今知りたい!ネイリストが学び続けるべきネイルメニューを徹底解説します | ネイル女子

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ネイリストとして27年間、現場でお客様と向き合い続けてきたからこそ、今あらためて伝えたいことがあります。

それは「今、お客様に本当に必要なネイルメニューは何か」、そして「ネイリストがこれから提供していくべきメニューとは何か」という視点です。

今回は、ネイリストの皆さんに向けて、サロンワークを続ける中で感じる迷いや違和感の正体、そしてこれから先も選ばれ続けるために必要なメニューについて書いていきます。

ネイルサロンに行ったことがある人は○割

ネイルサロンを利用したことがある人の割合を表すグラフで、18~49歳は50%ほどになる

出典:Fodiop真由(NailSalon mayunail)

私のコラムでは一貫して“ケア”を大切にしてきましたが、今こそウォーターケアの価値を見直すタイミングだと感じています。
まずは、ネイル業界の現状を数字から一緒に見ていきましょう。

ネイルサロンに行ったことがある人は、全体では30%未満と言われています。

この数字には男性も含まれているため、20代〜40代に限定して見てみると、以下のようになります。

女性:行ったことがある 65% / ない 35%
男性:行ったことがある 12% / ない 88%

女性だけで見れば、「行ったことはないけれど、興味はある」という層は、今の時代かなり増えていると感じます。
ネイル業界はそれだけ身近な存在になりましたが、同時に、広がったからこそ見えてきた課題も抱えているのが現状です。

ネイルサロン=ジェルネイルのイメージが定着した理由

ジェルネイル塗布中のネイリストの手元アップ

「ネイルサロンのイメージは?」と聞かれると、 ネイルサロン=ジェルネイル と答える方がほとんどではないでしょうか。

これが、ネイル業界が一気に広まった理由のひとつでもあります。
なぜなら、

  • ジェルネイルは長持ちする
  • セルフ用キットが増え、身近になった
  • 比較的簡単にできるイメージがある

こうした理由から、「爪に何かをつけていること」がステータスのように感じられ、ネイルサロンを検索・予約する流れが定着していきました。

そしてそのまま、数か月、数年とジェルネイルを続けている方が多いのも事実です。

ジェルネイルを続けた先に出てくる選択

ジェルネイルを続けていくと、あるタイミングで多くの方が立ち止まります。
それは「もっと続けたいのか」「そろそろやめたいのか」のどちらかです。

ここ最近では、「ジェルネイルをやめたいかも」と感じる方も増えています。
理由として多いのは、

  • 爪が傷んでいると感じる
  • 派手なデザインに飽きてきた
  • 指先そのものをきれいにしたい

といった声です。
これらは以下のようなお客様データにも表れています。

ネイルケアをしたいと考えているお客様で、35~49歳は6割を超えているグラフ

ジェルネイルを卒業したいと思っている人は,35~49歳だと4割を超えることを表しているグラフ

ネイル業界の流れと、ジェル一択になった背景

ここで一度、ネイル業界でよくある流れを整理してみましょう。

  1. ネイルサロン=ジェルネイル
  2. サロンでジェルネイルをしてもらう
  3. 簡単そう・コスト面もありセルフに挑戦
  4. 「ネイリストになってみたい」と思う
  5. スクールに通う
  6. サロンワークの厳しさから自宅サロンを開業

このような流れでネイリストになる人が増え、結果としてジェルネイル中心のサロンが多くなっていきました。

一方、お客様側の流れも確認してみましょう。

  1. ジェルネイルをする
  2. 数年続ける
  3. 爪のダメージが気になり始める
  4. ジェル以外のメニューを探し始める

このようなタイミングを迎える方が実は増えています。

サロンを変えた時、担当が変わった時、 あるいは久しぶりにオフして自爪を見た時に、 「このままで大丈夫かな?」と不安になるケースも少なくありません。

爪は本来ネイルサロンに通うほど「強く美しくなる」もの

ネイルケアをしたきれいな手元のイメージ

ジェルネイルで5年通っていた人の自爪と、ネイルケアで5年通っていた人の自爪。
多くの場合、ネイルケアを継続している方のほうが、爪の形・強さ・厚みが整っています。

一方で、ジェルネイルを続けていても「ジェルをしているから大丈夫」と思い、オイルケアなどをせずに過ごしていた方は、爪が薄くなっているケースも少なくありません。

40代以上になると、手元そのもののお手入れや爪の健康を重視する方が増え、最近では10代・20代でも「ケアをメインに通いたい」という方が目立つようになってきました。

爪は、サロンでのウォーターケア × 自宅でのオイルケア この二人三脚で整えていくのが理想です。

ハンドマッサージやパラフィンパックなど、保湿メニューが充実しているサロンを選ぶのもおすすめです。

※日本プロフェッショナルネイルケア協会では、全国でネイルケアが受けられるサロンをご紹介しています。
今後も協会ライセンス取得サロンを順次ご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。

ジェルオフ後の爪のダメージ例

出典:www.instagram.com(@jpnca_offical)

ネイリスト=ジェルネイルができる「だけ」ではNGな理由

エプロン姿で考える女性

ネイルケアのセミナーを開催すると、参加者の多くはすでにサロンワークをしているネイリストさんです。
その中で感じたのは、ネイルケアを正しく理解していなかったり、自分自身が「お客様としてネイルケアを受けたことがない」という方が意外と多いということでした。

最近は、「ジェルネイルができるようになりたい」という動機でネイリストを目指す方も多く、ネイルポリッシュを扱った経験がほとんどないケースも珍しくありません。

お客様は「ネイリスト=全部できるプロ」だと思っている

お客様は、ネイルサロンに来る時点で 「ネイリストは爪に関することをすべて任せられるプロ」 だと思って来店されています。

  • 爪の形を整える
  • 甘皮やルースキューティクルを安全に処理する
  • 爪の状態を見極めて提案する
  • ポリッシュで仕上げる

上記のようなことすべてができることが「プロ」だと認識されているのです。

しかし現場では、 「ジェルはできるけれどケアが曖昧」「 ポリッシュはほとんど扱ったことがない」 というネイリストさんが増えているのも事実です。

ジェルネイルができる=ネイリストではない

ジェルネイルは便利で需要も高い技術です。
ですが、ジェルネイル“だけ”ができる状態は、技術が完成しているとは言えません。

ジェルは、自爪とケアという土台があってこそ成り立つ技術です。

ケアが不十分なままジェルをのせると、

  • 浮きやすい
  • 持ちが悪い
  • オフのたびに爪が薄くなる

といったトラブルにつながりやすくなり、結果として「ネイルは爪が傷むもの」という印象を与えてしまいます。

ネイルケアができるネイリストは、提案の幅が広がる

カウンセリング中のネイリストとお客様の様子

ネイルケアを正しく理解し、提供できるようになると、サロンワークは大きく変わります。

  • ジェルを続けたい人
  • 一度お休みしたい人
  • 自爪を育てたい人
  • 派手なデザインを求めていない人

それぞれに合わせた提案ができるようになるからです。

「今日はジェルをのせる」
「今はケアを優先する」

この判断ができることが、信頼されるネイリストの条件だと感じています。

まずはネイリスト自身が「ケアを受ける側」になってみてほしい

セミナーで必ずお伝えしているのが、 「一度、ネイルケア専門のサロンにお客様として行ってみてください」ということです。

どんな説明をされるのか、どこを見られているのか、施術後の指先はどう変わるのか。

体験することで、初めて提供する側としての視点が生まれます。
ネイルケアは地味な技術ではなく、誤魔化しがきかない、最も差が出る技術です。

これから生き残るサロンメニューとは「ケアを軸にしたサロンワーク」

これからの時代、「ジェルができる」「デザインが豊富」だけでは、選ばれ続けることは難しくなります。

必要なのは、爪の状態を見極め、今のお客様に本当に必要なメニューを提案できる力。
その中心にあるのがネイルケアです。

日本プロフェッショナルネイルケア協会が大切にしていること

カルテを書いているネイリストの手元

日本プロフェッショナルネイルケア協会のセミナーでは、 技術だけを学ぶことを目的としていません。

  • サロンワークにどう落とし込むか
  • お客様にどう説明し、提案するか
  • ジェル・ケア・ポリッシュをどう使い分けるか

すべて現場を前提にした内容で構成しています。

「日本プロフェッショナルネイルケア協会」はこちらの記事でも解説しています。

まとめ:「できるネイリスト」から「選ばれ続けるネイリスト」へ

お客様は、流行を追い続けたいわけではありません。
自分の爪を安心して任せられる人を探しています。

ネイルケアを学び直すことは、今までのサロンワークを否定することではなく、より強くするための選択です。

これからのネイル業界で、ケアを軸に提案できるネイリストが増えていくことを願い、協会としても現場に寄り添った学びの場を提供していきます。

ネイリストの皆さんへ。
もし今、サロンワークの中で悩むことがあるのなら、私はあらためて「基礎の技術」を広めていきたいと思っています。

流行やスピードに流されるのではなく、爪の状態を正しく見極め、お客様の悩みを根本から解決できるネイリストを増やしたい。
それが、長く現場に立ち続けてきた私の願いです。

学びたい、見直したいと思った方は、ぜひセミナーでお会いしましょう。

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