マウスウォッシュを日常的に使っていますか?マウスウォッシュにはゆすぐだけで口内をきれいにする洗浄効果だけでなく、歯周病予防や着色汚れをつきにくくするなど、様々なケアができるものが販売されています。一方で「子供には危険」「よくない成分が含まれている」などといったネガティブな情報もちらほらみかけますが、本当のところはどんな効果があるのでしょうか?この記事では、マウスウォッシュの種類や、期待できる効果と注意すべき点について紹介します。そして洗浄にちなんで、ジェルネイルの筆(ジェルブラシ)を洗浄し、きれいに長持ちできるお手入れ方法についても合わせてご紹介します♪
様々なマウスウォッシュ
マウスウォッシュとは口内を洗浄できる液体のことをいい、デンタルウォッシュ、デンタルリンス、洗口剤、洗口液など様々な呼ばれ方があります。厳密に言うと、口内をゆすぐための洗口液と、ブラッシングの際に用いる液体ハミガキに分けられます。
●洗口液とは
洗口液は、ゆすぐことで清涼感を得られたり、歯周病や虫歯、着色汚れなどの口内トラブルを予防するためのものです。一般的には、ブラッシングの後の仕上げとして使用されます。商品名に「マウスウォッシュ」、「デンタルウォッシュ」とついていることが多いです。
●液体ハミガキとは
一方で液体ハミガキは、歯磨き粉のように使える液状の歯磨き剤で、基本的にブラッシングするためのものです。液体ハミガキを口に含んでから歯ブラシでブラッシングします。液体ハミガキは「デンタルリンス」という表現が使われることが多いようです。
●洗口液や液体ハミガキの分類
市販で手に入れることのできるマウスウォッシュは、薬事法上の区別で化粧品と医薬部外品に分類することができます。口内の洗浄がメインであるものについては化粧品として、予防効果や口内トラブルの改善を謳っているものについては医薬部外品と表記されています。医薬部外品とされている商品には「薬用」という文言が使われていることがほとんどです。
マウスウォッシュの効果
製品によって特徴は異なりますが、マウスウォッシュには次のような効果が期待できます。
●殺菌効果
殺菌作用のある液体で口内を洗い流すことで、歯や口内に悪影響を与える細菌の増殖を防ぐことができます。特に夜寝ている間は口内が乾いて細菌が増殖しやすいです。就寝前にマウスウォッシュを使用すると、より効果的に口内環境を整えることができます。
●口臭予防
口臭の原因菌も殺菌するため、臭いの発生を抑えることができます。また清涼感のある香料によって、すっきりとした爽快感を得ることができます。
●歯茎の出血、腫れを抑える
歯周病予防に特化しているマウスウォッシュには、歯茎の出血や腫れなどの炎症を抑える成分が含まれています。症状を一時的に抑えたい場合に適しています。
●歯のコーティング
通常の歯磨き粉は発泡剤という泡立ちを良くする成分が含まれているので、歯磨き後は何度か口をゆすぐ必要があります。たくさんゆすいでしまうと、虫歯や歯周病予防となる成分が歯に残りにくいです。ですがマウスウォッシュや液体ハミガキであれば使用後水でゆすぐ必要がないので、歯に有効成分が残りやすいです。歯をコーティングし、細菌や着色汚れがつくのを防ぐ効果が期待できます。
●口内のすみずみまで行き渡る
液体なので、歯ブラシでは磨きにくい歯の間や、口内の粘膜、歯茎、舌にも殺菌成分が行き渡ります。マウスウォッシュは歯だけでなく口内全体のケアが可能です。
マウスウォッシュの注意点
マウスウォッシュは様々な効果が期待できますが、万能なアイテムではありません。使用の際には、次のような点に注意しましょう。
●過度な使用に注意
口内には虫歯や歯周病の原因となる細菌もいれば、口内の健康を保つ細菌もいます。マウスウォッシュに含まれる殺菌作用は強力なものが多いので、過度な使用を続けると必要な細菌も除去してしまうかもしれません。保つべき口内の細菌バランスを崩してしまう恐れもあるため、パッケージなどに書いてある規定の使用回数を守り、それ以上使わないよう注意しましょう。
●歯磨きは必須
マウスウォッシュやデンタルリンスでゆすいでいれば歯磨きしなくてもいい、というわけではありません。歯磨きをしてから使うことで、マウスウォッシュやデンタルリンスの効果が発揮できます。歯磨きはサボらないようにしましょう。
●口が乾きやすい人はノンアルコールタイプを使いましょう
ほとんどのマウスウォッシュにはアルコールが含まれています。これは使い心地に爽快感をプラスするためですが、アルコールは揮発性が高いので口内の水分を奪ってしまう可能性があります。口が乾きやすい人はノンアルコールタイプを使いましょう。また口内炎や口の中を噛んでしまい傷ができているときは、アルコールがしみて痛みを感じたり、アルコールの刺激で傷の治りが悪くなることもあります。口内に傷ができている場合も、ノンアルコールタイプの使用をおすすめします。
正しく使ってお口のトラブル回避!
マウスウォッシュやデンタルリンスだけでは虫歯予防や歯周病予防はできません。また商品によって使う頻度や使い方が異なります。歯磨きはしっかり行った上で、使い方をよく読んで、正しくマウスウォッシュやデンタルリンスを使用しましょう!
ジェルネイル筆の洗浄方法!お手入れして長持ちさせよう
セルフでジェルネイルを楽しんでいる人は、ジェルネイルの筆(ジェルブラシ)にもこだわりがあるのではないでしょうか。筆者もネイルサロンで働いていたときから好きな筆のメーカーが決まっており、セルフネイルを楽しむ今でも同じメーカーを使っています。しかしジェルネイルの筆はお手入れをサボるとカチカチに固まってしまったり、筆先がバサバサとして使いにくくなってしまいます。ジェルネイルの筆は定期的にお手入れして長持ちさせましょう!
●ブラシクリーナーを使う
ジェルのついた筆は水で洗っても落ちませんし、ジェルと水の相性が悪いので水洗いはNGです。使用後の筆は、まず付着しているジェルをペーパーで拭き取り、ジェルネイル筆専用のブラシクリーナーを使いましょう。ブラシクリーナーは筆を傷めないような成分になっているので、筆の長持ちにも繋がります!ネイルショップやオンラインショップなどで購入できるので探してみてくださいね。
●無水エタノールを使う
ブラシクリーナーよりも手軽に手に入るのが無水エタノールです。ドラッグストアや薬局で販売されています。通常のエタノールには水分が含まれているので、ジェルネイル筆のお手入れには向いておらず、使ってしまうと筆先がバサバサになってしまうことがあります。無水エタノールはその名の通り水分が含まれていないので、ブラシクリーナーとして使っても筆が傷みにくいです。
●筆は使い分けることで傷みにくくなる
ジェルネイルの筆は用途によって使い分ければ長持ちに繋がります。以下のように使い分けてみましょう。
・ベースジェル用
・トップジェル用
・薄いカラージェル用
・濃いカラージェル用
・ラメジェル、ホロジェル用
特にラメやホロは筆の中に入り込みやすく、何度拭き取っても、ブラシクリーナーを使っても、ラメやホロが出てくる・・・なんてことがよくあります。さらにその上からカラージェルを使ってしまうと、カラージェルを塗っているのにラメやホロが混ざってしまうことも。最初から筆をたくさん用意する必要はありませんが、筆を長持ちさせたい!と考えている場合は筆の使い分けも考えましょう。