そろそろ美容院に行きたいけど、カラーはどうしよう・・・と迷っている方は、明るめカラーにしてみませんか?最近はくすみ感のある、明るめヘアカラーが流行しています!ベージュやアッシュなど、注目のカラーをきれいに入れるには髪の明るさが重要です。しかしブリーチをしてしまうとかなり髪が傷んでしまいます。そこでブリーチせずにカラー剤だけで明るめカラーにしてみましょう。今回の記事では、ブリーチなしで明るくする方法や、ブリーチなしならどのくらい明るくなるのかをご紹介します!そして2020年におすすめな秋冬向けヘアカラーとネイルカラーもご紹介します。
日本人の髪の毛が黒い理由
日本人の地毛は黒、もしくは黒に近いダークブラウンの人がほとんどです。一方ヨーロッパの国々では明るいブロンドヘアーやマロンカラーが地毛の人が多いです。同じ人間でも、人種によって髪の毛の色が異なります。これは髪の毛の色素の量が人種によって違うからです。色素とは肌のしみなどの原因となるメラニンのことであり、メラニンには2種類あります。それぞれユーメラニンとフェオメラニンという名称がついており、この2つは紫外線が真皮まで届かないよう、色素で体や髪を守るという役割を持っています。ユーメラニンの量が多いと、黒やダークブラウンのような濃い髪色になり、フェオメラニンが多いと金髪や赤髪のような色味の薄い髪色になります。
髪の毛を明るくするには?
単純に地毛の黒髪よりも明るくするのであれば、カラー剤だけでもしっかり明るくなります。しかし外国人のようなブロンドヘアーや、明るくして赤や青などの原色を入れたいという場合にはブリーチが必要です。ブリーチをするとかなり髪が傷んでしまうので、なるべくブリーチは避けたいという人は多いです。
●ブリーチなしで明るくするには
ブリーチなしで髪の毛を明るくするには、カラー剤で12~13レベルくらいの明るさになるものを使用します。髪の毛の明るさはレベルで表し、1~20まであります。3~4レベルが平均的な地毛の黒髪、7~8が会社員などで多い茶髪の明るさです。14レベル以上は基本的にブリーチをしないと明るくできません。12~13レベルはカラー剤で明るくできるギリギリで、地毛が黒髪の人は少し黄色っぽい、明るい茶髪になる人が多いようです。ただし元が地毛の黒髪で、髪を染めたことがない人が髪を明るくする場合は1度のヘアカラーでは明るくなりづらいかもしれません。反対に元が7~8レベルの茶髪であれば、1度の施術でそれより更に明るいレベルの茶髪にしやすいです。元の髪色が暗い場合は、予約時に美容師に相談しておきましょう。
●明るくすれば色味がわかりやすい
アッシュやピンク、ラベンダーなど色味のあるカラーにしたい場合、明るい髪色にした上で色をのせるのがおすすめです。例えば黒い紙に赤や緑などのペンで描いても、赤や緑は見えにくいですよね。髪の毛も同じで、黒髪に赤や緑などの色味を加えてもきれいに発色しません。元となる髪色が明るければ明るいほど、色がはっきりするということを覚えておきましょう。12~13レベルほど明るくしてから色を加えれば、透明感のあるきれいなヘアカラーになります。ちなみに派手髪といわれる赤や青などより原色に近い色にするにはブリーチが必須です。
髪を明るくするときの注意点
カラー剤で明るくすることで、透明感のある美しい髪色を表現できます。しかし下記のようなデメリットもあるので注意が必要です。
●色が抜けやすい
一度明るくした髪は色素が残りにくくなってしまうので、シャンプーするたびに色が抜けやすくなります。暗く染める場合は色持ちがよく感じますが、明るければ明るいほど色落ちしやすいです。明るい髪色はこまめなメンテナンスをすることで維持ができます。
●髪が傷みやすい、傷んで見える
明るい髪色にするためのカラー剤は、ブリーチほどではないものの髪が傷みやすいです。また髪色が明るいほどツヤが出にくいので、暗い髪色のときよりも傷んで見えてしまいます。明るい色に髪を染めるときは、美容院でトリートメントメニューを追加したり、お家でもヘアパックなどを使ってしっかりケアを行いましょう。
2020年おすすめのヘアカラーとネイルカラーを紹介
2020年秋冬は、少し大人っぽいくすみがかったカラーが人気です。ヘアカラーでは特にベージュやアッシュベージュがブリーチなしでもきれいに仕上がるので、トライする人が増えています。華やかで柔らかい雰囲気にしたい人はベージュが、スッキリとモードなイメージにしたい人はアッシュベージュがおすすめです。どちらのカラーも透明感が出る色合いですが、動きを出したい場合はハイライトを入れることでより軽やかに仕上がります。
ネイルカラーは春夏に引き続きくすみカラーが人気ですが、秋冬だからこそ映える優しい色をつかってみてはいかがでしょうか。画像のようなくすみラベンダーや、カシスカラー、テラコッタなどは秋冬にぴったりです。ワンカラーで大人っぽく仕上げたり、話題のスターギャラクシーネイルでキラキラにしたり、ニュアンスネイルを入れてアートな雰囲気にしてみましょう。長袖からちらりとくすみカラーが見えるだけで、なんだか今っぽいこなれ感が演出できます。
くすみカラーはジェルネイルでもマニキュアでも、様々なメーカーから販売されているので、ぜひコスメショップなどで探してみてください♪