近年は髪色の規則が厳しくない学校や会社が増えています。とはいえ染髪禁止、黒髪以外禁止というルールがあるところも少なくありません。日本人のほとんどは元々黒髪ですし、個人的に黒髪が好きという人もいますが、黒髪はどうにも垢抜けない、重たく見えるという点から苦手に感じている人もいるのではないでしょうか。しかし規則を破って髪を染めるわけにもいかないですよね。そこで黒髪の垢抜けない、重く見えるという点をメイクで解決していきましょう!流行のカラーメイクや、あえてナチュラルに仕上げることで、いつもの黒髪姿から一味違う自分になれるかもしれません!今回の記事では、黒髪でもメイクで垢抜ける方法をご紹介します!そしてこなれ感のあるネイルで垢抜ける方法も合わせてご紹介します!
黒髪で垢抜けないと感じるのは何故?
日本人本来の髪色である黒髪は、何故か垢抜けない、なんだか似合わなくて苦手に感じる人がいます。本人が黒髪を似合わないと思っているだけ、という場合もありますが、苦手に感じる理由は以下のような点が原因かもしれません。
●瞳の色が明るい茶色
瞳の「黒目」と呼ばれる部分が明るい茶色だと、黒髪が浮いてしまうことがあります。目は小さなパーツですがその人を印象づけるパーツです。黒目と髪色のコントラストに大きな差があると多少ですが違和感が生まれます。黒目の色と髪色が近ければ近いほど全体の統一感が出ます。
●薄い顔立ち
日本人らしい薄い顔立ちは、一見黒髪が似合うのではないかと思いますよね。しかし顔立ちが薄い人に黒髪を合わせると、顔よりも髪の主張が強くなり、顔立ちがよりのっぺりと見えてしまうことがあります。雰囲気が重たく見え、垢抜けない印象になりやすいです。
●イエベで色黒
肌の色は大きく2つの分類に分けることができ、黄色みを感じる肌はイエベ(イエローベース)、青みを感じる肌はブルベ(ブルーベース)と言われています。イエベでなおかつ色黒の肌だと、黒髪も相まって肌のトーンより暗く見えて、全体的に野暮ったく見える可能性が高くなります。
黒髪でもメイクで垢抜けできる方法
なんだか垢抜けない印象になる黒髪は、ポイントを押さえてメイクをすれば一気に雰囲気が変わります。以下では黒髪でもメイクで垢抜ける方法をご紹介するので、是非参考にしてください。
●ベースメイクはマットよりもツヤ重視
黒髪でベースメイクにマットな質感のファンデーションを使うと、顔全体の印象が重たくなってしまいます。ツヤを出して透明感をアップできるような、グロウタイプのファンデーションを使いましょう。リキッドタイプなら、肌のアラをカバーしつつツヤが出ますよ。また鼻筋や頬のトップにハイライトを軽く加えると、より立体的で光沢のあるお肌になります。
●眉毛は髪色よりも少し明るいパウダーとペンシルを使う
眉毛は顔の印象を変える大事なパーツです。黒髪に太くてボサボサの眉毛では垢抜けなさが増してしまいます。まずはきれいな形になるように眉毛ハサミでカットしていきましょう。その後、髪色よりも少し明るいアイブロウペンシルで眉毛を書き足し、眉頭から中間までは同じく髪色よりも少し明るいアイブロウパウダーを使ってふんわりとのせます。眉毛が少し茶色なだけでも今っぽい雰囲気が出ます。あまり平行眉にしすぎず、眉尻はきれに型取り、眉頭は少しぼかすように仕上げてください。
●茶色、黒、グレーの濃いアイシャドウはぼかす
目力をアップできる茶色、黒、グレーでなどのアイシャドウは、色が濃すぎるとナチュラルさに欠け、一昔前のメイクといった印象になりやすいです。どうしても使いたい場合は、なるべく明るめで、シアーな発色のアイシャドウを選び、アイシャドウブラシでふんわりと塗っていきましょう。
●オレンジ、レッド、ピンクのアイシャドウでカラーメイクを
アイシャドウはいつもナチュラルなブラウンしか使っていない、という人はオレンジやレッド、ピンクのアイシャドウを使ってカラーメイクに挑戦してみましょう。どのカラーも単色アイシャドウでOKです。アイシャドウを筆や指に取り、上まぶた全体をぼかしながら塗っていきます。その後涙袋の目尻から黒目までぼかし塗りをしたら完成です。涙袋をより強調したい人は上からホワイトやピンクの涙袋ライナーやアイシャドウを重ねましょう。単色しか使わない方法ですが、色をたくさん重ねるよりも抜け感が出て今っぽいメイクになります。
●チークやリップは血色感重視
かなりナチュラルな仕上がりになるブラウン系ではなく、オレンジ、レッド、ピンクなど血色感がしっかり出るチークやリップを使いましょう。アイシャドウ、チーク、リップで色を合わせるのもおすすめです。リップはかわいらしい印象にするならグロウタイプを、大人っぽい印象にするならマットタイプと使い分けてみてください。
黒髪で垢抜けメイクをするなら、ツヤを重視したり、単色でカラーメイクをするなど、きっちりしすぎない抜け感を演出するのがポイントです。例えばアイラインを省略して、マスカラだけにするなど、濃すぎるメイクにならないよう引き算のメイクをしてみましょう。自分の雰囲気に合う垢抜けメイクを見つけてくださいね。
ネイルも垢抜け!2020年秋冬のこなれ感あるカラーは?
2020年秋冬にぴったりで、垢抜けてこなれ感のあるネイルにするには、イエローやピンクの混じったベージュではなく、くすみ感の強いチャコールベージュがおすすめです。肌なじみがよくすっきりとした印象で、大人カジュアルに仕上がります。グレーよりも優しく、ブラウンよりもクールに仕上がるニュアンスカラーなので、どんなシーンにも合わせやすいですよ。
ジェルネイルやマニキュアでぜひ試してみてください。