ジェルネイルが予定より早めに取れてしまうとテンションが下がりますよね。
ネイルは3~4週間でチェンジする必要がありますが、誰でも期間ギリギリまでキレイな状態でつけていたいと思いますよね。
ジェルネイルが取れてしまう大きな原因の一つとして、よく耳にするのは「乾燥」です。
そのためジェルネイルをしているほとんどの人は、ネイルオイルを使って爪周りを保湿していると思います。
では、なぜジェルネイルは乾燥で取れやすくなるのでしょうか?
今回は、ジェルネイルが乾燥で取れやすくなるといわれている理由と、おすすめの保湿方法をご紹介します。
ジェルネイルが乾燥で取れやすくなる原因
ネイルサロンに行くと、「ネイルの持ちがよくなるので保湿はしっかりして下さいね」と言われたことがあるのではないでしょうか?
そのため、サロンで言われたからなんとなく保湿はしている・・、という人は多いと思います。
しかしなんとなくだと、ついつい忘れてしまいますよね。
爪の乾燥を放置していると何故ジェルネイルの持ちが悪くなるのか、その理由をしっかりと理解すれば、なんとなくやっていた保湿ケアに意味が見出すことができ、うっかり忘れることが少なくなります!
ジェルネイルが乾燥で取れやすくなる理由は、爪が乾燥すると縮むからです。
例えばドライの製品を思い浮かべてみてください。
ドライフルーツや干し椎茸など、水分が無くなり乾燥した物は、みんな通常よりもギュッと小さくなっています。
そして同じことが爪にも起きます。
水仕事の後など、保湿をせずに放置することで、どんどん乾燥が進み爪は徐々に縮まります。
そうしてジェルと爪の間にすき間ができて、ネイルが浮いてしまうというわけです。
そのため、こまめに保湿をして爪を乾燥させないようにする必要があります。
爪や肌が乾燥しやすいのはなぜ?
せっかく付けたジェルネイルは長持ちさせたいですよね。
そこで、爪や肌が乾燥しやすい原因を知っておいて、取れにくいジェルネイルを楽しめるよう対策しておきましょう!
水仕事に注意
手を洗う時だけでなく、食器洗いや、洗濯物の漬け置きなど、水を使う家事も含めて気をつけましょう。
洗濯は洗濯機を使うことがほとんどなので、そこまで水分に触れません。
しかし、食器洗いは食洗機を使っている家庭でも、洗い残しや予洗いをする時は長時間水分に触れるのではないでしょうか。
水に長い時間触れていると、天然の保湿成分である皮脂が流れ落ちてしまうので、爪や指先の乾燥も激しくなります。
さらに、冬場にお湯を使って洗い物をしている人は要注意。
お湯は常温の水よりも皮脂をたくさん洗い流してしまうので、より乾燥しやすい状態になるのです。
長風呂に注意
おうちの湯船で長風呂したり、温泉や銭湯に行くのが好きな人も多いですよね。
長風呂もやはり、水に長い時間触れているため、皮膚の乾燥を激しくする原因となります。
さらに、おうちのお風呂なら、お湯の温度にも気をつけたいところです。
湯船やシャワーのお湯が42度以上だと、肌を守っている皮脂がお湯で流れ落ちやすくなります。
また、高温のお湯は髪の毛にも悪影響が。シャワーを浴びる時、40度以上のお湯を使っていると、頭皮に本来必要なはずの皮脂が流れてしまうだけでなく、髪の毛にダメージを与えてしまうのです。
お肌はもちろん、髪の毛もキレイに保ちたい方は、ちょっとぬるめですが38度のお湯を使うのがおすすめです。
サウナ・岩盤浴・ホットヨガに注意
サウナや岩盤浴、ホットヨガはファンも多いですよね。特にサウナは老若男女問わず大人気で、「サウナで整う」というワードが話題になったほど。
ですが、これらの施設はたくさんの汗をかくので、体から水分が奪われてしまい、乾燥の原因になることも。
サウナが好きな方は水分補給も欠かさず行っていると思いますが、乾燥肌ぎみの方は通常よりも多く水分を取って、サウナから出たあとは保湿ケアを忘れずに。
エアコンに注意
夏は暑く、冬は寒い日本では、エアコンは欠かせませんよね。
冬に暖房をつけると乾燥しやすいのは皆さんご存知かと思いますが、実は冷房も乾燥の原因になってしまいます。
エアコンの冷房は、部屋の中の温かい空気を外へ出していますが、その時に部屋のなかの水分も一緒に排出してしまうのです。
また、冬は外の空気も乾燥しているので、加湿器を使って湿度をアップしている人も多いですが、部屋の作りによっては夏も加湿器を使ったほうがいいかもしれません。
加湿器で乾燥を防ぐことで、爪やお肌がカサカサになるのも防ぐことができます。
紫外線に注意
肌に悪影響を与える紫外線は、美白を目指している方にとって大敵ですよね。
紫外線は浴び続けると肌の持つバリア機能を低下させることがわかっています。
バリア機能が低下することで肌が潤いを保つ機能も衰えてしまい、乾燥肌を引き起こします。
特に敏感肌の人は、もともとバリア機能が弱っていることが多いので、保湿対策だけでなく紫外線対策も重要です。
おすすめの保湿方法
ジェルネイルをした時になぜ保湿が大切なのか理由がわかったところで、おすすめの保湿方法をご紹介します。
日中は保湿液を使う
忙しい日中に、毎回オイルやクリームをつけるのはベタベタやヌルヌルが気になりますよね。
保湿はオイルである必要はなく、化粧水でもOK!こまめな水分補給で爪を乾燥させないことが大切なのです。
今はヒアルロン酸やセラミドなど保湿成分が含まれた安い化粧水や保湿液がたくさん売っています。
化粧水であればベタベタを気にすることなく肌に馴染むので、ストレスなくいつでも手を保湿することができます。
夜はオイルでしっかり保湿
甘皮周りの皮膚は固くクリームの馴染みがあまり良くありません。
オイルの方がすばやく肌に馴染むのでおすすめです。
日中使っていた化粧水を指先まで馴染ませ、肌を柔らかく潤してから、爪の周りにオイルを塗っていきます。
そうするとよりオイルが馴染みやすくなります。
爪の乾燥対策はこれで十分ですが、さらにクリームをたっぷりと手全体に馴染ませて、ついでにハンドケアをするのがおすすめです!
保湿ケアを意識して、お気に入りのジェルネイルを長持ちさせましょう♪