アートをつけないワンカラーなど、シンプル系のネイルが流行っている昨今ですが、シンプルなものばかりしていると、気分転換に違うデザインがしたくなりますよね。そこでおすすめしたいのが、揺れるチャームをつけたり、大きめビジューをつけるネイルです。ワンカラーなどシンプル系がベースでも、目立つパーツを一つ付けるだけで、ガラリと印象が変わります。特に揺れるパーツはインパクトがあるのに、派手すぎずしっかりかわいくなるのでおすすめです!今回はネイルのチャームをつけても邪魔になりにくい指や、大きめパーツ、ビジューが取れにくくなる方法についてご紹介します。そしてピアスは、おしゃれが好きな人の必須アイテムとして、幅広い世代に人気があります。イヤリングと違って落としにくいですし、耳が痛くなりにくいです。ピアスならではのかわいいデザインも魅力ですよね。しかし、肌に穴をあけるので、ピアスの素材によっては肌トラブルを起こしたりと、気をつけておきたい点もいくつかあるので注意が必要です。今回はピアスでの肌トラブルを防ぐ方法についても合わせてご紹介します。
ネイルチャームが邪魔にならない指
ゆらゆらと揺れるネイルチャームは、付けるだけで華やかな雰囲気になります。写真のようにワンカラーベースに一つ付けるだけでも、インパクトがあって大人かわいくなりますよね。しかしチャームや、大きなパーツ、ビジューは大きいと邪魔になりやすいので注意が必要です。例えば指輪をしようと思っても、チャームの厚みが邪魔をして着けられなかったり、よく使う指だとぶつけてパーツが取れやすくなったり、引っかかって怪我に繋がることも・・・。かわいくて目立ちますが、付ける指はしっかり考えたほうが良さそうです。ではどこの指が一番邪魔にならないのかというと、これは圧倒的に「薬指」です。親指、人差し指は日常生活で頻繁に使う指ですし、中指も意外と使うことが多いはずです。小指はあまり使わない指ですが、面積が小さいので、チャームなど大きめパーツを付けることができません。そういった理由から、邪魔にならない指というと、やはり薬指がおすすめなのです。次点で親指や中指をおすすめしたいところですが、大きなパーツを付け慣れていない場合は、怪我に繋がりやすいので、避けたほうがいいかもしれません。
チャームやパーツ、ビジューを取れにくくするアイテム
爪より大きなチャームやビジューは、接地面を大きく取ったり、しっかり接着させないとすぐに取れてしまいます。接着部分が大きければ大きいほど、パーツの持ちはよくなりますが、ジェルに埋め込んでしまうと見た目があまり良くないですよね。そこで、チャームやパーツを取れにくくする方法をご紹介します。
●パーツジェル、ビジュージェルを使う
ジェルネイルでパーツを付けたい場合は、上記のような商品名のジェルを使うのがおすすめです。トップジェルやベースジェルよりも粘度が高く、液を操作しても流れにくいのが特徴です。
●ネイルグルーを使う
ネイル用の接着剤であるネイルグルーなら、マニキュアユーザーでもパーツを付けられます。ただし接着力が高いもので、ネイル用であることを確認してから使いましょう。工作用の接着剤などは、爪や肌に使うために作られていないので、誤って付着してしまうと、炎症や肌荒れの原因になります。ちなみにネイルグルーを落とすときは専用のリムーバーを使う人が多いようですが、アセトンの割合が多い除光液でも同様に落とせますよ。
●アクリルを使う
ネイル好きの方ならなんとなく存在を知っている「アクリル」は、ジェルよりも強度の高い素材です。長さ出しや3Dアートに使われていますが、爪の亀裂補強や、パーツの固定にも大活躍します。ただしジェルと違って、アクリルパウダーとリキッド、専用の筆などアクリル用のグッズが必要ですし、使用中のニオイはマニキュアよりも強いです。換気ができる部屋でトライしましょう。
初めてピアスを使うときは?
ピアス未体験の方は、まず耳たぶにピアスホール(穴)を空けなければなりません。ピアスホールを開けるには、医療機関(皮膚科)で開けてもらうか、市販の専用器具を使って自力で開けるといった方法があります。専用器具はピアッサーという針がついており、耳たぶに貫通させて穴を開けることができます。空けた直後の穴は傷口なので、そのままにしておくと皮膚がふさがってピアスホールが作られない為、穴がふさがらないように「ファーストピアス」をしばらくつけておく必要があります。1~2か月ほど経過してピアスホールが完成したら、穴をきれいに固定するための「セカンドピアス」に変え、半年~1年程度つけてから外します。カジュアルに行われていますが、身体に穴を開けるというリスクを伴う行為なので、肌のトラブルが起こらないように正しい知識を持って行いましょう。
敏感肌は医療機関でピアッシングを
ピアッシング(ピアスホールを開けること)は「医療行為」です。しかし、ピアススタジオなどで、医師免許を持っていない施術者によるピアッシングが黙認されているのが現状です。どんなに良質なお店であっても、敏感肌の方は医療機関(皮膚科など)で必ずピアッシングしてもらうことをオススメします。医療機関なら、技術や衛生の面でも安心ですし、安全な薬を処方してもらえるというメリットがあります。また、専用器具を使って自分でピアッシングするのは、痛みを強く感じやすかったり、雑菌が入って肌トラブルを起こしがちなのでやめておきましょう。
ピアッシングの後に起こりやすいトラブル
ピアッシング後には
・傷口から雑菌が感染してしまう
・ピアスの素材にかぶれる
・金属アレルギー
・消毒にかぶれる
といったトラブルが起こりやすいです。これは衛生的な状態でピアッシングし、ファーストピアスと耳たぶを清潔に保っておけば、雑菌が感染することを防ぐことができます。また敏感肌の方は、ピアスの素材や消毒液にかぶれやすいので十分注意してください。ピアスホールの周辺にかゆみや赤み・ただれなどは起きた場合は、皮膚科を受診しましょう。
敏感肌が快適にピアスを使うには
まずはピアスによるかぶれを防ぐために、以下の注意点を確認しましょう。
・かぶれにくい素材(チタン、樹脂製など)のファーストピアスを使う
・石がついたものは汚れが溜まりやすく、かぶれの原因になるので避ける
・アルコールを含む消毒剤は使わず、ピアス専用消毒剤を使う
・耳たぶは石けんで丁寧に洗う
・過剰に消毒しない
金属アレルギーのある方は医療用ステンレスやチタン製のファーストピアスを使ってください。樹脂、バイオプラスト(デンプン由来の素材)、木製、アクリル製はかぶれが起こりにくい素材なので、デリケートな肌におすすめです。また、かぶれを防ぐため、ピアスは必ず清潔な状態を保ちましょう!使った後は柔らかい布で汗や汚れを拭きとり、雑菌が繁殖するのを防いでください。