100円ショップはいろいろなものが売られていて見るのが楽しいですよね!定期的に新商品のチェックをしているという人も多いのではないでしょうか。ご存知の方もいると思いますが、100円ショップはジェルネイルが販売されています。チェーン店のセリア、キャンドゥ、ダイソーで展開されていますが、今回はカラーバリエーションが豊富なセリアのジェルネイルのやり方をご紹介します。さらに、セリアで揃えられるものやダイソーで購入できるライトのことも合わせてご紹介するので、これからセルフネイルを始めたい方の参考になれば嬉しいです。また、手軽にセルフネイルをしたい場合には「ワンステップジェル」という方法もあります。ワンステップジェルとは何か解説しているので、自分がやりたいネイルに合ったものを選んでセルフネイルを楽しみましょう!
セリアのジェルネイルが110円なのにすごい!
セリアのジェルネイルはUVライトなら2分、LEDライトでは1分で硬化できます。絶対に使うベースジェルとトップジェルのほか、70色以上のカラージェルがあるので様々なアートが楽しめます。
●SHジェルネイル(ライト対応)ベースコート 110円
自爪をサンディング(爪表面のツヤをスポンジバッファーで擦って消す)して使うタイプと、シールのように剥がせるタイプがあります。剥がせるベースジェルは、1日だけジェルネイルをしたい場合におすすめです。長持ちはしないので、3週間程度しっかり楽しみたい方はサンディングするノーマルなベースコートを購入しましょう。
●SHジェルネイル(ライト対応)トップコートノンワイプ 110円
ノンワイプというのは、硬化した後に未硬化ジェルという硬化されなかったジェルが出ないという意味です。硬化したら拭き取りなしで完成します。時短になりますし、拭き取り用のコットンの節約にもなるので便利です。ツヤも良く、つるんとした状態が長続きします。テクスチャーはかなりさらっとしているので、厚みを持たせるのには不向きです。ぷっくりさせたい場合は重ね塗りのほうがはみ出したりせず、綺麗に仕上がります。マットコートノンワイプの仕上がりは、表面がすりガラスのようなマットな質感になるのが特徴です。また、ネイル用水彩絵の具を使う時は、マットを塗って硬化した状態に絵の具を使います。
セリアのジェルネイルのやり方
ベースコート、トップコートノンワイプ、カラージェル1本でワンカラーのジェルができます。ケアから仕上げまでやり方をご説明します。ジェル以外に硬化用のライトを用意してください。ケアで必要なものはエメリーボード、スポンジバッファー、ウッドスティック、コットン、消毒用エタノールです。消毒用エタノール以外はセリアで購入できます。
①エメリーボードを使って自爪の長さと形を整えます。
②整えたら爪根元の甘皮をウッドスティックで押し上げてきれいなカーブになるようにします。ぬるま湯に指を浸すと甘皮が柔らかくなって上げやすくなります。
③自爪の表面のツヤをスポンジバッファーで擦って消します。爪にダストが残っていないかよく確認しましょう。
④消毒用エタノールでコットンをしっかり湿らせて、爪の表面を拭きます。これを行うことで爪の油分と水分が拭き取られ、ジェルが付きやすくなります。持ちが良くなるのでしっかり拭き取ってください。
⑤ベースコートを塗ります。爪先までしっかり塗って、硬化前にはみ出しがないかよくチェックします。なければ硬化します。LEDライトの場合1分です。
⑥使用するライトによりますが、ジェルが流れて皮膚についてしまうのを防止するためにも1本ずつ固めるのがおすすめです。ハンディタイプは必ず1本ずつ、ドーム型でも6ワット~12ワットなら1本ずつのほうが硬化不良の心配がなく安心です。
⑦カラージェルを爪全体に塗り、ライトで1分硬化します。爪先のエッジもしっかり塗ることで先端から剥がれてくることを防ぐことができます。また、ジェルは2度塗りが基本です。1度塗りの時は色味が薄付きですが、たくさん塗らないようにしましょう。はみ出しの原因になってしまいます。
⑧カラージェルの2回目を塗ります。できるだけ色ムラにならないように筆は軽い力で動かしましょう。ライトで1分硬化します。
⑨最後に爪全体をトップコートノンワイプでコーティングして、ライトで硬化します。ノンワイプなので未硬化ジェルは出ません。硬化後に触って確認し、ベタつきがなければこれで完成です。
セリアで揃えられるもの
セリアで揃えられるものをご紹介します。ここでご紹介するものは多くのセリアで取り扱いがある商品ですが、お店によっては取り扱いがない場合もあるのでご了承ください。
①エメリーボードとスポンジバッファー
エメリーボードは自爪の長さや形を整える時に使う爪やすりです。スポンジバッファーは自爪の表面のツヤを消すために使います。また、エメリーボードで削った後に、爪先のカーブを滑らかにするためにも使うことがあります。ジェルネイルをしなくてもネイルケアのために持っていると便利です。
②オレンジウッドスティック
複数本入って売っています。甘皮を取ったりジェルのオフをする時に使ったりします。ほかにもはみ出したジェルを拭い取ることにも使えるので必ず用意しましょう。
③ダストブラシ
爪を削った後やオフした後に、手と爪に付いているダストを払うのに使います。コスメコーナーのチークブラシなどで代用できます。最初のうちはなくてもできますが、あったほうが便利なことが多いです。
④ピンセット
アートをする時にパーツを乗せるために必要です。ワンカラーしかやらない方はいりません。先端が曲がっているものや、真っ直ぐなものがあるので自分で使いやすいそうなものを買いましょう。
⑤ミニハサミ
なくても問題ありません。オフの際にコットンをカットしたり、アート用のフィルムやシールを切ったりするときにハサミは使います。
⑥ジェルリムーバー
ジェルリムーバーもセリアで販売されています。ジェルはマニキュア用の除光液では落ちないので専用のリムーバーを用意してください。
※セリアのジェルリムーバーはこの入れ物ではありません。
⑦コットン・ワイプ
コットンはネイル用品コーナーか化粧品コーナーで販売されていることが多いです。ワイプは爪の油分水分の除去などに使うものです。繊維が出ないものが望ましく、こちらはセリアのマスク用シートを小さくカットしています。キッチンペーパーでもOKです。
●写真にないが、買えるもの
・ストーンプッシャー
甘皮の押し上げ、除去できるプッシャーです。メタルブッシャーとニッパーなしでケアができるので1本あると便利ですが、なくても問題ありません。
・ジェル筆
平筆、細筆などが売っています。アートをする場合は細筆を買っておきましょう。平筆はカラーミックスしてワンカラーに塗りたい時などに使います。
・パレット
表面を拭き取って何回も使うことができます。クリアジェルにパウダーのグリッターを混ぜたり、2つのカラーを混ぜたりする時にパレットが必要です。アルミホイルで代用できますが、混ぜる時に破けないように注意しましょう。
・パーツケース
セルフネイルをしていると、ストーンなどのパーツが増えていくことが多いです。種類別に分けて収納しておくと使いやすいのである程度増えてきたら手芸コーナーに売っているビーズケースやパーツケースに入れておくのがおすすめです。
ライトはダイソーで買えます
ジェルネイルをするには必需品の硬化用のライト、ジェルメーカーから販売されているものは数万円~となってしまい、気軽にセルフネイルを始めるには手が出しにくいです。とりあえずすぐに始めたい、やってみたいという方はダイソーで330円というリーズナブルな価格で購入できる「UV-LEDレジンライト」がおすすめです。
6ワットなのでパワーが弱めですがしっかりセリアのジェルが硬化できます。初心者の方がセルフネイルを始める時には費用も安く抑えられるのでおすすめです。電源ボタンを押すと約60秒点灯します。長押しでは約120秒点灯します。コンパクトで軽いのでハンディとして使うこともできます。
お手軽にセルフジェルネイルができる「ワンステップジェル」
ジェルネイルはネイルサロンで施術してもらうだけでなく、セルフでチャレンジする人も多いです。しかしジェルネイルをするにはベースジェルやトップジェルなど下地、コーティング用のジェルや、カラージェル、ジェルを固めるためのライトや筆、ケア用品など様々な道具が必要で、はじめる際の費用が高くなってしまうこともあります。そこで気軽に、お得にジェルネイルをはじめたい人におすすめなのが「ワンステップジェル」です。ワンステップジェルはベースジェルやトップジェルなどが不要なカラージェルで、マニキュアのようにハケが付いたボトル型のものがほとんどなので、筆も必要ありません。爪に塗った後はライトに当てて硬化するだけで完成します。さらにサンディングという下処理が不要なものや、硬化後の拭き取りが不要なものもあります。
ライトとワンステップジェルを買うだけでジェルネイルができるので、初めてジェルネイルにチャレンジするという人はワンステップジェルから試してみてはいかがでしょうか。