セルフネイルケアの正しい方法を紹介!初心者向け美爪に導く甘皮処理のコツ | ネイル女子

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「セルフネイルケアを始めてみたいけど、やり方がよく分からない」
「甘皮ってどうやって処理するの?」
そんなふうに感じたことはありませんか?

実は、セルフケアは基本の流れを一度覚えてしまえば、自宅でもきれいに仕上げられるんです。
甘皮の処理や爪の整え方、ケア後の保湿やマッサージまで丁寧に行うことで、ネイルの持ちや仕上がりもぐっと良くなります。

この記事では、初心者の方でも安心して始められるセルフネイルケアの方法を、必要な道具と一緒にわかりやすくご紹介。
セルフケアがはじめての方も基本を見直したい方も、ぜひ参考にしてみてくださいね!

爪のセルフケアが必要な理由

ネイルオイルを塗る笑顔の女性

爪が健康であるほどネイルの持ちが良くなるため、セルフケアは欠かせません。
甘皮まわりが整っていないとジェルネイルが浮きやすく、二枚爪やささくれなどのトラブルにつながりやすくなります。

また、ネイルをしなくても爪の断面や形をきれいに整えておくとカラーやデザインがより美しく映え、指先全体の印象にも上品さが生まれます。
さらに手元は日常の水仕事や摩擦で乾燥しやすいため、日頃からの保湿やケアが爪の丈夫さを維持するうえでも重要です。

セルフネイルケアに必要な道具を紹介

ネイル道具が並んでいる

セルフでネイルケアを行う際には、最低限そろえておきたい道具があります。
特別なアイテムがなくてもこれから紹介する基本のツールを正しく使えば、自宅でも十分きれいに仕上げることができますよ。

今回はケアの基本である「ウォーターケア」のやり方について、それぞれの道具の役割や特徴を分かりやすく解説していきます。
どれも初心者でも扱いやすいものばかりなので、ぜひ道具選びの参考にしてみてくださいね。

エメリーボード

エメリーボードの写真

エメリーボードは、セルフネイルケアでまず揃えておきたい基本の道具です。
紙や布にやすり加工が施されており、爪切りよりもやさしく爪の長さや形を整えることができます。
エメリーボードには「グリット(G)」と呼ばれる粗さの数値があり、用途に応じて使い分けるのがポイント。

たとえば、180G程度のものは長さ調整にちょうどよく、爪に負担をかけにくい標準的なタイプです。
100Gなど粗いものは削る力が強い代わりに厚い爪向きで、反対に240Gなど細かいものは仕上げや整えに適しています。

選ぶ際は「自分の爪の状態」に合わせてグリットをチェックしてみましょう。
爪が薄い方は細かめ、爪が硬くしっかりしている方はやや粗めのものを選ぶと安心です。

スポンジファイル

スポンジバッファーまたはスポンジファイル

スポンジファイルは、爪の表面やエッジをやさしく整えるために使われるクッション性のあるやすりです。
紙製のエメリーボードよりも柔らかく力を入れすぎずに扱えるため、セルフネイル初心者にも安心して使えます。

主な役割は、爪を削ったあとのバリ取りや表面の凹凸の調整です。
二枚爪やガサつきが気になる部分にもピンポイントで使いやすく、仕上がりをなめらかに整えることができます。

グリットは180G〜220G程度のものが多く、爪を傷めにくいのが特徴です。
さらに240G以上の細かいグリットを選べば、磨いたときに自然なツヤ感を出すことができます。

シャイナー

ワンステップ上の仕上がりを目指すなら「シャイナー」と呼ばれる爪専用の磨きアイテムを併用するのもおすすめ。
シャイナーは爪表面にやさしく光沢を与えたいときに使い、トップコートなしでも自然なツヤが出せる便利な道具です。

ナチュラルネイル派の方やネイル前の下準備としても活躍するスポンジファイルとシャイナーは、美しい指先を目指すための頼れるサポートアイテムといえます。

メタルプッシャー

メタルプッシャー

メタルプッシャーは、甘皮(キューティクル)をやさしく押し上げるために使うケアツールです。
ステンレスなどの金属製でできており先端が薄くカーブしているため、爪の形に沿ってフィットしやすくなっています。

セルフケア用として市販されているものの中には、片側がスプーン型・反対側が平らなヘラ型など、両端の形が異なるタイプもあります。
用途や使いやすさに合わせて自分の爪のカーブに合った形状を選ぶと、よりスムーズなケアができるでしょう。

甘皮を押し上げることで「ルースキューティクル」と呼ばれる古くなった角質が取り除きやすくなり、ネイルの密着力や仕上がりにも差が出てきます。
金属製のため、水洗い・消毒しやすく衛生的に使えるのもメリットのひとつです。

爪に負担をかけずに甘皮ケアを行うためにも、プッシャーの材質や先端の形状はぜひこだわって選んでみてくださいね。

キューティクルニッパー

キューティクルニッパーの写真

キューティクルニッパーは、甘皮まわりの不要な角質やささくれや小爪をカットするための専用ツールです。
先端が小さく鋭いハサミ状になっていて、細かい部分の処理に適しています。

セルフ用としては、刃先が5mm程度のコンパクトなタイプが扱いやすく、初心者さんにもおすすめ。
プロ用のシャープな刃は切れ味が高い反面、慣れないとケガにつながることもあるため最初はやや刃が丸めのものを選ぶと安心です。

甘皮を押し上げたあとに出てくる「ルースキューティクル」や、白く浮いた不要な角質を取り除くことで指先がすっきり整って清潔感もアップします。
ただし、皮膚とつながっている本来の甘皮は切らずに残すのが基本ルール。
切りすぎは炎症やささくれの原因になるため注意しましょう。

清潔な状態で丁寧に使うことで、安全にケアができる便利な道具です。

お湯とフィンガーボウル

フィンガーボウルに指先を浸す

ウォーターケアで欠かせないのが、ぬるま湯とフィンガーボウルのセットです。
甘皮をふやかしてやわらかくすることでプッシャーやニッパーでの処理がしやすくなり、肌への負担も軽減されます。

フィンガーボウルとは、指先を数本ずつ浸すための浅めの容器のこと。
自宅にある小さめのボウルやカップでも代用可能です。

ぬるま湯は熱すぎず冷たすぎない温度(35〜40℃前後)が目安で、手肌にやさしい温度にしましょう。
数分間、指先をぬるま湯に浸すだけで甘皮がふっくらとやわらかくなり、無理なく押し上げることができるようになります。

甘皮が硬いままだと傷やささくれの原因にもなるため、ウォーターケアはセルフネイルケア初心者にもぜひ取り入れてほしい工程です。

ガーゼ

折り畳まれた白いガーゼ

ガーゼは、甘皮ケアの仕上げやルースキューティクル(爪に貼りついた古い角質)をやさしく取り除くために使います。
プッシャーで押し上げたあとに残る細かな角質をガーゼでやさしく拭き取ることで爪まわりがすっきりと整い、見た目もきれいに仕上がります。

使い方は水で軽く湿らせたガーゼを指先に巻きつけ、くるくると撫でるように動かすだけ。
爪表面や甘皮まわりに残った角質や汚れを無理なく除去できます。

コットンよりも繊維が引っかかりにくく、細かい部分にもフィットしやすいのが特徴です。
セルフケア初心者でも扱いやすく、手軽に取り入れられるアイテムのひとつですよ。

ネイルオイル

ネイルオイルを塗布している様子

ネイルオイルは、ネイルケアの仕上げに欠かせない保湿アイテムです。
乾燥しやすい甘皮まわりや爪の根元(ネイルマトリクス)にしっかりとうるおいを与えることで、健康的で美しい爪を育てるサポートをしてくれます。

特にセルフネイルケアの後は乾燥や外的刺激で爪がダメージを受けやすい状態になっているため、オイルでの保湿がとても重要です。
爪表面だけでなくサイドやハイポニキウム(爪先の下の皮膚)までしっかり塗り、指でやさしくマッサージするようになじませましょう。

ネイルオイルを日常的に取り入れることで、二枚爪や割れ爪の予防にもつながります。
ハンドクリームと併用して、こまめに保湿する習慣をつけるのがおすすめです。

セルフネイルケアをする時のポイント

おすすめを紹介するサロンの女性

セルフネイルケアをするときは、爪や皮膚に負担をかけないことを意識するのが大切です。
力を入れすぎたり必要以上に削ってしまうと、爪が薄くなるなどのトラブルが起こりやすくなります。

まずは道具の使い方を丁寧に行うことが基本。
エメリーボードやスポンジバッファーは一定方向に動かし、強い摩擦を避けると爪の断面がきれいに整います。
甘皮ケアでは、無理に押し上げたり一度で取り除こうとしないことも重要。
甘皮は爪を守る役割があるため、必要な部分だけをやさしく処理するようにしましょう。

さらに、仕上げのネイルオイルによる保湿は忘れずに行いたい工程です。
乾燥は二枚爪やささくれの原因となりやすいため、油分と水分を補って爪の柔軟性を保つことが美しい指先づくりにつながります。
セルフケアは「やりすぎないこと」がポイント。

負担を最小限にしながら、心地よい範囲で続けることで健康的な爪を維持できますよ。

【セルフケア①】爪の長さ・形を整える

エメリーボードで爪を削る

【使うもの:エメリーボード】
まずはエメリーボードで爪の長さと形を調整します。
爪の形にはいくつか種類があります。
どの形にするか決めてから、エメリーボードで削っていきましょう。

爪先に対してエメリーボードが45度くらいの角度になるように当て、一定方向に引いて削ります。
往復で動かすと軸がぶれてしまい、まっすぐに削れないので注意してくださいね。
爪の長さがちょうどよくなったら、爪先と爪の両サイドも削って好みの形に整えます。

長さ・形の整え方

  1. 仕上げたい形を決める
    オーバル・スクエアオフなど、爪のイメージを先に決めておくと削る方向が明確になります。
  2. 爪の長さを整える
    エメリーボードを一定方向に動かしながら少しずつ削り、全体の長さを均一にします。
    往復させると軸がぶれやすく、断面がガタつきやすいので注意しましょう。
  3. サイドとコーナーを仕上げる
    爪の両サイドからコーナー部分を軽く整え、選んだ形に近づけていきます。
    丸みを出したい場合は角をやさしく削り、スクエアオフなら角をほんの少しだけ落とす程度で調整します。

ポイント!

爪の長さ・形を整える際は、力を入れず少しずつ削ることが基本です。
強く力をかけると爪がジワっと曲がったり痛みが出たりする原因になります。
また、飛び出した部分だけ削ろうとすると左右差が出やすいため、1本ずつ全体を確認しながら整えるのがおすすめ。
爪が薄い人は粗いネイルファイルを避け、細かめのスポンジバッファーを併用すると断面がキレイに仕上がります。

【セルフケア②】爪の表面を整える

ネイルケア中の手元のアップ

【使うもの:スポンジファイル】
長さと形が整ったら、つぎはスポンジファイルで爪の表面をなめらかに整えていきます。
クッション性のあるスポンジファイルは力が入りにくいため、セルフでも扱いやすく爪の凸凹をやさしくならしてくれるのが特徴です。

使い方は、爪表面に軽く当てて一方向へスーッと動かすのが基本。
力を入れすぎずに、表面のガサつきや小さな凹凸を均一に整えていきます。
仕上げておくことでベースコートやジェルの密着がよくなり、ネイルデザインの見た目もぐっとキレイになりますよ。

爪の表面の整え方

  1. スポンジファイルを軽く爪に当てる
    爪全体に優しくタッチできる角度で当て、力はほとんど入れません。
  2. 一方向に動かして凸凹を整える
    爪の根元から先端へ向かってスーッと動かし、表面を均一にしていきます。
  3. 全体をなめらかに仕上げる
    仕上げに爪のキワやサイドも軽く整えて、凹凸が残っていないか確認します。

ポイント!

爪の表面を整えるときは力を入れず、ほんの少し触れるくらいの感覚で動かすのが大切です。
削ろうとすると爪が薄くなりやすいため、「ならす」意識で軽く撫でるように扱うと健康的な状態を保てます。
スポンジファイルは少しの動きでも表面が滑らかになるため、やりすぎは禁物。
1回のケアでは必要最低限のストロークに留めておく方が、爪の厚みを保ちながら美しい仕上がりにつながります。

バリの取り方

  1. スポンジファイルを爪先にそっと当てる
    爪の断面に軽くフィットさせるように持ち、エッジ全体を確認します。
  2. 一方向に軽くスッと動かす
    左右どちらか一方から、爪先に沿わせるようにサッと撫でるだけでOK。
    往復すると角が丸くなりすぎるので避けましょう。
  3. コーナー部分も少しだけ整える
    引っかかりが残っていないかチェックし、スクエアオフやオーバルなど形に合わせてコーナーも軽く整えます。

ポイント!

バリ取りは「削る」のではなく、あくまで引っかかりをならすイメージで行うのがコツです。
力を入れると爪が薄くなったり、断面がギザついてかえってトラブルの原因になることも。
とくに薄い人の爪は強く当てると欠けやすいため、軽いタッチで1本ずつ丁寧に確認しながら進めましょう。
整えたあとに指先を軽く撫でてスムーズに感じれば、バリが取れたサインです。

【セルフケア③】甘皮を処理する

マタルプッシャーで甘皮を押し上げる様子

甘皮ケアは、セルフネイルの持ちや仕上がりを大きく左右する大切な工程です。
根元に甘皮が残ったままだとジェルネイルのキワが浮きやすくなり、デザインがきれいに見えにくくなることもあります。

また甘皮が厚くなりすぎるとささくれの原因になり、痛みをともなうトラブルにつながることもあるため負担のない方法で定期的にケアしてあげましょう。
甘皮処理は「ウォーターケア」で行うと初心者でも扱いやすく、皮膚への刺激を最小限に抑えられます。

爪の根元を無理に押し上げたり削ったりせず、やわらかくしてから丁寧に取り除くことが美爪に近づく第一歩です。

1.お湯で甘皮を柔らかくする

  1. フィンガーボウルにぬるま湯を入れる
    35〜40℃ほどの心地よい温度に調整します。
    熱すぎると皮膚を乾燥させてしまうため注意しましょう。
  2. 指先を1〜3分ほど浸す
    甘皮まわりに水分が入り、ふっくらとやわらかくなっていきます。
    爪の根元がゆっくり水分を吸うと、その後の押し上げがスムーズになります。
  3. 軽く水気を取る
    タオルでポンポンと押さえる程度でOK。
    完全に乾かす必要はなく、少し湿っているくらいがちょうど良い状態です。

ポイント!

お湯につける時間が短すぎると甘皮が十分に柔らかくならず、プッシャーで押し上げたときに皮膚を傷つける可能性があります。
逆に浸しすぎると指がふやけて爪が弱く見えることもあるため、平均1〜3分ほどを目安にしましょう。

お風呂上がりは甘皮が柔らかくなりやすいため、日頃のケアとしてそのタイミングを利用するのもおすすめです。
必要な工程を無理なく行うためにも、まずは甘皮を柔らかくするという準備を丁寧に整えてみてくださいね。

2.メタルプッシャーで甘皮を押し上げる

【使うもの:メタルプッシャー、残り湯またはガーゼ】
柔らかくなった甘皮をメタルプッシャーで押し上げます。

  1. まず甘皮のサイドどちらかを、軽い力で優しく押し上げていきます。
    角度は爪に対してプッシャーが45度くらいになるよう当ててみてくださいね。
  2. サイドが押し上がったら、少しずつ移動し「中央→反対側のサイド」まで甘皮全体を押し上げていきましょう。
  3. 押し上げているうちに、爪や甘皮に残っていた古い角質がプッシャーの裏側に溜まってきます。
    気になる時はフィンガーボウルに残っているお湯で濯ぐか、ガーゼで拭き取っていきましょう。
  4. 爪の根元に張り付いている頑固なルースキューティクルは、メタルプッシャーの掻き出し部分を使って優しく取り除く。

ポイント!

甘皮ケアは力強くやらずに、あくまで優しい力で行うようにしましょう。
爪に傷が付いたり、甘皮が切れてしまったり、ささくれができる原因になります。

また、ケアの習慣がついていない甘皮を、一度ですべて押し上げるのは難しいです。
一度で押し上げようとせず、何回かに分けて少しずつプッシュアップしていくのがコツ!
徐々に押し上げやすくなってきます。

3.余分な甘皮やささくれをカットする

【使うもの:キューティクルニッパー】
キューティクルニッパーを使って、余分な甘皮やささくれをカットします。

ニッパーはルースキューティクルやささくれ、小爪が付いていない時は使わなくてOKです!
メタルプッシャーでも取れないルースキューティクルや、指周りに出来たささくれ・小爪はキューティクルニッパーでカットして除去しましょう。

キューティクルニッパーでは指の皮膚とくっついている甘皮は、爪の根元を保護する役割があるのでカットしてはいけません!
爪表面に貼り付いていたり、飛び出ているルースキューティクルや、ささくれ、小爪を除去する目的で使いましょう。

ルースキューティクルってどこ?どういうもの?という方はこちらの記事をチェック!

4.ガーゼでルースキューティクルをきれいに拭き取る

【使うもの:湿らせたガーゼ】
湿らせたガーゼを使ってルースキューティクルをきれいに拭き取っていきます。
ウェットティッシュでも代用可能です。

  1. 指先にガーゼを巻き付け、水で軽く濡らします。
    フィンガーボウルに残っている水を使いましょう。
  2. 爪の表面を拭き取っていく。
    甘皮周りを中心に、ガーゼをつけた指先でくるくると撫でていくと、押し上げて出てきたルースキューティクルが取り除けます。
  3. 爪先端〜爪裏もしっかりと拭いていきます。
    ここで取り切れなかったバリや爪裏の汚れを落としていきます。

ポイント!

ガーゼは軽く湿らせて、やさしく撫でることが鉄則です。
力を入れすぎると爪の表面を傷つけたり、甘皮まわりの皮膚を刺激してしまうため注意しましょう。
乾いたガーゼは摩擦が強くなるので必ず湿らせてから使用するのがポイント。
キワに残ったルースキューティクルも浮きやすくなり、スムーズに取り除けます。
最後に爪先から裏側まで軽くなぞるように拭くと、細かなバリや汚れもきれいに取れて仕上がりが一段と整いますよ。

【セルフケア④】ネイルオイルで保湿する

ネイルオイルを塗る様子

ネイルオイルは、セルフネイルケアの仕上げに欠かせないアイテムです。
乾燥しやすい甘皮まわりや爪の根元にうるおいを与えることで爪自体が柔軟になり、割れや二枚爪などのトラブルを防いでくれます。

毎日続けることで血行が促され、健康的で丈夫な爪が育ちやすくなるのもメリット。
ジェルネイルの持ちにもプラスに働くため、日頃からこまめに取り入れたいケアのひとつです。

ネイルオイルの正しい使い方

最後にネイルオイルを塗って保湿します。

  1. 爪の根元(キューティクル部分)とサイドにオイルを落とす。
    甘皮まわりやサイドは乾燥しやすくささくれのサインが出やすい部分なので、まずここにしっかりオイルを置きます。
  2. 指先で円を描くようにマッサージしながらなじませる。
    キューティクルだけでなく爪の断面やキワまでオイルを広げることで、うるおいが均一に浸透しやすくなります。
    ジワッと温まるように軽くマッサージすると血行も促され、健康的な爪が育ちやすくなります。
  3. 爪裏(ハイポニキウム)にも少量つけて仕上げる。
    1本ずつ丁寧に塗ることでうるおいが行き渡り、割れやすさや二枚爪対策にもつながります。

「ネイルオイル+ハンドクリーム」のダブル使いがおすすめ!

ハンドクリームを手に取る様子

ネイルオイルとハンドクリームは役割が異なるため、併用することで保湿力が大きく高まります。
ネイルオイルは爪の根元や甘皮まわりに直接うるおいを届けることができ、乾燥しやすい部分を集中的にケアできるアイテムです。
一方でハンドクリームは手全体に油分の膜をつくり、水分の蒸発を防ぎながら肌を保護する役目があります。

オイルだけでは時間とともに乾燥が戻りやすく、ハンドクリームだけでは根元まで十分届かないことも。
だからこそ「浸透」と「保護」を同時に叶えるダブル使いが最適です。
ジェルネイル中でも爪がしなやかに保たれ、割れや二枚爪・ささくれといったトラブルの予防にもつながります。
ケアのやり方はシンプルです。

まずネイルオイルを爪の根元とサイドに落とし、指先でくるくるとマッサージしながらなじませていきます。
キワや断面にも軽く広げると、うるおいが均一に行き渡りやすくなります。
その後、手全体にハンドクリームを重ねて包み込むようになじませると、オイルのうるおいが逃げにくくなって柔らかくしっとりした指先に整います。

セルフネイルケアの頻度は?

どっちにしようか悩む女性

セルフネイルケアの頻度は、爪の状態や生活習慣によって調整するのがベストです。
一般的な目安としては、甘皮処理や表面のケアは1〜2週間に1回がちょうどよいペース。
毎回しっかり時間をかける必要はなく、無理なく続けられる範囲で取り入れるのがおすすめです。

水仕事が多い方やジェルネイルを継続している方は乾燥しやすいため、ケアの間隔が空きすぎるとささくれや二枚爪につながることがあります。
そのため、指先に乾燥のサインが出てきたときは少し早めにケアをするのも◎。

一方、力を入れすぎた甘皮処理や頻繁なサンディングは爪を薄くし、かえってトラブルの原因になる可能性もあるため注意が必要です。
あくまで優しく、必要な分だけを意識しながら取り入れましょう。

また、ネイルオイルによる保湿だけは毎日がおすすめです。
日頃からこまめに油分と水分を補っておくことで爪自体が丈夫になり、セルフネイルやジェルの持ちも安定します。
爪のケアは「頻度よりも継続」がポイント。
自分の生活リズムに合ったペースで続けて、美しい指先を育てていきましょう。

まとめ

ネイルケアが終わった女性の手元

セルフネイルケアは、正しい手順と道具を知っていれば誰でも自宅で美しい指先を目指せる習慣です。
爪の長さや形を整え、甘皮まわりのケアや表面の凹凸の調整・仕上げの保湿までを丁寧に行うことで、ネイルの持ちや仕上がりにも大きな差が出てきます。

とくにウォーターケアは甘皮をやわらかくし、初心者でも扱いやすいのが魅力。
今回ご紹介した道具や手順を参考に、自分に合ったセルフケアを取り入れてみてくださいね。

定期的なケアを続けることで清潔感のある手元が保たれ、ネイルやアクセサリーもより映えて気分も上がりますよ。
日々のちょっとしたお手入れが、自信の持てる指先につながります。
無理のない範囲で、楽しみながら続けてみてくださいね。

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