今や多くの人がしているジェルネイルですが、ネイルサロンでジェルネイルをオーダーする時に「ソフトジェル」と「パラジェル」という言葉を耳にしたことはありませんか？
どちらもジェルネイルであることに変わりはないのですが、実際にはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、ソフトジェルとパラジェルの特徴をはじめ、なぜ今パラジェルが人気なのか、その魅力をネイリストが解説いたします！
パラジェルってどんなジェル？
ジェルネイルをする人なら、「パラジェル」という名前は耳にしたことがあるかと思いますが、そもそもパラジェルとは、どんなジェルなのでしょうか。
パラジェルとは、「paragel」というジェルブランドから出ているジェルで、大きな特徴は、自爪を削らずに塗布することができる点です。
自爪を削らなくても良いことから、爪に負担が少なく、健康的にジェルネイルを楽しむことができます。
他メーカーに比べるとジェルの価格は、比較的高いですが、爪への負担の少なさや密着力からネイルサロンやネイリストからも人気のジェルです。
普通のソフトジェルとパラジェルの違い
まず大前提として、「ジェルネイル」の枠組みの中には、2種類のジェルが存在します。
「ソフトジェル」と「ハードジェル」です。
どちらもマニキュアよりもツヤや強度が抜群に高く、ネイルの持ちも良いという特徴がありますが、二つの違いは、ジェルの硬さ（＝強度）とネイルオフの方法です。
ソフトジェルは、アセトンなどのネイルリムーバーで溶けるのに対して、ハードジェルは溶けないため、削り落とす必要があります。
そのため、自爪に対する負担も大きくなるため、ソフトジェルの方が広く親しまれています。
では、「ソフトジェル」と「パラジェル」の違いはというと、ソフトジェルはジェルの種類のこと。
パラジェルとは「paragel」というジェルのメーカー（ブランド）のこと。
パラジェルもアセトンオフができるソフトジェルであるため、ソフトジェルの中のひとつのジェルメーカーの名前が「パラジェル」ということになるのです。
パラジェルの詳しい解説はこちらの記事をチェック！
パラジェルのメリットとは？
お伝えしてきたパラジェルですが、なぜ近年こんなに人気なのでしょうか。
上でもお伝えしましたが、パラジェルには、「自爪を削らなくても密着する」という大きな特徴があります。
通常のジェルネイルは、つるんとした自爪の表面に直接塗布しても、ジェルが弾かれて密着力が弱いため、敢えて自爪を削るサンディングという工程が必要です。
これに対して、パラジェルは、このサンディングが不要なノンサンディングを謳っており、この特徴が大きな魅力です。
自爪のサンディングが不要ということは、その分自爪に対するダメージも軽減されるため、より健康的にジェルネイルを楽しむことができます。
また、密着力も高いため、他のジェルではすぐにとれていたが、パラジェルにしたらとれなくなったという話も聞きますよ♪
（爪の性質やネイル持ちには個人差があるので注意）
パラジェルはどんな人に向いてる？
前述しましたが、パラジェルはこんな方におすすめできます！
- 自爪が薄い人
- 自爪を削りたくない、負担少なくジェルをしたい人
- 長く健康的にジェルネイルを試したい人
- ジェルネイルの持ちがよくない人
ノンサンディングという最大の特徴から、自爪が薄くジェルネイルを諦めていた人、ジェルは好きだけど毎回サンディングされるのが嫌、爪がボロボロになってしまったという方には、ぜひ一度パラジェルを試してみるのもがおすすめです。
まとめ
今回は、ソフトジェルとパラジェルの違いについて解説いたしました。
・ソフトジェルは、アセトンで溶けるソークオフジェルの総称である
・パラジェルは、ソフトジェルの中の「paragel」というメーカーが出しているジェルブランド
・パラジェルの特徴であり人気の理由は、自爪を削る必要がないノンサンディングジェルであること
・自爪のダメージを考え、長く健康的にジェルを楽しみたい人には、パラジェルがおすすめ
いかがでしたでしょうか。
パラジェルは、サンディング不要なので「繰り返すことで自爪がボロボロになっていく」というジェルネイルの悪いイメージを覆す画期的なジェルです。
最近では、パラジェル以外にもノンサンディングジェルがありますが、ノンサンディングといえば「paragel」というほど、このパラジェルは歴史が深く、先駆け的な商品でした。
自爪の薄い方や長くジェルを楽しみたい方は、ぜひ一度試してくださいね♪
ちなみにどのジェルを使ってもすぐ剥がれてしまうという方は、特に密着力の高い「paragel EXベース」がおすすめですよ！
