趣味でネイルを始める方法|0から独学?ネイルスクール?ネイリストが解説 | ネイル女子

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「ネイルを趣味にしたいけど、独学でできるの?それともスクールに通うべき?」
今からネイルを始めようと思う人の中には、こんな風に迷ってしまう人もいるかも知れません。

セルフジェルネイルを独学で始めるメリットは自分のペースで気軽に挑戦できること。
しかし基礎をしっかり学ばないと、仕上がりが悪くなったりジェルオフで自爪を傷めてしまうこともあります。

効率よく上達したい方はネイルスクールの活用もおすすめですが、どんなスクールを選べばいいのかわからないですよね。

この記事では趣味でネイルを始める方法から、独学とネイルスクールのメリット・デメリットやセルフジェルの注意点なども詳しく解説していきます。

気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

ネイルを趣味で始めたい!どんな方法がある?

ジェルネイルの道具を並べる

趣味でネイルを始めるには、以下のような方法があります!

  • ネットや動画、書籍を使って独学で始める
  • ネイルスクールや教室に通う
  • 通信講座やオンラインレッスンを受ける

それぞれメリットもあればデメリットもあるので、1つずつ解説していきますね!

趣味でネイルスクールや教室に通うのはあり?

ネイルスクールで授業を受ける

「ネイルスクールやネイルの教室はネイリストになりたい人が通うところでは?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません!

スクールや教室のほとんどが、セルフネイルや趣味でネイルを始めたいような「ネイルがはじめての人向けのコース」を設けています。
ここでネイルスクールに通うメリットやデメリットもチェックしていきましょう。

ネイルスクールや教室のメリット

ネイルスクールはビルの一室を使って授業をしているところもあれば、ネイルサロン内で授業をしているところもあります。
ネイルスクールに通うメリットは以下のとおりです。

■プロのレッスンが直接受けられる

ネイルスクールに通う最大のメリットは「プロのレッスンが直接受けられる」です!

ジェルネイルは塗るだけでなく、ネイルケアやジェルネイルオフも重要な工程です。
ネイルスクールに通うなら、講師によるレッスンで各工程の流れや、道具の持ち方、爪を見る角度など細かいところも直接見て学べます。

疑問点はすぐに質問できますし、スクールによっては個別で指導をしてくれるので、ネイル初心者でもしっかりとした技術向上が期待できます!

■道具や必要なものがわかる

ネイルスクールでは必要な道具のレクチャーはもちろん、ネイル道具一式を購入できたり、ライトやネイルマシン、豊富な種類のカラージェルといった道具は貸し出しをしてくれるところが多いです。

ネイルは道具一つでも種類が豊富なので、何を買えばいいのかわからないという方でも安心ですね。

さらにスクールによってはプロも使用している道具をお得に購入できる場合も。
初心者から上達してもっと良いネイル道具がほしいという時でも相談しやすいのがスクールのメリットです。

■ネイルの正しい知識や資格向けの対策も学べる

独学でセルフネイルをしていると、ネイルや爪の基本的な知識はなかなか得にくいもの。
しかし、爪という自分の体の一部を扱っている以上、知識がないと爪や皮膚を傷つけてしまう可能性があります。

ネイルスクールなら、講師によるネイルや爪の基礎知識の授業もあります。
座学は面倒に思えるかもしれませんが、安全にセルフネイルを楽しむためにも重要です!

そして趣味でネイルをしていたら「ネイリストになりたい」「ネイルの資格を取ってみたい」と思う方は少なくありません。
ネイルスクールはネイリストとして働きたい人向けの講座や、資格取得の講座も取り扱っているので、目的に合わせたレッスンも受けられます。

■設備や環境が整っている

ジェルネイルはアセトンなど臭気の強い溶剤を使ったり、ジェルネイルオフでダストが散らばったりするので、家族や一緒に住んでいる人がいると迷惑がられるというケースもあります。

スクールならネイルをするための環境が整っているので、周りを気にせずネイルに集中できます!
さらにスクール内でネイルサロンの空間を再現していたり、プロ向けの道具の貸し出しをしているところもあるので、プロと同じような環境や道具でネイルを楽しむことができるのです。

ネイルスクールや教室のデメリット

ネイルスクール・教室のデメリットとしては、

  • 授業料が高い
  • レッスンの時間や曜日が決まっている
  • 受講内容は自由に決められないことがある

上記の3点が考えられます。

では、それぞれ詳しく見ていきましょう!

■授業料が高い

ネイルスクールは独学や通信講座よりも高い費用がかかります。
スクールの立地や設備、授業内容、コマ数が充実しているほど高くなりやすいようです。

反対に授業料がほかと比べて安すぎるスクールは、コマ数が少なかったり、レッスン内容をほんの一部に限っていたりすることもあるので、スクール選びは注意が必要です。

■レッスンの時間や曜日が決まっている

ネイルスクールは通って授業を受けなくてはならないので、仕事や家庭、勉強で忙しい人はそこが最大のネックになりやすいです。
予約制で生徒がレッスンの日程を決められるスクールでも、定員オーバーの場合は予約ができずキャンセル待ちになることも。

特にお休みの人が多い土日祝日や、ネイル検定が近い日にちになるとすぐに予約が埋まってしまい、自分の予定が合わせづらいというケースもあるようです。

■受講内容は自由に決められないことがある

受講内容やレッスンの進め方は、コースによって決まっています。
人によっては「ネイルアートを学びたいのに、基礎知識の座学が多くて不満」「詳しく知りたい授業が短時間で終わってしまった」など、自分の希望と合わないこともあるかもしれません。

0から独学でネイルを始めるのは可能?

セルフネイルを楽しむ女性

趣味でネイルをはじめたいなら、最も手軽なのが「独学でネイルを始める」こと。
もちろん、0から独学でネイルを始めることも可能です!

独学をはじめる方法としては、

  • 『ネイル女子』のようなウェブ記事を見てやり方や必要なものを学ぶ
  • YouTubeやTikTok、インスタグラムの動画を見て勉強する
  • セルフネイルのやり方を網羅している書籍を買って読む

上記のように、独学でもネイルを学ぶには様々な方法があります。

ネイル道具はセリアやダイソー、キャンドゥなどの100均でも購入できますし、ネットショップではセルフネイル向けのプチプラジェルネイルや、ジェルネイルのスターターキットも売られています。
趣味のジェルネイルは道具を集めて、基本的なやり方さえわかればすぐに始められるのが良いところです!

独学でネイルを始めるメリット

趣味でネイルを始める時は、独学でスタートする方が多いです。
独学で始めるメリットには以下のようなものがあります。

■費用が安く済む

ネイルスクールや通信講座と比べて、独学で始める時の費用はかなりお得で安く済みます!

ウェブ記事や動画で情報を集めるなら基本的に通信料金しかかかりません。
また、ネイル道具も100均やプチプラネイル道具を使えば2,000円くらいで一通り揃います。

そしてジェルネイルのスターターキットは4,000円前後で売られているものもあるので、一つずつ揃えるのが大変という方にもおすすめです。

■好きなときに始められて時間を自由に使える

独学で趣味のネイルを始めれば、好きなタイミングで自由に時間を使えるのもメリットの1つ。

ネイルスクールや教室に通うとなると決まった時間に通わなくてはいけないので、仕事や家庭で忙しいとなかなか難しいですよね。
また、授業の日程や1コマの時間も決まっているので、中断して離脱するといったこともなかなかできません。

独学なら空いた時間を使って好きなタイミングで始められますし、中断して続きはまた明日といったことも可能です。

自分の好きな時に気軽に始められるのは、忙しい社会人や主婦の方にも嬉しいポイントです!

独学のデメリット

独学のデメリットは主に以下の2点です。

  • 正しい知識を学ぶのが難しい
  • わからないことをすぐに解決できない

ネイルのウェブ記事やネイル動画は、プロのネイリストでない人が書いていたり動画を撮っていることもあります。
となると、本当に正しい知識を持った解説なのかは定かではありません。

時短で簡単にジェルネイルができる解説だけど、実際にやってみたら自爪が傷んでしまった……ということも稀にあるので注意が必要です。

ちなみにネイル女子のウェブ記事は全てプロのネイリストや元ネイリストが書いているので、正しい知識やプロの技術に基づいた内容になっています!

また、ウェブ記事や書籍、ネイル動画だと、「どのくらいの力加減でケアしているの?」「動画だと見えない角度はどうやって塗っているの?」といった細かいところまで知るのは難しいです。

独学だとわからないことをすぐに解決できないので、初心者レベルから中級・上級レベルへの技術向上も難しい傾向にあります。

通信講座やオンラインレッスンを受ける

オンラインレッスンや通信講座を受講中の女性

大手のヒューマンアカデミーやユーキャンなどをはじめ、ネイルの通信講座を受けるという方法もあります。
また、プロのネイリストがZOOMなどのビデオ通話システムを使ってオンラインレッスンを開講していることもあります。

通信講座やオンラインレッスンのメリット

独学とネイルスクールの中間的な立ち位置の通信講座やオンラインレッスンは、以下のようなメリットがあります。

■自宅でネイルを学ぶことができる

通信講座やオンラインレッスンは、自宅でプロが監修しているレッスンを受けられるのが最大のメリットです!

独学では知識が偏ってしまったり、間違った情報を覚えてしまうこともありますが、通信講座ならプロ監修のテキストや動画でしっかり学べます。

またオンラインレッスンも自宅にいながらプロの授業を受けられるので、スクールのように通ったりせず授業を受けられます。
自宅でリラックスしながら進めやすいのも嬉しいポイントですね。

■ネイルスクールより安い

通信講座やオンラインレッスンはネイルスクールよりも受講料が安いです。

教材費には基本的なネイル道具も含まれていたり、ビデオ通話で個別相談ができたりとサポートも充実しています。
プロのレッスンを受けたいけど、費用は安く押さえたいという方に向いています!

通信講座やオンラインレッスンのデメリット

通信講座やオンラインレッスンのデメリットは、

  • 直接の指導を受けられないので限界がある
  • セルフネイル向け通信講座は数が少ない
  • オンラインレッスンは内容や費用がピンキリ

などが考えられます。

通信講座やオンラインレッスンは対面で直接指導を受けられないので、指導内容に限界があります。
細かいところまでしっかり教えてほしいという人にとって、通信講座やオンラインレッスンは物足りないかもしれません。

また、通信講座だと資格取得がメインの講座が多く、趣味でセルフネイルを楽しむことに特化した講座は少なめです。

オンラインレッスンは近年普及した方法なので、講師によって内容や費用に差があり、初心者はどの講師を受講すればいいのかわかりにくいかもしれません。

このように、ネイルを趣味で始める方法には、それぞれメリット・デメリットがあります。

正しい知識と技術を学ぶにはネイルスクールが最適です!

とりあえず始めてみたい!という方は、独学なら費用が少なく、気軽に始められるのでおすすめです。

通信講座やオンラインレッスンは自分のペースで進めつつも、基礎知識も得たいという方ならきっと合うはずなので、検討してみてくださいね。

趣味でネイルを始めるなら注意すること

ネイルを趣味で始めたい方のほとんどは、「好きなネイルデザインやアートをセルフで思い切りたのしみたい!」と考えているはず。

確かに、知識を得て練習を重ねれば、プロ並のネイルアートも夢ではありません!
しかし、綺麗で安全なネイルを楽しむには以下のような点も注意しましょう!

セルフネイルはネイルサロンに比べて持ちが悪い

セルフネイルはネイルサロンでネイリストが施術するものと比べると、持ちが悪くなる傾向があります。
理由はいくつかありますが、ジェルを塗る前の下準備が不十分なことが挙げられます。

爪の表面に水分や油分が残っていると、ジェルがしっかり密着せず剥がれやすくなるからです。

また、ジェルの塗布量が均一であるかどうかも関係します。
塗布量が均一でない場合、効果不良を起こし持ちが悪くなることもあります。

ジェルネイルを硬化させるためのUV/LEDライトのパワー不足や照射時間の不足も、持ちの悪さにつながる原因のひとつです。

これらの原因が重なるとジェルが剥がれやすくなり、浮いた部分から水分や汚れが入り込んでカビ(グリーンネイル)の原因になることもあるので注意しましょう。

セルフのジェルオフには注意が必要

セルフでジェルオフする場合、適切に行わないと爪が薄くなったり二枚爪になったりするリスクがあります。

ジェルが浮いてきたからといって無理に剥がしてしまうと爪の表面の層まで一緒に剥がれてしまいダメージの原因になります。
そのため、アセトンを使う場合は適切な時間でオフするようにしましょう!

ただし、アセトンを使用したまま長時間放置して爪や指先が乾燥しすぎないように気をつけることが大切です。

ジェルオフした後は爪周りが乾燥しやすくなるので、キューティクルオイルやハンドクリームでしっかり保湿することを心がけましょう。

■ジェルネイルオフのやり方

ジェルネイルオフ中の手元

セルフネイルで最初に苦戦する人が多いのはおそらくジェルオフのやり方です。

ジェルオフのやり方はジェルの表面(トップジェルとカラージェル)をネイルファイルで削り、リムーバーを染み込ませたコットンを爪の上に置いてアルミホイルで指を巻くというものです。

聞くだけならそれほど難しくないように感じるかもしれませんが、削るのが結構大変で時間を要します。

ネイルファイルを動かすストロークを長くしたり、当てる角度を調節したりすることがポイントになってきますが、独学だとなかなか身につけるのが難しい部分でもあります。
また、逆に削りすぎてしまうと自爪が薄くなってしまうので注意が必要です。

セルフで行うジェルオフに必要なもの

  • ネイルファイル(150〜180グリットのものがおすすめ)
  • アセトン(ジェルリムーバー)
  • コットン
  • アルミホイル
  • ウッドスティックまたはプッシャー
  • キューティクルオイル
ジェルオフの手順
  1. ジェルの表面を削る
    ネイルファイルを使い、トップジェルとカラージェルの層を削ります。
    削ることでアセトンが浸透しやすくなりますが、削りすぎて自爪まで傷付けないように注意しましょう。
    ファイルを動かす際はストロークを長くし、一定の角度を保つことがポイントです。
  2. コットンにアセトンを染み込ませる
    コットンにアセトンを含ませ、爪の上にしっかりと密着させます。
    アセトンの量が少ないとジェルがうまく溶けませんが、多すぎてもコットンから染み出たアセトンで指先を必要以上に乾燥させてしまうので注意してください。
  3. アルミホイルで巻いて放置
    アセトンを染み込ませたコットンがずれないように、指ごとアルミホイルで巻きます。
    そのまま10〜15分ほど放置し、ジェルがふやけて浮いてくるのを待ちます。
  4. 浮いたジェルを優しく除去する
    ウッドスティックやプッシャーを使い、浮いてきたジェルを優しく押し出すように取り除きます。
    無理に削り取ると自爪を傷つける可能性があるため、浮いてこない場合は再度アセトンを浸透させる工程を繰り返しましょう。
  5. 仕上げと保湿
    ジェルがすべて取れたら、爪の表面を軽くバッファーで整えます。
    最後にキューティクルオイルを塗って爪と指先をしっかり保湿し、乾燥やダメージを防ぎましょう。

自爪をサンディングする時は要注意

サンディングにスポンジバッファーをかける

ベースジェルの中にはサンディングが必要なものが存在し、間違ったやり方をしてしまうと自爪を傷つけてしまうことがあります。

サンディングとは、ジェルと自爪の密着をよくするために自に傷をつける必要な工程ですが、180Gのスポンジバッファーで自爪のツヤを消す程度にこすって消すようにしましょう。

削るというよりはバッファーで軽く表面を曇らせる程度で良いのですが、しっかり削っていて自爪に負担をかけてしまっているということが少なくありません。

間違ってもネイルファイルでガリガリと自爪を削らないようにしてくださいね!

ジェルネイルの付け替えの頻度に注意

カラフルなカラージェルとサンプル

セルフネイルを始めた頃は持ちが悪かったり、いろんなデザインを試したかったりすることで、付け替えを頻繁にしてしまうこともあるでしょう。

しかし、ジェルオフで使うジェルリムーバーに含まれているアセトンという成分は自爪の油分と水分を奪うので乾燥させてしまいます。

自爪が乾燥すると二枚爪の原因になったり、割れやすくなったりするということもあります。

セルフジェルネイルの付け替えは、2週間〜3週間に1回にしましょう!
頻繁に変えたい場合はピールオフジェルを使うなどすると自爪を傷ませずにジェルを楽しむことができますよ。

まとめ

ネイル勉強中の女性の手元

ネイルを趣味として楽しみたい方にとって、独学で始めるか、スクールで学ぶかは悩みどころ。
独学でもセルフジェルネイルは可能ですが、正しい技術を知らないと「すぐに剥がれる」「ジェルオフで爪が傷む」「思うようなデザインができない」などの壁にぶつかることが多いのが現実です。

ネイルスクールでは専門的な知識や技術を短期間で効率よく習得でき、セルフジェルネイルの基礎をしっかり身につけられます。
趣味でも正しい知識を身につけることでネイルの持ちや仕上がりが格段にアップし、ジェルオフや爪のケアの失敗も防げます。

最初は「自分にできるかな?」と不安に思うかもしれませんが、未経験からでも大丈夫!少しずつ経験を積みながら、自分のペースで楽しんでいきましょう。

ネイルを通じて日々の気分が上がったり友達に褒められたりすることで、もっと楽しく続けられるはずです。
「ネイルをはじめたい!」と思った今がチャンス。
ぜひ、自分に合った方法でセルフネイルを楽しんでみてくださいね!

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