夏は外に出れば地獄のような暑さ、そして、室内に入れば凍えるような寒さと、体感温度差がとても激しい季節です。毎年この気温差で体調を崩す人も多く、嫌になりますよね。そこで、この気温差を活かしたネイルにチャレンジして、テンションを上げて行きませんか?そのネイルとは「カメレオンネイル」です。カメレオンネイルは温度によって色が変化する、特殊なマニキュアやジェルを使ったネイルを指し、温度差の激しい夏にピッタリな楽しくかわいいネイルアートになります。アートと言っても、自分でやるのは「爪に色を塗るだけ」と非常にシンプルな作業です。今回は、外気の気温差に疲れてしまい、ネイルをする気もイマイチ起きない人におすすめの、ただ塗るだけでテンションが上がる、不思議な「カメレオンネイル」をご紹介します。また、手が冷たい人と温かい人、それぞれいると思いますが皆さんはどちらでしょうか?昔から「手が冷たい人は心が温かい」なんて云われたりしますよね。なぜこのように手の温度で、心が温かい・冷たいという噂が広がり、昨今まで言い伝えられているのでしょうか。この記事ではその理由についても探ります。
温度で色が変化するカメレオンネイルって?
ただのワンカラーネイルが、気がつくと別の色に変わっていたらビックリしますよね。温度で色が変わるマニキュアやジェルネイルは総じてカメレオンネイルと言います。一見すると普通のピンクのマニキュアが、例えば爪の根本は体温によって赤く、そして爪先は体温が届かないのでピンクのままなど、色が自然に変化し、塗っただけでもグラデーションが生まれたりもします。このようにネイルを都度塗り替えなくても、温度によって違うカラーやデザインを楽しめるのです。
セルフでカメレオンネイルをする時は、専用のマニキュアやジェルを使ってワンカラーに塗ればいいだけで、あとはネイルが勝手に表情を変えてくれます。温度差がポイントのカメレオンネイルは、外は暑く室内は寒い夏にピッタリで、より色の変化を楽しむことができます。指先を見る度にネイルが変わっているなんて、まるで魔法のようでテンションが上がりますよね!
セルフにおすすめのカメレオンネイル
以前はジェルネイルが主流だったカメレオンネイルですが、最近ではマニキュアの製品も増え、誰でも気軽に楽しむことができます。では、セルフにおすすめの温度で色が変わるプチプラのカメレオンネイルをご紹介します。
●MAYJAMカメレオンネイルカラーカラフルマニキュア カラーネイル
MAYJAMのカメレオンネイルカラーは、温度によって色が変化するマニキュアです。発色がとても良く、見たままの色が再現できるのが人気です。取れやすいので、気分を変えて1日だけカメレオンネイルを楽しみたい人におすすめです。
●マジカルネイル アナと雪の女王
実は温度で色が変化するマニキュアは子供用ネイルとしての発売もあるのです!冬の寒い日も親子で楽しくネイルを楽しむことができます。
温度で色が変わる「マジカルネイル アナと雪の女王」は、女の子憧れのディズニープリンセス、アナと雪の女王をイメージした変温タイプのキッズマニキュア。温かいときは水色に、そして冷たい時はブルーに変化します。リムーバーを使わずに水やぬるま湯の中でペロッと剥がすことができます。
●BORN PRETTY ジェルネイル カメレオンカラージェル
セルフでジェルネイルをしている人には、BORN PRETTYのジェルネイル カメレオンカラージェルがおすすめです。適度に粘度のあるジェルが塗りやすく、また流れにくいので、ジェル初心者でも扱いやすいです。発色がよいので、温度によって変化したカラーのキレイなグラデーションが楽しめます。
●COSCELIA ジェルネイル カメレオンカラージェル
COSCELIA ジェルネイル カメレオンカラージェルは、低価格だから色々なカラーバリエーションを気軽に楽しむことができるのが魅力です。体温の変化や気温でカメレオンのような色の変化が楽しめます。成分には天然レジンを使用!嫌な刺激臭がありません。ジェルネイルなので、硬化ライト別途用意が必要になります。
●その他
・NAILS INC(ネイルズインク) 「ユア ホット オア ノット ネイルポリッシュ 」
・KBShimmer (ケイビーシマー)マニキュアシリーズ
・BORN PRETTY(ボルンプリティー) 変色ネイルポリッシュ
これらは、いきなり購入するには少々値段が高いですが、プチプラの物に比べて持ちがよく、しっかりとした色の変化も楽しめます。
紫外線で色が変わるネイルもある!
ここまで温度で色が変わるネイルについてご紹介してきました。温度で色が変わるネイルは体温の変化はもちろん、お風呂に入ったときなども楽しめそうですよね!この他にも、カメレオンネイルの中には紫外線で色が変わるものもあります。マニキュアにもジェルネイルにもありますのでセルフネイルで取り入れてみてください。ワンカラーはもちろんアートに取り入れても不思議なアートができるはずですよ!
紫外線で色が変わるタイプは、紫外線の強さで色の変わり方が異なります。これを上手く利用すると、その日の紫外線の強さの判断にもなります。強い日はいつもよりしっかり日焼け止めを塗って日焼け対策をしてくださいね!
こちらは紫外線(太陽光)に当たると色がチェンジする不思議なマニキュアです。日光の強さによって色の変わり具合が違うのでその日の日光の強さを知ることもできます。派手なネイルをしてはいけない仕事の方でもこっそりネイルを楽しめます。
ジェルネイルの紫外線で色が変化するカラージェルです。室内だと淡いカラーで屋外やUVライトに当たると色が濃くパキッとした印象に変化します。10色展開なので気に入ったカラーが見つかるはずですよ!
手が冷たいと心が温かいってホント?
昔から「手が冷たい人は心が温かい」と云われています。実はこの慣用句、日本だけで広まったものではないのをご存知でしょうか。この言葉は、イギリスやドイツ、フランスでも広く使われています。それもそのはず!一節によると、これは握手をする時に相手を思い合っての言葉だというのです。
どういうことかと言うと、「握手」をすることは元々西洋の文化です。挨拶をする時に、冷えた手で相手の手を握るのは何となく恐縮してしまいがちに・・・。そこでイギリスでは、冷たい手を気にしている相手の気持ちを汲んで「Cold hands, warm heart(手が冷たい人は心が温かい)」と軽いジョークを言い相手を笑顔にします。相手の様子を察し、その場を和ませて交友関係を築いていくなんて素敵ですよね。
フランスにも同じような言葉がありますが、フランスの場合は手が冷たいことにさらに理由をつけ、「溢れた愛の熱が心臓に集中してしまって、手の熱も奪ったから」だと言いう意味を持たせるそうです。これを言われた相手も当然笑顔になります。いかにもフランス人らしい理由ですね。
「手が冷たいと心が温かい」説の真意は不明です。でも、もしこれが事実なら「じゃあ、手が温かい人は心が冷たいの?」ということになります。もちろんそんなことはありません。なんとなく耳に入ってくる昔から言い伝えられている言葉。その言葉には込められた意味があります。しっかりと根拠に基づいたものもあれば、「手が冷たい人は心が温かい」のような人の優しさからきているものまで、たまに調べてみると知らなかった発見があり面白いですよ!
昔からの言い伝えが他にも気になる方はコチラも見てみて下さい♪
⇒『ささくれが親不孝と言われるのはなぜ?痛い時のためのハンドケア』
手足が冷たいとどうなるの?
手足の冷えで悩んでいる人もいらっしゃるのではないでしょうか?特に女性は冷え性が多いと云われています。冬は指先が冷えきってしまい、常に感覚がなく指がかじかんだ状態になっている人も少なくありません。そうなると足先が冷たくなり過ぎて眠れなかったり、寝ている途中で起きてしまったりすることも・・・。
手足が冷える原因は血行不良であることがほとんどです。血行不良になるとリンパの流れも滞ります。リンパの流れは美しさを維持するための重要なポイントです。
●リンパの流れが悪くなるとどうなる?
- むくみ
- 肌のくすみ
- ダイエットの妨げ
- 老廃物がたまる
- 肩こり
- 疲れやすくなる
手足が冷たいということは血行不良ということ。つまり、ただ手が冷たい、足が冷たいということだけではなく、これらのデメリットを誘発することになるのです。
●健康な爪が育たない
また、血流が悪く指先まで血液が行き届いていないと爪の健康も左右します。健康な爪の育成には当然栄養が必要です。この爪に必要な栄養素は血液が運んでいます。手足が冷えているということは血行不良によるもの。つまり指先まで十分な血液が運ばれず、爪に栄養が届かなくなるのです。
栄養が足りないまま成長した爪は弱く、割れやすかったり欠けやすかったりします。爪が弱くなればジェルネイルの持ちも悪くなってしまいます。また健康な爪には自然なツヤがあり、きれいなピンク色をしています。爪は本来透明で、このきれいなピンク色は血液の色が透けて見えているのです。そのため血流が悪いと、自爪を見た時にツヤがなく、白っぽい~青紫のような不健康な色の爪になってしまうこともあります。常に手が冷たい人は、爪が弱い可能性が高いのです。
手先をポカポカにする
慢性的に手が冷たい人は、手袋などで外から手全体を温めてもあまり効果的ではありません。ポイントは「指先」に重点を置いて血の巡りを良くすることです。指先に血流を戻すにはマッサージをするのが一番です。時間に余裕がある人は、マッサージする前に熱めのお湯を張ったフィンガーボウルに、指先を5分程度浸けてからはじめましょう。
●指先ポカポカマッサージのやり方
- 両手を挙げてバンザイする。そのまま手首の力を抜きながらブラブラと10秒程手を振る。
- 両手を下にダランと降ろし、力を抜いて今度は手を降ろしたままブラブラと振る。
これで、マッサージ前のウォーミングアップは完了です!次に行うマッサージの滑りを良くするために、ハンドクリームを手全体に塗りましょう。ハンドクリームが手に馴染んだら早速マッサージしていきます。 - 指一本一本に圧をかけていきます。牛の乳搾りをするような要領で、指の付け根から指先まで流れるように圧をかけながら握っていき、最後に指を握り潰すつもりで強めにギューッと圧をかける。そのまま力を抜かずにゆっくりと握った手を引き抜く。×両手にやる。
- 片方の手を指相撲の形にする。逆の手の指先を痛気持ちいい程の力で、人指し指の側面と親指で挟んで潰していく。×指10本全てやる。
- 両手の平を組んで、ギューッ握り合う。
- 手の力を抜いて、胸の前でブラブラと手を振って、終了。
自爪の人はマッサージをはじめる前と終わった後の爪の様子をチェックしてみて下さい。冷えて生気を失っていた爪に赤みが指し、ツヤが戻っていると思います。
このマッサージは力を入れて行うので、軽く手が汗ばむ感じがするかもしれません。ハンドクリームも肌にしっかりと馴染み、手がしっとりポカポカとしているはずです。手が冷たいなと思ったら、このマッサージを繰り返し行って下さい。やればやるほど血流は良くなっていきます。繰り返すことで最終的には手が冷たいと思った時、手を擦り合わせるだけで血の巡りが回復するようになっていきますよ!
足先をポカポカにする
足先の冷えも手と同じように、靴下やホッカイロを使って外から温めてもあまり効果的ではありません。血流を良くして身体の中から温めていかないと、足先の冷たさは解消されないのです。マッサージをする理想のタイミングは、足が全体に温まった状態になっている、お風呂に入った後です。
●毎日できる簡単マッサージ
足にボディオイルやクリームを塗って、指先を爪の上から摘んでグリグリと擦り潰すようにマッサージしていきます。そして、力を入れたまま摘んでいた指をピンッと一気に引っ張り抜きます。これをお風呂上がりに行っていきます。
足先の冷えがひどい人はこれを毎日やって下さい。実際、マッサージが良いとわかっていても、毎日続けるのは面倒だったり、体力を使ったりと、案外疲れるものです。しかしそれでは結局続けられません。でも指先を摘むだけのマッサージなら、座って動画を見ながらグリグリと片手間に行えます。大切なのは毎日続けていくことです。この簡単なマッサージだけで寝る前の足の冷え方が違ってきます。気軽に続けてみて下さいね!