おしゃれを楽しんでいる男性は、清潔感も重視している人が多いです。
清潔感という言葉だけではなんとも抽象的ですが、「服がシワシワになっていない」「髪に寝癖がついてない」「スキンケアをしていて肌がキレイ」「爪を短く切って、こまめに整えている」といったことが主に挙げられるようです。
そして近年、ネイルケアやワンカラーネイル、ネイルアートを楽しんでいる男性が増えているのはご存知ですか?
おしゃれやメイクの一つとしてはもちろん、ネイルケアをすることで、「手をキレイに保ちたくなった」と美意識アップにも繋がるのです。
また、あまり知られていませんが、男性もネイルケアがサロンで可能なのです。
今回の記事では、男性のネイルケアのやり方やネイルケアをサロンでできることについてをご紹介してまいります。
普段手や指先を気にしていないという方も、これを機にネイルケアを始めてみてはいかがでしょうか。
男性もネイルケアがサロンでできます!
ネイルケアが男性もネイルサロンでできることをご存知ですか?実は男性専用のネイルサロンも存在します。
このようなサロンでは爪の長さと形を整えたり、甘皮の処理をしたりしてもらうことができます。
ネイルサロンが女性だけのものということはなく、男性も利用することができます。
中には女性専用のネイルサロンもあるのですが、男性OKのサロンも増えているというのが現状です。
手元の清潔感は「モテ」にもつながるのでぜひ綺麗で清潔感のある手元を目指してみてくださいね!
この項目では、具体的にどんなメニューがネイルサロンにあって、男性におすすめなのかをご紹介します。
ハンドメニュー
手元のケアに関するメニューです。ネイルサロンではハンドとフットにメニューが分かれています。
フットメニューのほうが少し高かったり時間が長かったりすることがあります。
■ネイルケアメニュー
男性からの人気があるのがネイルケアメニューです。
爪の長さと形を整えて、甘皮と処理します。これを行うだけでも清潔感のある手元になります。
しっかりネイルオイルでの保湿もしてくれるのでしっとりした手元になります。
この状態を維持するためにはセルフでの保湿も大事です。
ハンドクリームをこまめに塗るだけでも続けることで手の感じが変わってきますよ!
10日~2週間に1回の頻度で通うのがおすすめです。
■バッフィング&シャイナー
いわゆる爪磨きです。磨くことでツヤを出すことができます。
爪の縦筋や凹凸が気になる方におすすめです。
これを行う場合でも爪の縦筋の根本的な原因は「爪の乾燥」なので、爪をネイルオイルで保湿することは非常に大事です。
■補強コート(ベース&トップコート)
ツヤを出しながら爪の補強をしたい場合はこちらがおすすめです。
二枚爪や爪が割れやすい方におすすめのメニューで、カラーリングと違って透明なため目立ちにくいのが特徴です。
■育爪(噛み爪・深爪ケア)
爪を育てて爪のピンクの部分を伸ばしていくことを育爪といいます。
このようなメニューはやっているサロンは少ないのですが、行っているサロンは育爪のスペシャリストがいるので綺麗な形、見た目の爪にしたい方におすすめです。
また、噛み爪が悩み、深爪が悩みという方にも人気のメニューです。
■リペア
リペアとは割れた爪を補強したり、折れた爪を人工爪で長さ出ししたりすることです。
自爪のように見えるやり方で治してくれるので、爪が折れてしまって見た目が気になるという時にリペアをすると長さが揃ってシルエットの綺麗な手元になります。
フットメニュー
■フットケア
ハンドのネイルケアのフットバージョンです。
爪の長さと形を整えて、甘皮をケアします。
足の爪の切り方を変えるだけでも巻き爪が緩和したり、歩くときの爪周辺の痛みがなくなったりすることもあります。
また、見た目もスッキリして清潔感が出るので夏場にサンダルを履く方や、スポーツジムで裸足になる機会がある方に人気です。
足の爪は手の爪よりも伸びるのが遅いので3週間から4週間に1回の頻度で通うのがおすすめですよ!
■角質ケア
フットケアとセットで行う方が多いメニューです。
足裏の固くなった角質を除去します。
フットならではのメニューで気持ちがいいのでリフレッシュしたいときにもぜひやってみてくださいね。
角質ケアをした後はしっかりと保湿することが新たに角質を作らないための秘訣です。
お風呂上がりの寝る前にしっかり保湿するようにしましょう。
■巻き爪ケア
男性でも女性でも足の悩みとして多いのが巻き爪です。
ネイルサロンでは巻き爪のケアをしているところもあります。
特化しているサロンもあるので近くにないか探してみてください。
男性にもネイルがおすすめな理由
日頃のお手入れや、お肌の調子を整えるために、化粧水や乳液でスキンケアをしている男性は多いです。
さらにスキンケアに力を入れたい!と、フェイスマスク(パック)や、美容液を使ってケアをしている方もいますし、アイメイクやベースメイクなど、メンズメイクをしている人も続々と増えています。
スキンケアやメイクは、今や女性だけのものではなく、男性も当たり前のように楽しんでいるのです。
ではネイルはどうでしょうか?
とあるアンケート調査によると、「ネイルケアやネイルアートをしている」という男性は、全体の10%以下という結果でした。スキンケアやメイクをしているという人と比べて、かなり少なく感じますよね。
しかし、男性にもネイルがおすすめな理由があるのです。
女性は男性の爪をチェックしている?
女性へのアンケートで、「男性の爪がキレイかどうか見ることはあるか」という質問に対して、全体の約50%が「ある」と答えているようです。
さらに恋人や夫、身近な友達や同僚の爪や手元がキレイだと好印象を持つという方も多いです。
つまり職業や年齢など関係なく、男性の爪は見られることが多いのです。
メンズのネイルケアのやり方
前述の通り、男性の爪がキレイかどうか、女性に見られていることは少なくありません。
とはいえ、ツヤツヤに光った、完璧にケアされている爪を欠かさずキープする必要はありません。
なぜなら、女性は男性の爪に汚れは溜まっていないか、爪が長すぎないか、爪の周りの皮膚が荒れていないかをなどを見ていることが多いからです。
これらのチェックポイントは、簡単なケアでキレイにすることが可能です。
以下では、男性のネイルケア方法を、取り入れやすい順にご紹介するので、ぜひ試してみてください。
ステップ1:爪切りと爪やすりを併用しよう
爪切りでバチンと爪を切って、長さを整えている人が多いですが、実は爪切りは爪先に負荷がかかりやすく、切った後の爪の断面はギザギザになってしまいます。
断面に凹凸があると、服に引っかかったり、二枚爪にもなりやすいです。
また爪切りでは形の整えも難しく、角が尖りやすいです。爪切りで短くしたあとは、爪やすりを使って、断面や角をなめらかに整えましょう。
爪やすりは、ネイルサロンの場合「エメリーボード」という使い捨てタイプを使っていることがほとんどですが、セルフネイルケアなら、長持ちするステンレス製もおすすめです。
ステップ2:爪ブラシと爪磨きでキレイに
お仕事や家事をしていると、爪先に汚れが溜まったり、爪表面が曇りやすいです。爪先に溜まった汚れは、手洗い時に爪ブラシを使い、爪先を優しくこすることでキレイにできます。
また表面のツヤを取り戻すには爪磨きを使いましょう。
爪磨きはやりすぎると、爪を薄くする原因になるので、1~2週間に1度、軽くこする程度がおすすめです。
ステップ3:甘皮ケアと保湿で潤いをキープ
爪の生え際にある皮膚を「甘皮」と言います。
この甘皮は、爪の根本を守っている大切な部分ですが、爪にこびりついていたり、伸びていたりして、見た目に悪影響を及ぼすことも。
そこでおすすめなのが甘皮ケアです。まずは「キューティクルリムーバー」という甘皮を柔らかくする溶剤を塗り、「プッシャー」という器具で甘皮を根本へ押し上げます。
そして「キューティクルニッパー」で余計な部分だけをカットしましょう。
しかし最初のうちは、プッシャーの力加減やニッパーの使いどころがわかりにくいので、ネイルケアメニューを取り扱っているネイルサロンへ行ってどのようにケアしているのか見るのがおすすめです。
またお風呂上がりで、甘皮が柔らかくなっているか確認したら、綿棒を使って甘皮を押し上げてもOKです。
甘皮ケア後や手洗い後は、ハンドクリームを爪周り、指、手の甲、手のひらに塗って、しっかり保湿しましょう。値段の高いハンドクリームでなくてもOKです。
付けることを習慣化すれば、カサカサ手肌やツヤの無い爪も、しっとりと潤いの保たれたキレイな爪、手元に変わります。