酸っぱいものや、辛いものなど、唇に刺激を与える食べ物は避けましょう。
・アルコールの過剰摂取
アルコールは体の水分量低下を招きます。それに伴い、唇の水分量も低下してしまい、乾燥してしまいます。
・タバコの吸い過ぎ
タバコに含まれるニコチンで、唇の色はくすんでしまいます。血液の流れが悪くなるからです。
●原因3:クセ
普段何気なくしてしまう『クセ』が唇荒れを起こす原因になります。
・メイクオフがあまい
意外と落としにくい口紅。毎日のオフが不十分で、古い口紅が蓄積されていくと、不衛生な状態に。
・唇を舐める
唇にもともと存在している微量の『油』まで舐めとってしまいます。唇の油は、唇の潤いをキープする役割があります。
・唇を噛む、皮を剥く
唇に大きな刺激を与えます。場合によっては出血してしまうことも。出血すると、治るまでに時間がかかり、キレイな唇から遠ざかってしまいます。
・口呼吸
口呼吸は唇の乾燥を招きます。鼻呼吸を意識しましょう。
・歯磨き粉
歯磨き粉には、唇にとって負担となる刺激物が入っています。そのため、歯磨きの際は唇についた歯磨き粉もきちんと落としましょう
・リップクリームのぬりすぎ
リップクリームは、唇にこすりつけてぬります。そのため、あまり頻繁にぬると、唇をこすりすぎ、唇荒れを引き起こします。
●原因4:アレルギーや病気
以下の場合は、化粧品に頼るのではなく、皮膚科を受診しましょう。
・アレルギー
花粉や大気汚染、金属などに強く反応し、かゆみや赤み、シミなどの症状がでます。
・ヘルペスなどの病気
意外と気づかない人が多い唇の病気。唇荒れが長い期間続いたりあまりにも酷かったりする場合は、病気の可能性があります。
憧れの唇へ……
ぽってりとした、美しい唇はみんなの憧れです。口紅をつけることで、『憧れの唇』へと一気に近づけます。敏感肌さんも、口紅の選び方に気を使い、リップケアをきちんとすれば、安全に口紅をぬることができます。『やさしい口紅』と『荒れのない唇』で、もっと魅力的になりましょう。