爪に優しい?ジェルネイルのベースについて&肌にやさしい化粧下地と選び方を紹介 | ネイル女子 - Have a nice day tomorrow.

「ジェルネイルをすると爪が傷む」という話を聞いたことはありませんか?これはジェルが爪を傷つけているのではなく、ジェルを塗るときと、オフするときに原因があります。では、爪を傷ませることなく、ジェルネイルを楽しむにはどうしたらよいのでしょうか?今回は、爪に優しいジェルネイルのベースをご紹介してまいります。そして敏感肌さんの中には、肌荒れの原因になるからと化粧下地を塗らず、いきなりファンデーションを塗る人がいます。最近は化粧下地のいらないクッションファンデや、化粧下地とファンデーションを兼ね備えているBBクリーム・CCクリームが人気ですが、本来化粧下地には、ファンデーションやアイシャドウを肌に密着させ、化粧持ちをよくする効果があるのです。オールインワンタイプの化粧品も便利ですが、化粧下地とファンデの工程を分けることで、化粧が崩れにくくなりますよ。他にも、化粧下地には、嬉しい効果がたくさん!このページでは、そんな化粧下地についてご紹介いたします!

ジェルネイルで爪が傷むと言われるのはなぜ?

マニキュアより丈夫で持ちのよいジェルネイルですが、長く続けると、だんだんと爪が薄くなって、傷んでいる気がする・・・と悩む方もいます。これはジェルのせいではなく、塗る前の下処理や、ジェルをオフするときの工程が原因かもしれません。まず、ジェルを付ける時は、取れにくくするために、爪表面にやすりをかけることがあります。この時のやすりがけは軽くが基本なので、爪が大きく傷むことはまずありませんが、セルフネイルだと間違ったやり方をしてしまっていることがあります。サンディングに使うのはスポンジバッファー(スポンジファイル)でグリッド数(目の粗さ)は180G程度のものがおすすめです。スポンジバッファーではなく、ネイルファイルの180Gでサンディングしてしまうと爪がかなり削れてしまうので注意しましょう。
また、より大きな問題はジェルをオフするときです。オフではアセトンというジェルを溶かす薬品と、やすり、またはネイルマシーンを使っていきますが、アセトンを使っても落とせない部分を、無理やり剥がしたり削ったりすると、爪表面まで傷ついてしまいます。アセトンにつける時間の目安は10分~15分です。普段2,3分でアルミホイルを外してしまっている場合はジェルにアセトンが浸透しておらず取れにくいということもあるのでもう少し長めに置いてみてくださいね。これはジェルが自然と爪から浮いて、自分で剥がしてしまうときも同じです。無理やりなオフを続けていると、爪は傷んで薄くなってしまいます。

爪に優しいジェルネイルのベースを知っておこう!

爪は死んだ細胞の塊なので、薄くなったり、傷んでも皮膚のように再生しません。キレイにキープしたいなら、爪に優しいジェルを使うようにしましょう!

パラジェル

近年、ネイリスト以外にも知名度の高いジェルブランドが「パラジェル」です。パラジェルのベースジェルは、硬化時に爪とジェルの間に空気が入らないよう、密着する働きがあります。つまり従来のような爪表面を削る下処理をせずに、ベースジェルをのせることができるのです。サンディングをしなくていいので爪を一切傷つけることなく、ジェルネイルを楽しめます。さらに発色も良く、退色しにくいという特徴もあります。2021年現在、流行中のジェルブランドなので、取り扱い店舗は続々と増えています。もともとのサロン推奨ジェルが違うメーカーでも、パラジェル取扱店であればプラス料金でパラジェルにすることも可能です。とはいえ、パラジェルは正しい知識で正しい使い方をしないと存分に良さを発揮できません。そのような面を考えると、パラジェル認定サロン、パラジェル登録サロンといったメーカーの認可を受けているサロンで施術をしてもらうのがおすすめです。

カルジェル

カルジェルは、アセトンで落とせる「ソフトジェル」の中でも老舗のブランドです。柔らかい素材でできており、爪にフィットしやすく、オフもポロッと簡単に取れるようになっています。さらに独自の「ガスパーマブルシステム」というものがあり、水分を含んでも蒸発しやすくなっています。爪とジェルの隙間に水分が溜まりにくいので、グリーンネイルという感染症にもかかりにくいです。

ジェルの取り扱いは、ネイルサロンによって異なります。どのブランドを使っているか気になる場合は、ネイルサロンに直接問い合わせてみてくださいね。

セルフネイル向けでもノンサンディングジェルはある

セルフジェルネイルをしている人にとって、パラジェルやカルジェルは価格面などから買いにくい商品です。しかし、今はセルフネイラー向けのジェルでノンサンディングジェルも販売されています。このようなジェルを使うと自爪を削るサンディングでやりすぎる心配がないのでおすすめです。







化粧下地の嬉しい効果

化粧下地には、化粧崩れを防ぐだけでなく、外部刺激(ほこりや細菌など)から肌を守る効果があります。さらに、毛穴やくすみを隠し、肌を明るくキレイに見せることができる優秀なアイテムです。メイクの完成度を高め、日中も美しく過ごすために、ぜひ使用したいですね。

敏感肌を傷つける『やさしくない化粧下地』

化粧下地により、肌が痒くなったり、乾燥したり、吹き出物ができたり…このような肌荒れを起こしたことがある敏感肌さんは多いようです。そのため、『敏感肌は化粧下地を使うべきではない』という意見をチラホラ耳にします。化粧下地により、肌荒れを起こしてしまうのは、一体なぜなのでしょうか?その理由は多くの化粧下地に、敏感肌に刺激を与える強い成分が使われているからです。

敏感肌に刺激を与える成分(化粧下地の場合)
・合成界面活性剤
・紫外線吸収剤
・合成ポリマー
・パラベン
・香料

これらは全て、敏感肌さんが避けるべき成分です。

敏感肌が選びたい『やさしい化粧下地』

敏感肌さんの場合は、上にある成分を配合していない化粧下地を選びましょう。さらに、次の3点にも気を使うと、敏感肌さんにベストな化粧下地が見つかります。







①UV効果がある
肌のバリア機能が弱い敏感肌さんにとって、紫外線は肌荒れを起こす大きな原因です。紫外線吸収剤以外にも、UV効果のある成分はあります。例えば、酸化チタンや酸化鉄などの紫外線散乱剤は、UV効果があり、肌にやさしい成分です。

②保湿効果がある
肌の乾燥は、敏感肌のバリア機能をさらに低下させます。スキンケアだけでなく、メイクをするときも保湿を心がけましょう。

③肌になじむ
ファンデーションの前に塗る化粧下地。ファンデーションがムラになるのを防ぐため、できるだけ肌になじみやすい化粧下地を選びましょう。

敏感肌さんにおすすめな化粧下地

天然素材のみで作られた、24hコスメの『UVベースローション』。肌にとって負担となる、合成界面活性剤・紫外線吸収剤・合成ポリマー・パラベン・香料は一切使用していません。肌なじみがよく、植物由来の保湿成分もたっぷり配合しています。

化粧下地の塗り方で、日中の崩れを防ごう!

「日中に化粧が崩れやすい…。」そう感じる人は、化粧下地の塗り方を変えてみましょう♪

化粧崩れが起きにくい、下地の塗り方

①洗顔後は基礎化粧品でしっかりと肌を保湿しましょう。日中の肌の乾燥は、化粧崩れを招きます。
②化粧下地(使用する化粧下地の規定量)を手に取ります。
③範囲の広い額と両頬には多めにのせ、範囲の狭いアゴと鼻には少なめにのせます。
④顔の外側に向かって、指先で軽く叩きながら広げていきます。毛穴が気になる場合は、毛穴を下から押し上げるようにして、毛穴を化粧下地で埋めていきましょう。
⑤まぶたや小鼻のキワにも、指先でポンポンとのせていきます。
⑥顔全体に広げ終わったら、ティッシュで余分な化粧下地を吸い取ります。
⑦最後に、手の平を使い、顔全体を包みます。
⑧化粧下地が乾いてから、ファンデーションやコンシーラーを塗ります。

今までササッと塗っていた化粧下地も、順番通り丁寧に塗っていけば崩れにくくなります。ぜひ試してみてくださいね。

補足:BBクリームとCCクリーム

「化粧下地の代わりに、BBクリームやCCクリームを使ってみたい。だけど、違いがよくわからない。」そう思っている人もいるのではないでしょうか?ここでは、BBクリームとCCクリームの違いについてお話しします。

BBクリーム

ベースメイク(ファンデーションを含む)をBBクリーム一つで仕上げることができます。UV効果などのスキンケア効果があるものが多いです。カバー力がありますが、厚塗り感が出てしまうのが欠点です。

CCクリーム

顔全体のくすみや赤みなどを解消(色補正)し、美しく見せる役割があります。BBクリームと同様、スキンケア効果があるものも存在し、ファンデーションを上から塗らなくても大丈夫です。BBクリームよりも軽く、ナチュラルに仕上がります。しかし、カバー力はBBクリームの方が上です。

自分の目的にあった方を選びましょう!

まとめ

化粧下地には魅力がたくさん!「肌をいたわりつつ、キレイをキープしたい。」そう思う敏感肌さんだからこそ、ぜひ使いたいアイテムです!選び方と塗り方を知っていれば、敏感肌さんも化粧下地は使用できます。敏感肌にあった『やさしい化粧下地』で、美しさの可能性を、さらに広げましょう。







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