爪が薄い原因は?栄養不足のせい?改善方法・ケア・対処法を紹介 | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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マニキュアやジェルネイルを楽しんでいる人の中には、自爪が弱くなっているのではないかと心配になる方もいるようです。

例えば除光液を使う頻度が高かったり、ジェルネイルを付け替えるタイミングが1~2週間と早めの場合は爪が乾燥しやすく、割れたり欠けたりしやすいです。

爪を丈夫にするためにも、負担をかけにくい、爪に優しい成分のネイル用品を使って、ケアしながらおしゃれを楽しみましょう!

そして爪が弱くなる原因を知って、自爪がきれいになるように育ててみてはいかがでしょうか。

今回は爪が弱る原因や対策、爪に優しいネイルについてご紹介します!

爪とはどんなものかご存知ですか?

爪は指先を守るための皮膚の一部です。

爪があるおかげで物をつまんだり、指先を使ってボタンやキーボードを押したりすることができます。

今私達の指先に爪として生えているピンク色の部分や白色の部分は今後成長することがない皮膚なので、今生えている爪を丈夫にすることはできません。しかしこれから伸びてくる爪を丈夫にすることは可能です!

爪は何でできてるの?

突然ですが、爪は何でできていると思いますか?
骨と同じようにカルシウムがメインの成分だと思っている人が多いのではないでしょうか。

前述した通り爪は骨の仲間ではなく、皮膚の仲間です。

爪のメインの成分はたんぱく質で、皮膚だけでなく爪や髪もたんぱく質によってできています。
ですがたんぱく質だけ摂取しても丈夫な爪にはなりません。ビタミンやミネラルもしっかり取り入れることが重要です。

ビタミンDを摂ることで健康的な爪に近づく

たんぱく質を摂取するにはお肉、お魚、大豆製品などを摂取すればOKです。
またビタミンもビタミンE、ビタミンB郡が重要になってきます。

ビタミンEはアーモンドに、ビタミンB郡はレバーや豚肉などに多く含まれています。
そしてビタミンDも、爪を丈夫にするには欠かせない成分です。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助けてくれる栄養素です。

たんぱく質がメインとはいえ、カルシウムなどのミネラルも摂らないと健康な爪には近づけません。

ビタミンDはきのこ類や魚などに多く含まれているので、意識して食べるようにするのがおすすめです。
例えば牛乳と一緒にきのこや魚、野菜をコンソメで煮込んで、シーフードミルクスープにしてみてはいかがでしょうか。カルシウムとビタミンDが一緒に摂れますよ。

爪が弱る原因と対策を紹介

先天的に爪が薄くて弱いという人もいますが、ほとんどの人は後天的なものが原因で爪が弱くなってしまいます。以下では代表的な原因を3つご紹介します。

1.爪が弱る原因は栄養不足?

栄養不足は爪が弱る原因の一つです。
爪は主にケラチンという成分でできており、ケラチンはタンパク質の一種です。
ちなみに髪もケラチンで作られています。食事から摂取するタンパク質が足りないと、伸びてくる爪が薄く弱々しいものになるので、衝撃に耐えられず、割れたり欠けたりしやすくなります。

対策としては、食事や補助食品などでタンパク質をしっかり摂るようにしましょう。
特に赤身のお肉やお魚にはタンパク質が多く含まれています。食事から十分に取れない場合は、タンパク質のサプリメントやプロテインをいつもの食事にプラスするのがおすすめです。爪だけでなく、髪も丈夫でツヤツヤになる効果が期待できます!

2.爪が弱る原因は乾燥?

爪や皮膚にとって乾燥は大敵です。
爪自体は水分を保つ機能がなく、爪の下にある皮膚が水分を保持しています。

手洗いや指先を使うだけでも皮膚の水分はなくなってしまうので、ネイルオイルやハンドクリームで保湿をしないと乾燥し続けます。

そして手の乾燥は外部からの刺激だけでなく、冷え性や、体の疲れが原因になることもあります。
運動不足だったり、お風呂は湯船に入らずシャワーで済ましていたりすることが続くと、冷え性になりやすく、体の疲れも取れにくいです。

対策としては、手を洗ったらこまめにネイルオイルやハンドクリームを塗る習慣をつける、そして軽い運動を続けたり、湯船に浸かったりする時間を増やしていくのがよいでしょう。

3.爪を噛んだり、むしったりするのもNG

子供の頃から爪を噛んだり、むしったりするくせが大人になってもやめられない・・・という人は意外と多いです。
爪を噛んだり、爪切りなどを使わずむしったりするのは、爪に直接ダメージを与えてしまいます。

これらの行為は続けるほど爪が弱くなって、頻繁に爪が割れたり欠けたりしやすくなります。
また爪と皮膚をつなぐハイポニキウムという部分が傷ついて、爪の面積がどんどん小さくなる場合もあります。

対策としては、噛んでしまう爪をジェルネイルで厚く覆ったり、噛むと苦味があるマニキュアなどを使用したりして「噛んではいけない・むしってはいけない」と脳に学習させていきましょう。

ちなみに爪噛みや爪をむしる行為がストレス発散になっていることもあるので、無理に断ち切って辞めようとすると逆効果になるかもしれません。「噛む頻度を少しずつ低くしていく」という軽い目標から始めて、焦らず治していきましょう。

4.ジェルを無理やり剥がす

ネイルサロンでジェルネイルを付けていると、そろそろ付け替えようという時期に爪先や根元からジェルが浮いてきてしまうことがあります。

ジェルが浮いた状態になると、髪に引っかかったりストッキングを破いてしまったり、小さなことですが何かと生活しにくくなります。

「どうせ付け替えるし外しちゃえ」と、無理にジェルを剥がすと自爪を一緒に剥離してしまいます。
これも自爪が薄くなる原因の1つです。

また、セルフネイルでジェルをしている人の中には、ジェルを削ってリムーバーを染み込ませたコットンを爪に被せ、アルミで巻くという本来のオフの仕方が面倒に感じる人もいるのではないでしょうか。

面倒だからとベリッと剥がしてジェルを付けるというのを繰り返してもやはり自爪が傷みます。
正しいオフをするようにしましょう。

オフを楽にしたい、頻繁に付け替えたいという場合は、ピールオフジェルというシールのように剥がせるベースジェルを使うのもおすすめです。

5.ネイリストの技術不足

多くのネイリストが自爪の健康を考えて施術していますが、ネイルサロンを出たばかりで経験が浅いネイリストは技術が未熟で自爪を傷つけてしまうことがあります。

マシンオフを導入しているサロンでは、ジュニアネイリストがオフをすると誤って削りすぎてしまうことも。
新規向けの初回メニューやジュニアネイリストメニューを使って価格を抑えてジェルを続けている人は特に注意が必要です。

目視で削りすぎかどうかを判断するのは難しいですが、オフをしている時に「熱い」と感じることがあったら、我慢せずにすぐ「熱いです」と伝えましょう。

ほかにも、ジェルを硬化するためのライトに指を入れた時に「熱い」と感じることが増えている場合も自爪が薄くなっていることがあります。

あらかじめ「自爪が薄くなって薄くなっているかもしれない」と伝えたり、予約時に備考などに書いたりしておくと気をつけてくれますよ。







薄い爪だとなぜ良くないの?

クエスチョンマーク

薄い爪だとなぜ良くないのでしょうか。
爪が薄いことにはいくつかのデメリットがあります。
以下のようなことが起こりやすいため、薄くなった爪を健康な爪に改善していく必要があるのです。

二枚爪になりやすい

二枚爪(爪甲層状分裂症)とは、爪の表面が薄く剥がれることです。
ちなみに、爪が薄い場合だけでなく、爪に負荷がかかっていたり、爪切りで爪を切っていたりすることも二枚爪になる理由ではあります。
剥がれた部分が服の繊維に引っかかるなど、日常生活でもストレスを感じやすいです。

爪が割れやすい

爪が薄いと爪が割れやすいこともあります。
補強コートで保護したり、割れた部分をリペアしたりすることも可能ですが、健康な爪であれば割れにくいですよ。

ジェルネイルの持ちが悪くなる

ジェルネイルをする場合、爪が薄いとジェルの持ちが悪くなることもあります。
また、施術中にライトに手を入れたときに発生する「硬化熱」を感じやすいこともあるため注意が必要です。

足の爪は巻き爪になりやすい

上記3つに加えて、足の爪の場合は薄くなると巻き爪になりやすいです。
巻き爪になると靴を履いた時や歩いたときに痛みを感じる方が多いので気をつけましょう。
爪を切るときにスクエアやスクエアオフの形にカットすると巻き爪になりにくいですよ!

爪に優しいネイルで、おしゃれしながら爪を労る

爪を丈夫にするには、タンパク質の摂取や保湿も大切ですが、普段使っているネイル用品を爪に優しい成分にするのもおすすめです。近年は爪に優しいネイルとして流行している「胡粉ネイル」や、ヴィーガンネイルとして話題の「ZAOネイルポリッシュ」、「ZOYAカラー」など、爪に負担をかけないネイル用品もたくさん販売されています。

爪を弱くする可能性がある成分は?

爪に優しいネイル用品はたくさんありますが、日頃から自分の目で内容成分をチェックする癖はつけておいたほうがよいでしょう。爪に負担をかけ、弱くしてしまう可能性がある成分は以下のとおりです。

・ホルムアルデヒド
過去に発ガン性物質として問題となり、建築材料などに使われていた成分です。文具の接着剤やテープなど身近なものにも含まれており、マニキュアにも入っていたことがあります。

・パラベン
皮膚トラブルの原因になる可能性が高い成分です。防腐効果があり、安価で加えることができたため、コスメやマニキュアに使用されていました。

上記の成分は2020年現在規制が厳しくなっているので、別の天然成分に変更されていることがほとんどです。しかし日本製ではないマニキュアには含まれている場合もあるので気をつけてくださいね。







自爪を削らないで使えるジェルもある

ほとんどのジェルは自爪とベースジェルの密着を高くし、持ちを良くさせるためにサンディングを行います。

サンディングとは、スポンジファイルで自爪を軽くヤスリがけし、爪の表面に傷を付けることです。

傷をつけるといっても爪の表面のツヤを消すくらいなのですが、回数を重ねると自爪が薄くなってしまうこともあります。

従来のジェルのデメリットといえる部分でもありますが、最近はサンディング不要のジェルも登場しています。

サンディング不要のジェルで人気なのが「パラジェル」です。

パラジェルを導入しているサロンは増えており、追加料金(500円~1000円程度)でベースをパラジェルに変更できるということも多いです。

追加料金が発生するのは、パラジェルの単価が他のジェルに比べて高価なためです。
自爪が薄くなっていたり、自爪を傷つけるのが気になったりしている方はパラジェルがおすすめです。

パラジェル取り扱いサロンの種類

自爪を削らないのが魅力のパラジェルは使い方に特徴があります。そのため、メーカーにより講習を受けたり、ライセンスを所持したりしているサロンは「パラジェル認定サロン」「パラジェル登録サロン」としてホームページやSNSアカウントに明記しています。パラジェル導入サロンや取り扱いサロンというのは、使用しているけれど公式の使い方をしていない場合もあるので注意しましょう。認定サロンや登録サロンであれば正しい知識で使用していますので、しっかり自爪への負担を抑えた施術をしてくれます。
ただし、前述した通りパラジェルでの施術を受けるには料金が高くなります。目安として、ワンカラーが6000~7000円程度(地域にもよります)で、リーズナブルな価格ではないことが多いでしょう。

ノンサンディングジェルとは?

サンディングとはネイルでの下処理で、爪表面にやすりがけをする工程を指します。例えばツルンとした面にシールを貼ると剥がれやすいですが、ザラザラとした面にシールを貼ると、ザラザラの僅かな隙間にシールの接着剤が入り込むので剥がれにくくなります。そのような現象をネイルでも起こすために表面をサンディングするのです。しかしいくら軽く擦ったとしても、爪表面に傷がついてしまうことには変わりません。そこでサンディングをせずとも、爪にジェルが定着するように開発されたものが「ノンサンディングジェル」です。爪の表面にある水分とジェルが密着するような成分で作られているので、爪表面を傷つけなくてもジェルが長持ちします。

ジェルの種類によっては爪をやすりがけしなくても長くネイルが楽しめます。ネイルは続けたいけど、爪が薄くなっているのが気になる・・・という方は、通っているネイルサロンがフィルインやノンサンディングジェルを使っているかを聞いてみてくださいね。

ノンサンディングのベースジェルです。セルフネイラーさんでも爪に傷を付けるのが気になる方や薄くなってきたことに悩んでいる方はベースジェルを変更してみてはいかがでしょうか。

ジェルの付け替えをフィルインにしてもらう

乾燥が爪を弱くする原因にもなることを紹介しました。

除光液やジェルリムーバーは自爪の油分と水分を奪うので、乾燥させてしまいます。
これを防ぐ方法として、ジェルネイルの付け替えを「フィルイン」にするというものがあります。

フィルインとは、オフでジェルを削る時にベースジェルを一層残し、新たに伸びてきた部分だけをサンディングして、ジェルを足すことで付け替える方法です。

予約サイトでは「一層残し」という言葉が書かれていることが多いです。

この方法はジェルリムーバーを使用せず、サンディングも最低限だけなので自爪に優しい付け替えです。

しかし、フィルインでの付け替えは土台のベースが大事なので前回が他店のジェルの場合、フィルインできないことがあります。

同じサロンに定期的に通えることが前提になるので、いろいろなサロンに行ってみたい方には向いていません。
継続して通おうと思うサロンであればフィルインでの付け替えがおすすめですよ!







ジェルの付け替えをフィルインにしてもらう

セルフネイルでジェルをしている方向けに、サンディングのやり方を解説します。今までなんとなくやってしまっていた方は、今一度やり方を確認しておきましょう!サンディングはジェルと自爪の密着を高め、持ちを良くするために大切な工程です。

用意するもの

スポンジバッファー

ジェルネイルのサンディングに使うのはファイルではなく、スポンジバッファーです。目の粗さは180Gが丁度よいです。こちらのスポンジバッファーは100/180なので180Gの面を使いましょう。

やり方

  1. スポンジバッファーを親指と人差し指で軽く持ちます。
  2. 軽い力で爪の表面に当てて表面をこすります。
  3. 削るというよりは表面のつや消しをする程度でOKです。
  4. 根元やサイドもスポンジバッファーの端を使ってしっかりとこすります。
  5. 爪表面全体のツヤが消えたらサンディング完了です。

この後にダストをしっかりと払って消毒用エタノールやネイルクレンザーを染み込ませたキッチンペーパーなどで表面を拭き取ります。ここまでできたらベースジェルを塗ってOKです。サンディングでガリガリと表面を削ってしまっていた方もいるかもしれませんが、これからは軽い力で擦る程度にしてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?
今回の記事では、爪が薄い原因や対処法を紹介してきました。
「爪は健康のバロメーター」と言われ、爪の状態に寄っては何らかの病気が隠れていることもあります。
気になる症状がある時は皮膚科や形成外科に行って治療を受けることをおすすめします。

他にも爪が薄いのは生まれつきなのかについて知りたい方は、こちらの記事で紹介しています♪

爪が薄いのは生まれつき?原因は?&雑穀米で栄養を摂るダイエット
https://www.nailjoshi.com/21528/







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