セルフでジェルネイルを楽しんでいる時、うっかり服にジェルをつけてしまったり、こぼしてしまったりしたことはありませんか?
拭いても拭いても全然取れず、そのまま染みになってしまった・・・。
これはジェルネイルをやっていれば誰しもが経験する「ジェルネイルあるある」です。
では、ジェルネイルが服についてしまった場合はどうするのが正解なのでしょうか?
今回は、ジェルネイルが服についた時の対処法や、ジェルでできた染み抜きは自分でできるのかについてご紹介します。
ジェルネイルが服についたらどうする?
ジェルネイルをしている時、
「うっかり服にジェルが付いてしまった!」
「カーペットなどにこぼしてしまった!」
といったことはありませんか?
革張りの椅子やソファなど、表面がツルッとしたものにこぼした場合は、すぐに拭き取ればあまり問題ありません。
しかし服やカーペットなどの布地にジェルをくっつけてしまうと、繊維の目が荒いので布地の中にまで染み込んでしまいます。
うっかりジェルをつけてしまったら、まずは素早くエタノールで拭き取りましょう!
その際、ワイプなどにエタノールを染み込ませて、「つまむように」拭き取ってみてください。
決して、ゴシゴシ擦らないように!
エタノールであれば、布地の変色はそこまで気にしなくて大丈夫です。
ただし、長時間エタノールをつけてしまうと服の繊維が傷むので注意してください。
ちなみに、アセトンやジェルリムーバーは揮発性が高く、拭き取る前に揮発してしまうので、エタノールよりも落ちにくいようです。
ジェルネイルがついたまま何もせず放置した場合
ジェルネイルがついたまま放置してしまうと、ジェルの性質上そのまま自然光などで固まってしまい、繊維の中に定着してしまいます。
そうなると、エタノールを使っても落とすことはできません。
つまり、ジェルネイルを自分で落とすことは、限りなく難しいということになります。
ジェルがついた衣服は染み抜きできるのか?
繰り返しになりますが、結論から言うと
ジェルネイルがついたまま放置してしまった衣服の染み抜きは、非常に難しいです。
それはジェルネイルが服についたままだと、自然光などで固まってしまい、繊維の中に定着してしまうから。
繊維に定着してしまうと、強力な塩素系漂白剤を使ってもなかなか落ちません。
またジェルは合成樹脂でできているので、樹脂を溶かすような薬剤でないと難しく、素人が扱えば繊維の種類によっては薬剤が服ごと溶かしてしまう可能性もあります。
何より、家庭で使う洗剤にはそういった強力な薬剤はありませんよね。
だた、染みになっている箇所はジェルネイルのせいであり、そしてジェルの素材は樹脂であることはわかっています。
だとすると、専門的な知識をもったプロのクリーニング屋さんであれば、落とす方法は見えているのでは?
どうしても服についたジェルを染み抜きしたい場合は、クリーニング店にお願いしましょう!
その際は、染みの種類はジェルネイルであることは、必ず伝えて下さい。
最近はクリーニング店も色々あり、難しい染みを取り除いてくれる「染み抜き専門のお店」もあります。
自分では難しいジェルの染み抜きも、諦めずプロに相談しましょう!
まとめ
ネイルをしていると、うっかり服にジェルをつけてしまったり、こぼしてしまうことは誰にでも起こり得ることです。
筆者もセルフでジェルネイルをしていたら、ジェルがのった筆を服にくっつけてしまったことがあります。
幸いにも黒い服に黒いジェルが少しついたというケースだったため、エタノールを染み込ませて拭き取ったところ、目立たなくなりました。
しかし、いつの間にか服についてしまったまま時間が経ったジェルは、エタノールでも洗剤でも落ちません。
クリーニングに出しても完璧にきれいなるとは限らないため、できるだけジェルは衣服や絨毯にはつけないのがベストです。
セルフでジェルネイルをする時は、エプロンをして、床に新聞紙やゴミ袋をなどを広げて作業するなど、できるだけジェルで他を汚さないような工夫をしましょう!