ずっと人気が続いているデザインにミラーラインがあります。ミラーラインのアートはミラーパウダーとアイシングジェルを使ったもので、セルフネイルでもやり方を覚えればできるようになります!今回の記事の前半では、ミラーラインのネイルのやり方をご紹介していきます。参考にしてみてくださいね。
また、健康はいつの時代も重視されるテーマです。栄養たっぷりのご飯を食べて、健康な身体をキープできれば、キレイで丈夫な爪や、きめ細やかなお肌になることも夢ではありません。しかし忙しい毎日を送っていると、栄養バランス重視の食事を摂ることはなかなか難しいのではないでしょうか。そうして過ごしている間に、いつの間にか爪に縦筋が入っていたり、ぶつけただけで欠けたりしてしまうほど弱くなってしまうこともあります。これは鉄分不足が原因かもしれません。今回は、鉄分不足で爪に縦線ができてしまう現象について解説します。そして鉄を含むミネラルが不足していると、こんな不調を引き起こしやすくなります。
・肌のカサつき
・くすみ、クマ
・抜け毛
・動悸
・むくみ、冷え
・イライラ
・だるさ
・瞼のけいれん
・足がつる
上記の症状は、ちゃんと栄養を摂っているはずなのに起こる人もいます。実は、ミネラルには大きな落とし穴があったのです。その落とし穴とは一体何なのかも、合わせてこの記事でご紹介します。
ミラーラインのネイルのやり方は?
ミラーネイルはミラーパウダーとこすってつけるだけなのですが、手順を誤ってしまうと上手く光沢がでません。ここではミラーラインのやり方をご紹介してまいります。
●用意するもの
・ベースジェル
・トップジェル
・ノンワイプマットトップジェル
・カラージェル(ミルク)
・アイシングジェル(クリア)
・細筆
・ミラーパウダー
・シリコンブラシ
・硬化用ライト
●下準備
ジェルを塗る前にはしっかりと下準備をすることが大事です。まず爪の長さと形は爪切りではなく、エメリーボードを使って整えましょう。次にメタルプッシャーを使って甘皮を押し上げます。力を入れすぎて自爪を傷つけないようにしましょう。甘皮が硬くて押し上げしにくい時は指先をお湯につけて皮膚をふやかすか、キューティクルリムーバーを塗布して柔らかくしてください。甘皮を押し上げたら、キューティクルニッパーで除去します。ネイルケアが終わったらサンディングに入ります。スポンジバッファーで、自爪の表面を軽くこすってツヤを消していきます。このようにすることで自爪とジェルの密着が高まり、持ちが良くなります。サンディングしたら油分除去を行いましょう。消毒用エタノールを染み込ませたペーパーで自爪の上の丁寧に拭き取ってこれで下準備が完了です。
●手順
次の手順に移る前にかならず規定時間の硬化を挟んでください。
①ベースジェルを塗ります。
②カラージェルを塗ります。
③カラージェルを2度塗りします。
④ノンワイプマットトップジェルを全面に塗ります。硬化するとツヤのないマットな仕上がりになります。このようにすることでミラーパウダーがつかないようにすることができます。ミラーラインを引く時は必ず全体にマットトップジェルをする→アイシングジェルでラインを引くという順番を守りましょう。
⑤アイシングジェルを細筆に取って、フレンチラインのライン取りのように引いていきます。
⑥シリコンブラシにミラーパウダーを取ってこすり付けていきます。こすると綺麗に光沢が出ます。
⑦トップジェルで全体をコーティングして硬化したらこれで完成です。
ミラーラインに必要なものやあると便利なもの
ここではミラーラインのアートをする時に必要なもの、あると便利なアイテムをご紹介していきます。
・ミラーパウダー
ミラーラインに欠かせないのがミラーパウダーです。アイシャドウパレットのようになっているので舞い散らず使いやすいです。
こちらはペンタイプで、ペン先がスポンジになっているのでそのままこすって使うことができます。細かい部分にも狙って付けやすいのが特徴です。
・アイシングジェル
アイシングジェルは硬化して未硬化ジェルが出ないタイプを使用しましょう。もし未硬化ジェルが出るタイプの場合はアイシングジェルでラインを引いた上にノンワイプトップジェルを重ね塗りすることでミラーパウダーをつけるようにすることができます。
アイシングジェルよりさらに粘土の高いジェルです。より厚みのあるデザインや凹凸を生かしたアートができます。未硬化ジェルが出ないので使いやすい。ジェル筆では扱えないので後述するシリコンブラシや指でこねて使用します。指で扱う時は油分がつかないように指サックを付けてこねるようにしてくださいね。
・シリコンブラシ
様々なペン先のシリコンブラシがあるので使いやすいと思うものを選んでください。ダストがシリコン部分にくっつきやすいので使用する前に消毒用エタノールで拭き取るのがおすすめです。
鉄分不足で爪に縦線が入る?
爪に縦線ができてしまうのは、加齢が原因となっていることがほとんどです。歳を重ねるとお肌がたるんでシワができるように、爪の下にある皮膚もたるんで、シワのように縦線ができてしまいます。そのため10代~20代は縦線が目立つことは少ないですが、30代~40代になると、縦線が深くなる人が多いようです。その他にも、鉄分が不足していて爪に縦線が入ることがあります。貧血気味の人は、爪の縦線や爪割れ、爪の反り返り(スプーンネイルといいます)が起こりやすいです。改善には鉄分を多く含むレバーや赤身のお肉、ほうれん草などを多く摂りたいところですが、単にそれだけを食べていればよいというわけではありません。タンパク質やビタミンもしっかり摂って、鉄の生成を促進していきましょう。
日本の食はミネラル欠乏
健康的な生活に重要だと言われるミネラル。ミネラルには、どんな働きがあるのでしょうか?
▼ミネラルの働き
・骨や歯の形成
・血液中の酸素の運搬
・新陳代謝の促進
・血圧調整
・体温調整
・たんぱく質の合成
・神経機能の維持
・体液バランスの調整
・抗酸化
上記のように、ミネラルは生命維持に欠かせない働きをしています。体内で作ることができないミネラルは、食べ物から摂るしかありません。ところが現代は、食べ物に含まれるミネラル分が激減しています。たとえばホウレン草の100g当りの鉄分は、
1950年には 13.0mg
2010年には 2.0mg
60年の間に、なんと6分の1以下に!日本は、もともとミネラル分が少ない土壌にあります。さらに、ミネラルを減少させたのが化学肥料や農薬の多用、加工食品の普及です。便利で美味しいインスタント、冷凍食品、お弁当など、精製・加工するほどに、食品のミネラルは失われていくのです。
冬こそ必要なミネラル
特に寒い冬は、体内ミネラルの消耗が激しくなります。
●冬は筋肉や血管が硬くなる
寒いと筋肉や血管が硬直します。これを弛緩させて元に戻すのが「マグネシウム」です。不足すると、心疾患に繋がりやすくなります。
●冬は免疫細胞の働き時
風邪、インフルエンザに立ち向かうのが免疫細胞です。「亜鉛」や「セレン」は、免疫細胞を傷つける活性酸素を、その強力な抗酸化力で撃退します。さらに亜鉛は、細胞分裂に欠かせません。新しい免疫細胞を生み出し、免疫力を支える必須成分なのです。
●冬はお酒を飲む機会が増える
忘年会や新年会、帰省など、冬は何かとお酒を飲むシーンが多いですよね。亜鉛は、アルコールの分解にも大量に消費されます。
ほかにも、
・体温を上げる
・寒さによるストレスに対応する
などなど、冬はミネラルが消耗しやすく、そのため心身に様々な不調が起こりやすくなるのです。
ミネラルは何から摂る?
ミネラル不足を解消するために、ミネラルウォーターで手軽に補給といきたいところですが、残念ながら、そこには大きな落とし穴があります。実は、ミネラルには次の2種類があるのです。
・鉱物性(無機)ミネラル
土壌や海底、石灰岩などに含まれるもので、ミネラルウォーターは、こちらのミネラルになります。粒子が大きいため、8~12%程度しか体内に吸収されません。しかも水に溶けないので、摂り過ぎると体に蓄積し、関節炎、腎臓結石、動脈硬化など慢性病の元になります。
・植物性(有機化)ミネラル
土壌中の鉱物性ミネラルが植物によって吸い上げられ、イオン化して動物が吸収しやすい形に変化(有機化)したもの。粒子が小さいので吸収率は98%、また水溶性のため過剰にとっても尿と共に排泄され、体に蓄積することがありません。
つまり「効率的」に「安全」にミネラルを摂るなら、植物性ミネラルを含む野菜や果物を食べるのがおすすめです。
まとめ
ミネラルは、美容やダイエットにも欠かせません。それは下記のような効果があるからです。
・コラーゲンの強化(ケイ素)
・メラニン代謝の促進(亜鉛)
・脂肪燃焼の促進(カルシウム)
・基礎代謝の促進(マグネシウム)
・脳の活性化(カルシウム、マグネシウム、亜鉛、リン)
しかし現代の食生活では、ミネラルを十分に摂りきれず、歳とともに体の吸収力も低下しがちです。そこでミネラルのサプリメントを加えるのもおすすめです。ちなみに以前は食物繊維がミネラルの吸収を阻害すると言われていましたが、極端に多く食物繊維を取らない限りはそこまで心配しなくてもよいそうです。ミネラルに限らず、タンパク質やビタミンも不足しないように、食品やサプリでしっかり摂って、ツヤのあるきめ細やかなお肌を目指しましょう。