夏になると爽やかなブルーのネイルにチャレンジしたくなりますよね!しかし青系のネイルは、仕事上できる人が限られるカラーでもあります。そんな時にオススメなのがフットネイルです。フットであればブルーのネイルも仕事中はパンプスで隠すことができ、プライベートにはサンダルを履いて思いっきりネイルを満喫することができます。そして真夏になると毎年大人気のネイルアートといえば、光り輝く水面をそのまま写したような「水面ネイル(ドロップネイル)」です。とても凝ったアートに見えますが、実はセルフでも簡単に作ることができます。今回は、暑い夏の海やプールにピッタリな、水面ネイルのやり方をご紹介します。また、フットネイルをする前はフットネイルケアや角質ケアも重要です。フットケアをしていない状態が続くと、イヤなニオイの元になったり、ガチガチのかかとやひび割れが起こってしまうかもしれません。ケアのやり方や、おすすめアイテムもご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。そして、「ブルーライト」という身近なものに気をつけたいポイントも合わせてご紹介します。
夏にフットネイルをする前のケア
普段ストッキングや靴下を履いている人がフットネイルをする時に気をつけたいのは、爪の間に詰まったカスの除去です。特に夏は汗をかくため、爪の間に垢や繊維クズがたまりやすく、臭いの原因になります。まずはネイルを始める前に、フットバスやお風呂で足をふやかし、専用のブラシや歯ブラシを使って、しっかりと足を清潔な状態にしてから、以下の手順で甘皮のケアをしていきましょう!
①足がふやけているうちに、プッシャーを使い甘皮を押し上げる。
②キューティクル周りをガーゼで強めにクルクルと拭き取る。
③ヤスリで爪の形を整える。足がふやけているうちは爪も柔らかく、削り過ぎによる怪我の恐れがあるので、ある程度爪が乾燥してから削るようにする。
④湿らせたガーゼで、削りカスとバリ(爪先端~爪の裏)を拭き取る様に除去する。
しっかりとケアをしてからフットネイルをはじめれば、汚れてくすんでいた爪の間やキューティクル周りがスッキリと清潔に保つことができ、ネイルの仕上がりも格段に美しくなります!
フットの角質ケアでつるつるの足元に
フットのネイルケアは、特に甘皮周りを重点的にケアしたくなるはず。それは、前述の通り普段靴下やストッキングで覆われている足の爪に、角質やゴミが溜まりやすいからです。十分にふやかした状態で、メタルプッシャーを使って押し上げ、反対側のかき出し部分で余計なカスを取り除けば、見違えるようにきれいな足の爪になります。また、足の爪先にも角質やゴミは溜まりがち。足の爪の長さをやすりで整えたら、水やお湯で湿らせたガーゼで爪先を拭き取りましょう。ネイルもしやすいきれいな爪に仕上がります。
さらにフットネイルが映える足元にしたい方は、角質ケアにトライしてみてはいかがでしょうか。足の角質は、かかとや土踏まず、足の指の腹などに溜まりやすく、放っておくと固くカチカチになってしまいますよね。さらに足が乾燥しやすい方は、秋冬になるとひび割れが起きて、ストッキングやタイツに引っかかって痛い!なんてことも起こりかねません。夏場だけでなく、足裏は1年中大量に汗をかきやすいですが、足の皮膚を守るために角質が分厚くなりやすいのです。さらに血行が悪いと、ターンオーバーが遅くなって角質が排出されにくくなってしまいます。サンダルを履いている時に、溜まった足の角質が見えてしまうのは恥ずかしいものです。そして溜まった角質は、雑菌の住処になってしまい、イヤなニオイの原因となることも。このように、足の角質は放置すると様々なトラブルの元になるのです。せっかくフットネイルをしても、足全体の見た目がイマイチだとネイルも映えませんよね。
残念な足元からきれいな足元にするためにも、フットにジェルネイルをする前に、セルフの角質ケアも行いましょう。道具さえあれば、意外と簡単に角質除去ができちゃいます。
●用意するもの
・角質用のリムーバー(やすり)
・角質軟化剤(キューティクルリムーバーでも可)
・保湿クリームor保湿乳液
●やり方
①お風呂に入ったり、シャワーを浴びたりする時が角質ケアのしやすいタイミングです。まずは、足全体を洗って清潔な状態にしましょう。石鹸やボディーソープを泡立てて、足の指先や指と指の間、足裏、かかと、足の甲、足首までしっかり洗います。その後、シャワーやお湯をかけてキレイに洗い流します。
②足の角質がしっかりとふやけた状態でないと、やすりで足を傷つけやすいです。お風呂に入っているタイミングなら足もしっかり湯船に浸かって、角質を柔らかくしておきましょう。湯船に浸からない時は、足だけをお湯につける「足浴」も有効です。両足が入るたらいやフットバスにお湯を入れて、10分ほど足浴しましょう。バブル機能やマッサージ機能がついているフットバスなら、贅沢なリラックスタイムにもなります。ネイルサロンでは角質ケアやフットケアをする際にフットバスを使うことがほとんど。気になる方は以下のような商品をチェックしてみてください。
ネイリストのおすすめポイント:こちらのフットバスはバブル機能がついており、心地よい泡でリラックスタイムが楽しめる商品です。ヒーター付きなので長い間足をつけていてもお湯が冷めにくくなっています。嬉しい折りたたみ式なので、収納にも便利。様々な機能がついているフットバスの中ではプチプラ商品なので、フットバスを試しに使ってみたいという方におすすめ。
ネイリストのおすすめポイント:保温機能に加えて、リモコン付きで足湯の最中も操作がしやすいフットバスです。バブル機能やお湯の温度調整もリモコンから操作できるので、自分好みの足湯タイムが楽しめます。コンパクトサイズかつ、折りたたみ式の収納ができるので、省スペースで使いたい方や、プレゼントにもぴったりですね。
③お風呂や足浴でしっかり角質をふやかしたら、タオルで水気を拭き取ります。分厚い角質が溜まっていない方は、そのまま④の工程に進んでもOKです。角質ケアが久しぶりだっったり、カチカチに硬い角質が溜まっている方は「角質軟化剤」を塗ってさらに柔らかく、ケアしやすい状態にしておきましょう。素手で取り扱うと手肌が乾燥しやすいので、コットンなどにしっかり含ませて、角質が気になるところに塗っていきます。ちなみに、角質軟化剤はネイルサロンやエステサロンでも使われていますが、ネイルケアに使うキューティクルリムーバーでも代用できます。
ネイリストのおすすめポイント:ブルークロスのキューティクルリムーバーはネイルサロンでも使われていることが多い商品です。本来は甘皮付近に塗って甘皮を押し上げたり、ルースキューティクルを除去するために使いますが、足裏の角質に塗って柔らかくすることも。コットンに適量を取り出して、角質に塗りましょう。
ネイリストのおすすめポイント:ネイルサロンやエステサロンでも使われているエントフェルナーに、角質用やすりがセットになっている便利なアイテムです。やすりもサロン仕様なので、本格的な角質ケアやフットケアがしたい方におすすめ。コットンにエントフェルナーを含ませて、角質が気になる部分に塗って、柔らかくしてからやすりを使いましょう。
④角質軟化剤やキューティクルリムーバーを塗ったら、5分程度放置して液をなじませます。頑固な角質はコットンパックをしてもOKです。放置したあとは角質用リムーバーや足用のやすりを使って、少しずつ削っていきましょう。ここで注意したいのが、角質を削りすぎないことです。削りすぎてしまうと痛みが出たり、深く傷つけたりして出血する可能性も。さらに削り過ぎは、強い刺激によって皮膚が足を守ろうと反応し、より分厚い角質を作り出してしまうかもしれません。少し物足りないかな?という程度で削るのをストップし、角質ではない部分は削らないように注意しましょう。
ネイリストのおすすめポイント:一般的な角質用リムーバーです。片面は目が粗いやすり、もう片面は目が細かいやすりになっているので、粗い方でサッと削り、細かい方でツルツルに仕上げるといった使い方ができます。水洗いができるので衛生的に保てて、柄の長さや重さも使いやすい形に工夫されているのが嬉しいポイント。
ネイリストのおすすめポイント:角質用リムーバーは電動式もあります。こちらはパナソニックの電動角質リムーバーで、スムーズに削れてコンパクトなので持ちやすいサイズが特徴です。電動式でありながら水洗いもできるので、使った後もすぐキレイにできます。替刃があるので衛生面も安心です。やすりを動かすのが大変という方や、時短で角質ケアをしたい方におすすめです。
⑤角質を削り終えたら、削りカスや角質軟化剤をシャワーやお湯でしっかり洗い流しましょう。特に角質軟化剤はついたままだと、足の皮膚を激しく乾燥させたり、皮膚が荒れやすくなってしまいます。フットバスで洗ってもOKですが、商品によっては削りカスが詰まってしまう可能性があるので注意してください。
⑥足をキレイに洗ったら、タオルで水気を拭き取り、保湿クリームや保湿乳液を足全体に塗ればケア完了です。保湿剤はかかと用でなくてもOKで、尿素が入ったハンドクリームなどもおすすめです。尿素は角質をやわらかくする成分の1つで、角質をやわらかくすることで保湿成分が浸透しやすくなります。保湿重視の場合は尿素が10%含まれているものを、ガチガチの角質を柔らかくしたい時は20%含まれているものを選びましょう。
ネイリストのおすすめポイント:かかとのツルツルを保つために作られた保湿クリームです。尿素とコラーゲンを配合しており、無香料、無着色なので安心して使えます。サラサラのテクスチャ―なのでベタつきが少なく、寝る前や出かける前でも塗りやすくなっています。
ネイリストのおすすめポイント:尿素が10%配合されており、手元や足のかさつきにうるおいを与えるクリームです。乾燥でザラザラ、カサカサの足もしっとり潤うので、毎日のフットケアにおすすめ。伸びのよいクリームなので、少量でもしっかり保湿できます。
角質を削るケアは2週間に1回程度がおすすめです。頻繁に削ってしまうと角質がより分厚くなってしまうので気をつけてくださいね。
スクラブや足裏パックの角質ケアは?
足の角質は、やすりで削るケアだけでなく、スクラブや足裏パックを使ったケア方法もあります。スクラブはソルトやシュガーなどのつぶつぶによって角質を優しく削って、配合されているオイルやシアバターでしっとりさせる効果も期待できます。足の角質に使う時は、目の粗いソルトスクラブを活用するのがおすすめです。ただし皮膚が荒れている時や敏感肌の方には刺激が強く、しみて痛みを伴う可能性があるので、使用しないように気をつけましょう。使う頻度は、ガチガチかかとならまずは2~3日に1度、角質が柔らかくなってきたら週に1回、もしくは2週間に1回と頻度を低くしましょう。角質が出来る前のケアなら2週間に1回程度でOKです。使っているうちにふわふわで柔らかい足元になりますよ。
ネイリストのおすすめポイント:使いやすいチューブの容器にジェルタイプのスクラブが入っている商品です。プチプラで購入しやすいので、スクラブを試しに使ってみたい方にもおすすめ。お風呂場でササッと角質ケアができちゃいます。
ネイリストのおすすめポイント:ハウスオブローゼのボディスムーザーは、足元はもちろん、全身の角質が気になる部分に使えます。粗めのスクラブと保湿成分で、しっかり磨けるのに仕上がりはとてもしっとり。全身に使えますが、敏感肌や肌荒れが気になる部分への使用はNGです。肘や膝の黒ずみが気になる部分にもおすすめです。
スクラブ以外では、手軽に使える角質ケアに足裏パックがありますよね。足をパックに浸して、数日後に自然と足の角質がめくれるという商品ですが、物によっては強い酸が含まれているので、皮膚がただれてしまったり、酷い時はやけどのような状態になることもあるようです。成分が調整されている商品も多いですが、皮膚に優しい方法ではないので注意が必要なアイテムです。どうしても使いたい方は、表示時間よりも短めにしたり、パッチテストで十分確認してから使用することをおすすめします。
水面ネイルのやり方
では、夏にピッタリの水面ネイルのやり方をお伝えします。
●用意するもの
・ベースジェル、トップコート
・クリアジェル
・カラージェル(ブルー系、白)
・アルミホイル(パレット用)
・スパチュラ(爪楊枝でOK)
●やり方
①ベースを塗り硬化させたら、カラージェル(ブルー系)を塗布し、硬化させます。
この時のベースカラーは、ワンカラーでもグラデーションでもかわいいです。
②カラージェル(白)とクリアジェルを混ぜてシアーな白を作り、爪全体に薄く塗っていきます。ベースカラーのブルーに薄く白い膜がかかったようになります。
③硬化しないで、アート用の筆や爪楊枝にクリアジェルを取り、薄く塗った白の上にクリアを3~4箇所にちょんちょんと垂らしていく。そのまましばらく待つと、輪が広がって白い円ができ、水面のようになります。
慣れてきたら、クリアジェルの垂らす量を変えて輪のサイズを変えてみたり、色々と楽しんでみて下さい!
④好みの水面模様ができたら硬化し、ラメやストーン、パーツなど好きなアイテムで飾り付けたら、最後にトップコートでツヤツヤに仕上げましょう!
気をつけたいブルーライト
同じ青色光にテレビやパソコン、スマートフォンの画面から出て、私たちの目に入ってくるブルーライトがありますが、こちらは十分に気をつけなければならないライトです。
●体内時計を狂わせる
朝になると目が覚めるのは、目が太陽光の中のブルーライトを認識し、睡眠ホルモン「メラトニン」が減少して脳が覚醒するからです。朝にいったん低下したメラトニンの分泌は、夜になると上昇に転じ、眠気を誘います。私たちの体には、このような体内時計が備わっていますが、夜遅くまでパソコンやスマホに向かう生活をしていると、このリズムが狂ってしまうのです。
●目を傷つける
ブルーライトは、紫外線に次いでエネルギーが強い光です。目に入る時間が長くなると、網膜など目の組織にダメージを引き起こす可能性が高くなります。ですから、ぜひ心掛けたいのは、夜に長時間ブルーライトを目に入れないことです。