爪が割れる原因は栄養不足?食べ物や生活習慣から爪が弱いのを改善! | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

※本サイト内では一部プロモーションが含まれます

爪も肌と同じように、水分を含んでいるときは柔らかくなり、乾燥すると固く白くなります。そのため爪を切るなら爪が柔らかくなるお風呂上がりがおすすめです。しかし爪が弱い人は乾燥し固い状態でも、ちょっとした衝撃で爪が割れやすくなってしまいます。生まれつき爪が弱い、爪が薄い人もいますが、なんらかの原因があって爪が弱くなり、割れやすくなってしまった人もいます。では爪が割れる原因や爪が弱い原因にはいったいどんなものがあるのでしょうか。今回の記事ではそんなお悩みに対して改善方法も合わせてご紹介します。

爪が割れる、爪が弱い原因は何?

そもそも、人間の爪は男性より女性のほうが薄い傾向にあります。とある調査では男性の爪と女性の爪の厚みを比べると、男性は約0.70ミリメートル、女性は約0.40ミリメートルとかなり差があることがわかりました。爪はとても小さな部位なので、0.10ミリメートル程度でもかなり差があります。たしかに男性で爪が弱い、すぐに割れてしまうという人はあまり聞いたことがないです。男性でネイルをしている人も、爪が弱いからネイルをしているという人は少ないようです。平均の厚みからもわかるように、女性は残念ながら生まれつき爪が弱い傾向にあります。そして以下のような要素も爪が割れる、弱い原因になるのでチェックしてみましょう。

栄養不足が原因?

爪は骨と同じようなものと勘違いされやすいのですが、皮膚が角質化し固くなったものです。そのため皮膚と同じくタンパク質によって形成されています。不規則な生活でバランスの良い食事が取れなかったり、ダイエット中により食事制限をしていたりするせいでタンパク質が不足してしまうと、丈夫な爪が生成されず、薄く弱い爪になってしまいます。またタンパク質だけでなく代謝を良くし、エネルギーの元となるビタミンB群、ビタミンAなどが不足してしまうのも注意が必要です。

乾燥が原因?

秋から冬にかけては爪や手が乾燥しやすくなります。手荒れで毎年悩んでいる方は爪も乾燥している可能性が高く、割れる原因になっているかもしれません。ネイルオイルとハンドクリームは出掛ける前と就寝前だけでなく、手を洗ったらその都度つける方がより効果があります。できるだけこまめに回数を多くつけることを意識しましょう。そのためには家では大容量のマニキュアボトルやスポイトタイプ、外出中は持ち運びやすいペンタイプなど、使い分けるのがおすすめです。

マニキュアボトルタイプは容量の多いものがほとんどで、たっぷり使うことができます。自宅用や職場に置いておくものにぴったりです。

持ち運びやすいペンタイプのオイル。5つの保湿成分が含まれており、乾燥した指先や爪がしっとりとうるおいます。

マニキュアを頻繁に塗り替えるのが原因?

マニキュアの持ちは2~7日程度が平均です。マニキュアを塗ってから数日経つと少しずつ欠けたり剥がれたりしてしまいますよね。マニキュアをきれいに保つには塗り替えが必須ですが、塗られているマニキュアを落とすためには除光液を使います。この除光液に基本的に含まれているアセトンという成分は爪を乾燥させてしまうので、頻繁に使うと乾燥がひどくなってしまい、爪がだんだん弱くなってしまいます。

サンディングが必要なジェルが原因?

爪表面をスポンジバッファーで軽く擦ってツヤを消し、ジェルネイルを定着しやすくするタイプのものを繰り返し使用していると爪が薄くなってしまいます。ジェルネイルはつるっとした面には接着しにくく、ざらざらとしたもののほうが付きやすく持ちが良くなります。しかし爪表面をざらざらにするには、爪やすりやスポンジファイルといったものでやすらなくてはいけません。やすりがけを繰り返すと爪にダメージが蓄積してしまいます。

その他の原因

皮膚疾患によって爪が割れやすくなることがあります。爪の下には皮膚があり、その皮膚が黒くなるといった症状は皮膚疾患がおきているせいかもしれないので注意が必要です。また鉄欠乏性貧血の人は爪が弱くなって、割れたり欠けたりしやすくなる可能性が高まります。これらの症状があったり、爪や爪周辺に異変を感じたりしたら、早めに皮膚科や形成外科を受診しましょう。

爪を割れにくくするには?

爪を割れにくくし、丈夫にするには以下のような方法を試してみてください。

食生活の改善

人の体は摂取する食べ物からできているので、食生活の改善は特に重要です。まずは毎日の食事で栄養不足や栄養が偏らないように意識することから始めましょう。前述した丈夫な爪を作る栄養素であるタンパク質、ビタミンA、ビタミンB群の含まれている食品をご紹介するので参考にしてくださいね。

・タンパク質
タンパク質は2種類に分けられ、動物性の物と植物性のものがあります。吸収が早く、必須アミノ酸を多く含むのは動物性で、卵やお肉、お魚などに含まれています。一方ポリフェノールなどが多く含まれているのは植物性で、大豆、ジャガイモ、小麦などに含まれているものを指します。また昨今の筋トレブームにより、タンパク質を摂取できる食品やドリンクがたくさん売られています。動物性か植物性のどちらかを偏って摂取するよりも、どちらもバランス良く取るようにしましょう。食品から摂りにくい場合は、プロテインを飲むのもおすすめです。動物性タンパク質が含まれるのはホエイプロテイン、カゼインプロテインで、植物性タンパク質が含まれるものはソイプロテインです。動物性タンパク質と植物性タンパク質のいいとこ取りをしているプロテインもあるので、試してみてはいかがでしょうか。

流行中のダイエット方法は爪や髪にも効果あり!?
流行しているダイエット方法は様々ありますが、特に近年話題に上がるのがたんぱく質を多く摂取する方法です。人はたんぱく質がたくさん含まれたお肉や魚、大豆などを食べると、コレシストキニンという消化管ホルモンが分泌されはじめます。これにより少量でも満腹感を得ることができるのです。また、たんぱく質は脂肪になりにくく、中性脂肪を分解しやすくする分解酵素を活発にしてくれます。毎日の食事でしっかりたんぱく質を摂ることで、上部な爪が生えやすくなったり、髪にコシやハリが出てくるのです。ちなみにたんぱく質に限らず、何事も食べすぎ、摂りすぎは禁物ですが、ダイエットだからといって食事を摂らないのもNGです。まずはたんぱく質が少なくならないようにバランス良く食事をし、爪や髪の健康も維持できるように過ごしてくださいね。

・ビタミンA
ビタミンAが多く含まれる食材は鶏や豚のレバー、バター、卵などです。またビタミンAを作り出す前段階の物質、プロビタミンAが含まれる食材は人参、トマト、ブロッコリーなど色の濃い緑黄色野菜です。現代ではお肉やお魚、乳製品、卵を食べる機会が多く、さらに人間の体はビタミンAが不足すると、体に蓄積していたプロビタミンAからビタミンAを作り出そうとします。そのため普通に生活をしていればビタミンA不足になることは基本的にありません。ただし気をつけなくてはならないのは、プロビタミンAはたくさん摂取しても健康に問題が出ることはありませんが、ビタミンAは多すぎると体に異常をきたす可能性があるという点です。症状としては頭痛や目眩などがあり、妊婦さんの場合は出生異常を起こす場合もあるそうです。ビタミンAの取り過ぎには注意しましょう。

・ビタミンB群
ビタミンBには「ビタミンB1」「ビタミンB2」「ビタミンB6」「ビタミンB12」「ナイアシン」「パントテン酸」「ビオチン」「葉酸」が含まれています。どれか一つを摂取するだけではしっかりと機能しないため、ビタミンB群としてまとめて摂取することがおすすめです。ビタミンB1、B6は豚肉、B2は豚レバー、B12は鯖、ナイアシンはたらこ、パントテン酸、葉酸は鶏レバー、ビオチンはきのこ類に多く含まれています。ビタミンBは水溶性なので多く摂取したときに尿と一緒に排出されることがあります。過剰になりにくい分、欠乏症にもなりやすいということを覚えておきましょう。パントテン酸やビオチンなど不足しにくいビタミンもありますが、バランス良く摂取するためにサプリメントを活用してみるのもおすすめです。

・鉄分、亜鉛
鉄分と亜鉛も健康な爪を作っていくのに大切な栄養素です。鉄分はコラーゲンを生成するために必要な栄養素ですが、女性は定期的に月経がやってくることもあって不足しがちです。食事でほうれん草や小松菜、レバーを食べたり、サプリメントで補ったりするのもおすすめです。また、亜鉛はタンパク質の合成や、活発な細胞の分裂に必要な栄養素です。また、亜鉛が不足すると貧血を起こしやすいこともあるのでしっかり摂取するようにしましょう。亜鉛を含むのは、牡蠣や牛の赤身肉、カシューナッツなどです。成人女性の1日の摂取推奨量は8mgと言われており(厚生労働省:「日本人の食事摂取基準」2020年版)、身体に欠かせない栄養素です。ただし摂りすぎは体調不良につながることがあるので注意しましょう。

睡眠不足の解消を心がける

食事の改善と同じくらい重要なのが睡眠不足の解消です。睡眠時間が足りないと爪だけでなく、お肌が荒れるなど悪影響を及ぼします。また体力が回復できないので、疲労が溜まっていき、体だけでなく精神的にも不安定になりやすいです。睡眠不足を解消することは体と心どちらも整えることにつながります。まずはなるべく毎日同じ時間に寝るようにスケジューリングし、静かな空間や適切な温度など寝る環境を整えるようにしましょう。枕やマットレスを少し良いものに変えるのもおすすめです。お風呂に入るのは寝る90分前、食事は寝る1時間前までに済ませると体に負担がかかりにくく、快適な眠りに繋がりやすいようです。

ノンサンディングジェルに変える

定期的にジェルネイルをしている人は、サンディングをしなくても爪にしっかりと密着するノンサンディングジェルネイルに変えることで、爪が割れにくくなるかもしれません。ノンサンディングジェルは近年普及し始めたもので、パラジェル、シャイニージェル、リーフジェル、CNDシェラックなど様々なジェルメーカー、ジェルブランドから販売されています。セルフでジェルネイルをしている人は「ノンサンディングジェル」というキーワード検索し、使うジェルネイルを変えてみるのがおすすめです。またネイルサロンでネイルをする人は、SNSやホームページなどでどこのメーカー、ブランドのジェルを使っているか確認しましょう。最近はSNS、ホームページだけでなく予約サイトなどでも記載しているサロンが多いですが、もし記載のない場合はネイルサロンに問い合わせてみてください。

ワンステップジェルを使う

ワンステップジェルはベースジェル、トップジェル不要でカラージェルのみで完結するジェルです。サンディングも不要なので自爪を傷つける要素がありません。リムーバーによって落とすタイプとピールオフできるタイプがあり、リムーバーによる爪の乾燥が気になる場合はピールオフできるタイプがおすすめです。持ちは1週間ほどですが、ジェルのようなツヤが楽しめ、ライトだけの購入ですぐに始められます。

セルフネイラーさんに人気のネイルタウンのワンステップジェルです。きれいな発色でツヤも出ます。ジェルリムーバーを使ってオフするタイプです。

ネイルオイルで保湿

ネイルオイルを使って直接保湿することも大切です。爪や爪周りの乾燥にはハンドクリームよりもネイルオイルが有効です。ネイルオイル→ハンドクリームの順で塗ると保湿力が持続します。

保湿力に優れたネイルオイルです。しっとりしますがベタつかず、香りもハーブ系の香りで気分転換にもってこいです。

上のネイルオイルと同じ香りのハンドクリーム。やはり高保湿なので、手の乾燥に悩んでいる方にもおすすめです。タンパク質の豊富なケラチンが手指の皮膚を整えます。

上記のように食事や睡眠、使っているジェルネイルを変えることは大事ですが、保湿も欠かさず行なうようにしましょう。ネイルオイルを爪の根元に塗ってから、ハンドクリームを塗るというダブルケアをこまめに行うようにしてくださいね。







まとめ

爪が割れる原因には食事などの生活習慣や、ジェルネイルの種類などがあります。普段の食事をバランスの良いものにして、睡眠をしっかり取るだけでもかなり改善することがあるので、これを機にトライしてみましょう。またマニキュアを頻繁に塗り替えていたり、サンディングが必要なジェルを使っていたりすると爪にダメージを与えてしまい、爪が割れる、欠けるなどが起こりやすいです。マニキュアを落とすときはアセトンが含まれていないネイルリムーバーを使ったり、ジェルネイルはノンサンディングジェルを使用したりするようにすると改善するかもしれません。爪が割れる原因は複合的な可能性もあります。すべてを一気に変えるのは大変なので、一つずつだけでも改善できるように意識してみてはいかがでしょうか。割れにくい丈夫な爪を手に入れてネイルを楽しんでくださいね。







おすすめ
この記事のキーワード

キーワードから記事をみつけよう!

この記事のライター

「ネイルhack」のランキング

一週間で人気のあった記事ランキング

ネイル女子 - Have a nice day tomorrow. [明日をたのしく。]

  • facebook
  • x

公式アカウント