ジェルネイルができない方にとって、マニキュアは爪のおしゃれに欠かせないアイテム。
ですが、爪がボロボロになった経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
先に結論をお話すると、マニキュアが直接爪を傷ませるのではなく、その他の影響で爪にダメージを与えてしまっている可能性があります。
せっかく爪を綺麗にしても、自爪が傷んでいては元も子もないですよね。
今回はマニキュアで爪をボロボロにしないために、今すぐできる対策を紹介していくので、是非参考にしてください。
マニキュアで爪がボロボロに?原因は?

マニキュア派の方でも、爪がボロボロになったと感じることってありますよね。
それはマニキュアが直接的な原因ではなく、他の影響によるものが多いです。
まずは、マニキュアで爪がボロボロになる原因について解説していきます。
除光液(リムーバー)の使いすぎ
一番多い原因は、除光液の使いすぎです。
除光液はマニキュアをしっかり落としてくれますが、強力な脱脂作用があり、爪や爪周りの皮膚を乾燥させてしまいます。
除光液を使ったあとに爪が白くなることがありますが、これは除光液によって水分や油分が揮発し、乾燥しているためです。
マニキュアを頻繁に塗り直す方や、多すぎる量でのオフは爪へのダメージになるので、気をつけましょう。
また、除光液で落とした直後はしっかり保湿してくださいね。
乾燥が激しい
乾燥している爪は柔軟性がなく、少しの衝撃で折れたり脆くなりやすいです。
特に水仕事が多い、消毒液をよく使う、ダンボールやお金など、紙類を触ることが多い方は、乾燥しやすいので気を付けましょう。
また、加齢も乾燥に直結する要因です。
年齢を重ねて乾燥が激しくなるのはなかなか避けられませんが、保湿やケアを行い、できるだけ乾燥を予防してくださいね。
爪に衝撃が加わっている
人間は、指先に加わった力を爪が受け止めることで様々な作業ができます。
普通に生活しているつもりでも、意外と指先や爪先を酷使しているため、爪が欠けやすい方は無意識のうちに爪に衝撃を加えていることになります。
指先の扱いが雑だったり、爪を道具として使い細かい作業をしがちだと、爪がボロボロになりやすいので注意が必要です。
爪水虫や爪の縦割れは病院へ
爪が異常に脆いと感じるなら、それは爪水虫かもしれません。
爪水虫は足の爪に感染することがほとんどですが、手に感染することもあり得ます。
変色や、爪の下にボロボロとした角質が溜まっているなどの症状があるなら、一度皮膚科を受診しましょう。
また、爪が先端から縦に割れるのが癖になっている方もいます。
縦割れは爪甲縦裂症の可能性があり、こちらも皮膚科を受診した方がよい症状です。
放置しても悪化していくので、気になる場合は早めに対処してくださいね。
ボロボロ爪を守るための対策

手は人前に出す機会が多いので、できるだけ綺麗に保ちたいですよね。
ここでは爪がボロボロにならないためにできる対策を紹介していきます。
ノンアセトンリムーバーを使う
マニキュアを落とす除光液ですが、爪の負担を少なくしたいなら「ノンアセトン」タイプのリムーバーを使いましょう。
アセトンはジェルやスカルプを落とす薬剤で、しっかり落とすことができる反面強い脱脂作用があります。
そのアセトンが使われていないノンアセトンリムーバーは、通常の除光液より爪への負担が少ないです。
ダメージが気になる方は、「ノンアセトン」や「アセトンフリー」と記載のある除光液を購入してくださいね。
除光液やリムーバーを使う頻度を下げる
マニキュアを数日に一度塗りなおしている方は、除光液やリムーバーを使う頻度を下げましょう。
剥がれたら塗りなおしたい気持ちは分かりますが、頻繁に除光液を使うと爪の乾燥を進行させてしまい、爪が痛む原因となります。
ベースコートからトップコートまで丁寧に塗ったり、指先の扱いに気をつけるなど、塗ったマニキュアを長持ちさせるよう気を付けることも大切です。
ピールオフマニキュアや水性マニキュアを使う
ピールオフマニキュアや水性マニキュアなど、リムーバーを使わずに落とせるアイテムを使うのもおすすめです。
アイテムによって多少の違いはありますが、ピールオフはシールのように剥がせるもので、水性タイプはお湯や消毒用エタノールで落とすことができます。
除光液やリムーバーをできるだけ使いたくない方は、こういった負担の少ないアイテムを使うのも良いでしょう。
爪補強コートを使う
保護目的でマニキュアを使う場合や、ジェルネイルをオフした直後は、爪の補強ができるベースコートがおすすめです。
ネイルハードナーや、ストレンスナーと呼ばれるアイテムで、通常のベースコートより仕上がりが硬めなので、自爪に強度を出せます。
補強コートだけでも使えますし、ベースコートの代わりとしてマニキュアの前に使うこともできます。
ネイルオイルとハンドクリームで保湿する
爪は乾燥すると柔軟性が落ち脆くなりますが、それを予防するにはとにかく保湿が大切です。
ネイルオイルやハンドクリームを使ってこまめな保湿を心がけましょう。
できればどちらか一方だけでなく、両方使うのが望ましいです。
まとめ

「ジェルネイルは爪が傷むから、私はマニキュア派!」と思っている方も少なくない昨今。
ですが、ジェルネイルでもマニキュアでも、正しい知識と技術で施術したり、日頃の扱いに気をつけなければ自爪にダメージを与えてしまいます。
せっかく指先を綺麗に飾るのですから、自爪へのダメージはできるだけ防ぎたいものです。
自爪がボロボロと感じている方は、今回紹介した原因を今一度見直しましょう。
また、爪を守るための対策方法も頭に入れ、自爪の健康を保ちながらマニキュアを楽しんでくださいね。
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