手の日焼けを白くする方法が知りたい!指関節のしわや違和感もしっとり解消 | ネイル女子 - Have a nice day tomorrow.

夏は日差しが強く、女性の皆さんは毎年日焼けが心配ですよね。特に手は、油断するとあっという間に黒くなってしまいます。しかし、自分の手は見慣れているので、日焼けしていることに気付くのが遅く、あれ?と思った時にはすでに浅黒い手になっていた、なんてことがよくあります。ほとんどの人が、顔やお腹に手を当てた時など、他の部位と比べた時にはじめて自分の手が日焼けしていることに気付くのです。外出時には必ず手に日焼け止めを塗っていても、日常の窓から差し込む日差しや、手を洗う行為など、日焼けから完璧に手を守るのは至難の技です。もしくは常に手袋をして生活できれば日焼けの心配など無用ですが、そういうわけにもいきません。となると、日焼けした後に「いかに早く本来の肌色に戻すか」が大切になってきます。今回は、紫外線対策をしていてもすぐに焼けてしまう手を、できるだけ早く白く戻す方法をご紹介します。また、現代の女性が日照時間や過剰な紫外線対策で不足がちな、ビタミンDの大切さと増やし方も一緒にご紹介し、手のケア中に気になる関節のしわや、関節やお肌の栄養についても合わせて解説します。

手の日焼けを白くする方法

「気が付くと手が黒く日焼けしていた!」常に日光に晒されている手は、ちょっとした油断ですぐに焼けてしまいます。できるだけ早くケアをして「日焼け肌」が定着してしまうのを防ぎましょう!以下で黒くなった手を、できるだけ早く白い肌に戻す方法をお伝えします。

1.美白効果のある石鹸で洗う
日焼けしたからと、美白効果のあるハンドクリームや保湿剤をすぐに塗っても、せっかくの効果が半減です。土台となる肌を清潔に整え、余分な角質や汚れを除去し、ターンオーバーを促す準備が必要です。泡立てネットを使って、たっぷりの泡で包み込むように洗いましょう。今は美白効果のある安い洗顔料が売っています。日焼けした肌は、手とはいえ敏感です。そこでキメの細かい泡が立つ洗顔料で、手を洗うのがおすすめです。

また、毎日の美白ケアとして、黒ずみをなくして白さをキープできるボディソープを使ってみましょう。継続して使うことで肌の黒ずみが気にならなくなったり、角質によるくすみも取れて、キレイな白肌を保ちやすくなります。

日焼けしてしまった!という時は、紫外線によってダメージを受けている肌を優しく洗うために洗顔料を使い、紫外線を浴びにくい秋・冬や、日焼け止めをしっかり塗っている日は、美白ボディソープを使ってケアしていきましょう。

2.とにかく保湿
日焼けした肌は、とにかく乾燥しています。洗浄力が強くない、優しい洗い心地の洗顔フォームや、ボディソープを使って汚れを落としたら、すぐにたっぷりと水分補給するために化粧水を手肌に馴染ませましょう。美白用の化粧水を手に取り、肌の中に水分を入れ込むように手でふわっと押さえて、浸透させていきます。もうこれ以上肌に水分が入らない!と思うまで、何度も繰り返してください。肌の水分が足りないと、次に使う美白クリームを塗っても、内側から乾燥してすぐにくすんでしまいます。

化粧水はスキンケアで使ういつもの物でもOKですが、大量にバシャバシャ使いたい時は、大容量の美白化粧水を用意しましょう。シミにアプローチするとパッケージに書いてある商品や、ビタミンCが入った化粧水などがおすすめです。

3.美白効果のあるクリームで保湿
たっぷりと水分を含んだ肌は、キメが整い最高潮に柔らかい状態です。この状態の肌は、栄養やクリームに含まれる美容成分をしっかりと肌に取り込んでくれます。美白効果のある油分の入ったクリームで、しっかりと保湿と保護をしていきましょう。普段スキンケアで使っている美白クリームを手に塗ってもOKです。

これを毎日続ければ、すぐに本来の白い肌が戻ってくるので、ぜひ試してみてください!

ビタミンDの働き

ビタミンDは、食べ物などから補給するしかないビタミンの中で、唯一体内で作ることができるビタミンです。ビタミンDは、紫外線に当たることにより、皮膚の中で合成されます。具体的には、皮膚内にあるコレステロールが、紫外線によってビタミンDに変換されるのです。ビタミンDといえば、よく知られているのが「歯や骨を作る」働きで、カルシウムの吸収を助け、「丈夫な骨を作る」ために不可欠なのです。ほかにも、

・筋肉や神経の働きをサポートする
・セロトニン分泌を促進する
・免疫力を高める

など多くの働きがあり、その万能ぶりに、ビタミンというよりホルモンという扱いをされているほどです。







ビタミンD不足の症状

サプリメント大国の米国では、この数年でビタミンDサプリの売り上げが、なんと50倍にも跳ね上がっているほど、ビタミンD不足は今世界中で深刻化しており、関心が高まっているのです。ビタミンD不足で表れる症状は、

・筋肉の衰え
・関節痛や筋肉痛
・便秘
・疲労感、眠気
・イライラや気分の落ち込み

といったものです。ほかにも、皮膚の再生を促進する働きもあり、不足すると「肌荒れ」の一因になったり、粘膜が弱って風邪をひきやすくなることもあります。

深刻なビタミンD不足

ビタミンDの研究が世界中で急速に進むにつれ、全身の細胞にビタミンDの受容体があることが発見されています。つまり、ビタミンDは人間の体の機能全てに関わっており、その不足は全身の機能低下を引き起こしてしまうのです。しかし、日本人の4人に1人、特に女性は3人に2人が、必要摂取量を満たしていないのが現実です。日に当たれば体内で作られるとはいえ、高齢者ではその合成力も4分の1にまで低下してしまいます。また、若い女性の間でもビタミンD不足が進行しているのは、

・UVケアの浸透
・食生活の変化

が大きな原因です。今や日傘や日焼け止めで完全防備は当たり前で、さらに食事において、魚を食べなくなったことが、若い女性のビタミンD不足を進めてしまっています。

ビタミンDを効率的に補うには

厚労省によると、ビタミンDの1日当り必要摂取量は、18歳以上の女性では5.5μgとされています(妊婦さんは7.0μg)。しかしこれは骨粗しょう症予防の最低ラインですから、健康のためにはもっと多く摂った方が良いです。ビタミンDを摂る方法は、以下の3つがあります。

・日光浴をする
・食品から摂る
・サプリメントで摂る

環境省によると、夏であれば1日15分程度、両手の甲を日に当てれば必要量のビタミンDが作られるそうです。絶対日焼けしたくないという人は、メラニン色素のない手のひらを上に向けて日光浴するといいですね。また食事で摂るなら、ビタミンD豊富なのは魚やキノコ類がおすすめです。100gあたり、シラス干しで61μg、紅鮭で33μg、サンマで19μg、干しシイタケで17μg摂れますが、効率的に摂るならおすすめは魚です。

ビタミンDのまとめ

春や夏は意識して手の平を日光浴させればよいのですが、冬は日照時間が少ない上に外で過ごすことも減り、ビタミンDの不足に拍車がかかります。そんな冬の夜は、魚とキノコたっぷりのお鍋がおすすめです。魚は脳にも肌にもよいDHAやEPAも摂れるので、美容のためにも女性は大いに食べてほしいものです。ちなみに、魚にビタミンDが豊富なのは、ビタミンDを含むプランクトンを餌にしているからだそうです。ビタミンDを増やすためにも、夏は暑く冬は寒いからといって、日中室内にこもってばかりではなく、15分で良いので、できるだけ外に出かけるようにしましょう!







関節のしわを目立たなくさせる

残念ながら、できてしまったしわを消すことはできません。だからといって何もせずに放っておけば、しわはどんどん深くなっていきます。今あるしわをこれ以上深くさせず維持することで、10年後、20年後の手は、周りの人と大きく差がつきます。もし10代のうちから意識してケアをしていたら、今のように関節のしわでここまで悩むことはなかったかもしれませんよね。気が付いた今から、まだ先の長い未来の自分のために、コツコツとケアを続けていけば良いのです!

関節のシワを目立たなくさせるケア方法

まずやって欲しいのは、角質ケアです。くすみの原因となる手の汚れはシワの奥深くに入り込んでいます。ハンドスクラブやソフトピーリングで、垢などの汚れを除去し、保湿成分の浸透を良くする必要があります。角質ケアと聞くと面倒そうですが、ボディーと違って、手は洗うついでにケアできるので、いつでも気軽にすることができます。

・ハンドスクラブ
①手を洗ったら、スクラブを手に取り手全体に優しく馴染ませる。
②指を曲げ、関節の部分はより丁寧に塗り込み、くるくるとマッサージする。
③良く洗い流して、ハンドクリームを塗る。

・ソフトピーリング
毎日の簡単ケアとして、ピーリング効果のある石鹸を使って手を洗い、ハンドクリームを塗る。

ハンドクリームを塗る時は、指を曲げ関節を伸ばした状態のところに、クリームを塗り込んで行きましょう!

指の関節をなめらかに細くするマッサージ

ハンドクリームを手全体に塗り込んだら、指一本一本を強めに握りながら、引っ張っていきます。関節が真っ直ぐに伸び、指のむくみも取れるので、スッキリとした手になります。

膝の違和感や痛みが出てくる理由

年齢とともに関節、特に膝の関節に違和感を覚えることがあります。はじめに膝関節の構成と膝の痛みが起こる原因を見てみましょう。

・膝関節の構成
膝の関節は、大腿骨と脛骨、膝蓋骨(膝小僧)から構成されています。大腿骨と脛骨の接触部分は軟骨で覆われ、摩擦や衝撃を吸収するクッションの働きをしています。二つの骨の隙間には関節液が満たされ、関節がスムーズに動くように潤滑剤の役目を果たしています。また、周囲には靭帯や筋肉があり、関節の動きを支えています。

•ヒアルロン酸不足
しかし歳とともに、関節液を構成するヒアルロン酸が減少していきます。このため潤滑剤が不足し、関節の動きが悪くなってしまいます。さらにヒアルロン酸は、軟骨の構成成分でもあります。ヒアルロン酸の減少とハードな動きによって、膝の軟骨は歳とともに磨り減っていき、最後には骨どうしが擦れ合って、炎症や痛みが起こるようになるのです。







膝関節のための運動

では、どのようにしたら膝関節痛は防ぐことができるのでしょうか?以下で具体的なケア方法をご紹介します。

筋肉をつける

歩いたり座ったり、踏ん張ったり、膝関節には体重の3~8倍もの負荷がかかるといいます。ですから日頃からよく歩いて筋肉をつけ、膝の負担を軽くすることはとても重要です。

太腿の筋肉トレーニング

特に太腿の裏側にあるハムストリングスは、膝関節痛が進行すると硬くなるため、膝が伸びなくなります。

寝たままできるトレーニング

次の寝たままできるトレーニングで強化しましょう。

その①
・仰向けに寝て、片方の膝を立てる。
・伸ばした方の脚の爪先を立て、30cmほど上げて5秒静止、ゆっくり下ろす(逆も同様に)。

その②
・両脚を伸ばし、片方のかかとをお尻の方にずらしていく。
・お尻まで引きつけたら、ゆっくりもとに戻す(逆も同様に)。

その③
・両脚を伸ばし、膝の下に巻いたタオルを入れ、爪先を立てる。
・そのままタオルを潰す感じで膝に力を入れ、5秒静止、力を抜く。

それぞれ10回ずつを1セットとして、朝と夜、布団の上で行いましょう。

膝関節に必要な栄養素

グルコサミン

膝関節の軟骨の主成分は、
・コラーゲン
・プロテオグリカン(コンドロイチン)
・ヒアルロン酸

グルコサミンは、プロテオグリカンやヒアルロン酸の原料となり、磨り減った軟骨を修復し、関節液を増やしてくれます。しかし口から摂ったグルコサミンは、そのまま働くわけではありません。体内で「N-アセチルグルコサミン」に変換されて初めて、軟骨成分として利用されるのです。

コラーゲン

グルコサミンは、軟骨と関節液を増やして関節痛を予防します。しかし軟骨の構成比を見ると、

・水分 75%
・コラーゲン 20%
・プロテオグリカンやヒアルロン酸 5%

水分以外では、コラーゲンの割合の方が大きいのです。つまり最強の関節痛ケアをするなら、コラーゲンも一緒に摂る必要があるのです。

グルコサミンの更なる働き

最新の研究で、グルコサミンに美肌効果の働きがあることが報告されています。グルコサミンを十分摂っていると、膝だけでなく、肌の調子もよくなる人が多いようです。それは、N-アセチルグルコサミンがヒアルロン酸になるからです。ヒアルロン酸といえば肌の潤いの必須成分ですが、難点は分子が大きいため、口から摂っても吸収されにくいこと。しかし、N-アセチルグルコサミンはヒアルロン酸の400~3000分の1という小さい分子なので、速やかに吸収されます。潤い成分といえばヒアルロン酸と思いがちですが、しっとりモチ肌を作るには、N-アセチルグルコサミンのほうが効果的なのです。

紫外線対策も重要ですが、お肌も関節も快適に過ごすにはグルコサミンやヒアルロン酸も大切です。手の日焼けや関節のしわと無縁な毎日を送るためにも、徹底的にケアしていきましょう。







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