サロンワークとは?未経験者が知るべきネイリストの業務内容をフル公開 | ネイル女子

※本サイト内では一部プロモーションが含まれます

ネイルサロンでのサロンワーク、何をするかなんとなく想像はつきますが、「具体的には何をするの?」と思う方も多いのではないでしょうか。

当たり前ですが、ネイルサロンはネイルの施術だけをするわけではなく、他にも様々な業務があります。

今回は未経験者に向けて、ネイルサロンでのサロンワークの基本的な流れをを徹底的に解説していきます。
また、ネイルを生かしたサロン以外での働き方も紹介するので、是非参考にしてくださいね!

ネイリストの仕事って何をするの?サロンワークのすべて

ネイリストの施術中の様子

ネイリストのサロンワークとは、基本的にお客様にネイル技術を提供するお仕事を思い浮かべますが、実は他にも様々な業務があります。
まずは、サロンワークの主な業務内容を確認していきましょう。

お客様へネイルの施術

サロンワークのメインは、やはりお客様にネイル施術をすることです。

ネイル施術と言ってもメニューは様々で、ジェルネイルやネイルケア、フットケアなど、多岐にわたります。
施術はカウンセリングとセット。
お客様のお悩みや要望を汲み取り、ご希望に沿ったデザインの提供や、ケアの方法などをアドバイスしていきます。

接客応対

施術をしているお客様への接客だけでなく、他にも接客業務はたくさんあります。
電話対応で予約希望や質問に答えたり、店舗に直接いらした方への対応など、相手に合わせて丁寧な接客をしましょう。

お客様への物販

お客様への物販も大切な仕事です。
基本のケアであるネイルオイルや、ダメージが蓄積されている方への爪美容液、スペシャルケアのハンドパックなど、お客様に合った商品を紹介していきます。

予約管理

予約はただ受ければいいだけでなく、無駄のないように工夫して受け付ける必要があります。
メニューによって予約時間はある程度決まっているので、無駄な空白時間ができないよう予約枠を埋めていきましょう。

SNSやWEBサイトで集客・宣伝

集客は、サロンワークでは一番力を入れるべき仕事と言えます。
技術はあって当然ですが、練習ばかりしていても、お客様は来てくれません。

集客をかけてお客様にご来店いただき、再度来店してもらうサイクルをつくることがサロンワークの基本中の基本です。
ホームページの更新やSNS、WEB媒体などを使って、サロンをしっかりアピールしましょう。

売上・レジ管理

売上とレジの管理は、お金に直結するのでミスがあってはいけません。
売上とレジのお金が一致するか、メニューとお客様から頂いた金額が一致しているかなど、一つ一つ確認しながらきちんと管理することが大切です。

備品や消耗品の管理

施術で使う道具の管理や、コットン・ペーパー類などの管理も忘れず行いましょう。

基本、備品や消耗品の補充は、隙間時間に行うことが多いです。
予約の合間に、キッチンペーパーをカットしてストックを作ったり、薬剤の補充をしたり、なくなりそうなアイテムの確認を行います。

隙間時間を有効に使うとサロンワークがスムーズに進みます。

店内の清掃や衛生管理

掃除や衛生管理は、お客様の信用を得るために欠かせない業務です。
おしゃれな内装より、掃除の行き届いた清潔感がある店舗の方が好印象を持たれます。

特にネイルサロンはダストが舞うので、汚れやすい仕事ですよね。
ワゴンやテーブルなど、隙間のダストや埃もしっかり掃除しましょう。

サンプルデザインのチップ作成

サンプルチップの作成も、予約の合間を使って行います。
季節のカラーを使ったアートや、新しく入れたパーツを使ったデザインなど、お客様がワクワクするようなチップを完成させてくださいね。

スタッフのシフト管理

スタッフのシフト管理は、主に店長のような役職者が行います。
あらかじめ提出された希望休を参考に、予約状況や忙しい曜日などを計算し、シフトを組んでいきます。

一スタッフだと直接シフトの管理をすることはありませんが、希望休などは決められた期日までに伝えるようにしましょう。

人材育成やマネジメント

人材育成やマネジメントは、サロンでの新人の教育、技術練習会の指導などを指します。
主に経験を積んだベテランネイリストがすることが多いです。

新人を指導するのは、お客様への施術とは違う学びがあるので、是非積極的に行って欲しいです。

ネイリストの1日はどんなスケジュールで働いている?

カウンセリング中のネイリスト

続いて、ネイリストの1日のスケジュールについて、オープン前、営業中、クローズ後に分けて解説していきます。

オープン前に予約チェックや店内清掃

出勤時間ですが、オープン時間の1時間前としているサロンが多いです。

オープン前は、まず清掃と予約チェックから入ります。
テーブル周りやワゴン、入り口やトイレまで入念に掃除してくださいね。

予約チェックでは、担当するお客様の確認、休憩のタイミング、隙間時間の把握も行い、1日の流れをイメージしておきましょう。

オープンからクローズまでは施術と接客がメイン

営業時間になったら、接客と施術がメインです。
目の前のお客様対応だけでなく、来客に応対したり電話対応があったりと、臨機応変に接客していく必要があります。

お客様がいない時は消耗品の補充やSNS管理、サンプルチップ作成などを行い、無駄な時間を過ごさないようにしましょう。

クローズ後はレジ締め・売上管理・翌日の準備

クローズ後は売上確認をし、問題なければレジを締めます。
使用したものの消毒、タオル類の洗濯、店舗の掃除を行い、翌日の準備をして仕事終了です。

サロンによっては、ラストのスタッフが共有ラインにその日の報告を義務付けているところもあります。
また、ショッピングモール内の店舗であれば、モール側に日報を提出する場合もあるので、サロンのルールとモールのルールを把握しておきましょう。

新人ネイリストの仕事内容が気になる方はこちらをチェック!

ネイリストがステップアップするために挑戦すべきこと

接客中のネイリスト

ネイリストは、就職したから終了ではなく、そこからスキルアップをしていくことが大切です。
ステップアップするためにできることを紹介していきます。

練習会や技術セミナー、講習会に参加する

練習会やセミナー、講習会への参加は積極的に行いましょう。
ネット社会の現代は、お客様もトレンドネイルや流行りのアイテムに敏感です。
お客様が知っている情報も多いので、対応するためにはこちらも技術や知識を学び続けていく必要があります。

ネイルだけでなくファッション・メイク・カルチャーのトレンドを追い続ける

ファッションやメイク、カルチャーなどのトレンドを追うことも大切です。
おしゃれはネイルだけでなく、服装やヘアスタイル、メイクでトータル的に楽しみますよね。
また、韓国風ネイルのような、カルチャーを取り入れたトレンドも常に注目されています。

世の中の流行に敏感になっておくと、お客様へ時代に合ったデザインを提供できるようになります。

先輩・上司・店長などの施術や接客応対から学ぶ

ネイリストとしてプロならば技術はあって当然です。
資格を持っているから大丈夫と安心はせず、先輩スタッフからしっかり学んでください。

また、接客はお客様満足度を上げる最大のポイントです。
先輩や上司、店長などの接客をよく観察して、良い部分は盗みましょう!

他にも、プライベートで訪れた店舗で「店員さんに良くしてもらえて嬉しかった」といった経験は誰しもあるはずです。
そういった経験もサロンでの接客に生かし、お客様に喜んでもらってくださいね!

練習と技術習得を続ける

技術練習は、ネイリストの職業を選んだならずっと行わなければなりません​。
毎年新しいアイテムが出たり、流行りのアートが話題になったりと、ネイル業界は進化のスピードが早いです。

お客様から選ばれ続けるためにも、トレンドデザインができる技術や、新しいアイテムの使い方など、しっかり練習していきましょう。

ネイルサロン以外の働き方

パソコンを操作するスーツの女性

ネイリストはネイルサロンだけが働く場所ではありません。
ネイルサロン以外での働き方について、解説していきます。

スクールでの講師業

経験を積みベテランになってくると、サロンでの施術メインではなく、ネイリストを​目指す方に向けて、スクールでの講師業を任される場合があります。
大型サロンやチェーン店など、スクール併設サロンではよくあることです。

生徒の成長で感じる喜びもあり、お客様に入る楽しさとはまた違ったやりがいを感じることができるでしょう。

ネイルチップ作家

インターネットを使えば、ネイルチップを全国のお客様に販売することができます。
お店を設けるわけではないので、空いた時間にチップを作り、ネットを使って販売する流れになります。

ネイルチップ作家は、結婚や子育てなどでサロン勤務が難しい方にもおすすめです。

フリーランス・出張ネイリスト

サロンに勤務するのではなく、自分一人でフリーランスとして出張する働き方もあります。
シェアサロンや面貸しでお客様の施術をすることが多いようです。

出張ネイリストは、お客様の自宅に伺ったり、地域のイベントに出張したりと、自由に働き方を決められるのが魅力です。

休みも自分で決められるので、ネイルサロンのようにシフトで働くのではなく、プライベートの時間をきっちり確保し、仕事時間としっかり分けたい方に向いているかもしれません。

出張ネイリストのお仕事内容はこちらの記事で解説しています!

ネイル関連のWEB・SNSコンテンツ作成

ネイリスト経験を生かし、情報を伝える側にまわるのも良いでしょう。
ネイル関連のWEBサイトやSNSコンテンツで、ネイリストやネイルに興味のある方に向けて情報を発信する仕事もあります。
いわゆるインフルエンサーとしての活動もそれにも当てはまります。

技術者である視点を持っていると、より深い内容を伝えることができますよね。
ただし、あまりネイリスト側の意見に寄った内容では、共感は得られません。
発信者と読み手のバランスを考えた内容を発信することが大切です。

ネイル商材の企画・開発

ネイリストをしていると、「この道具、もっとこうだったら使いやすいのに!」と思った経験はありませんか?
その気持ちを生かし、ネイル商材の企画や開発をする仕事に進むのもおすすめです。
経験者だからこその視点は、便利で魅力的な商材の開発に大いに役立つでしょう。
メーカー勤務だけでなく、ネイル用品の卸問屋や、ネイル用品専門店での働くネイリストも多いですよ。

福祉ネイリスト

最近注目の福祉ネイリスト。
ネイルサロンではなく施設などに出張して、入居者の方へ施術を行うネイリストのことです。

デザイン性のあるネイルではなく、マニキュアを塗って気持ちを明るくしてあげたり、ハンドマッサージでリラックスさせてあげたりと、心を元気にしてあげられる、とてもやりがいの​ある仕事になります。

まとめ

ネイルサロンのサロンワークは、店舗によって細かい部分は異なりますが、基本的に「オープン前」「営業中」「クローズ後」でやることが変わります。

オープン前は今日の営業がスムーズにできるよう準備を怠らず、営業中はお客様に喜んでいただき、クローズ後はお金の管理や次の日の準備を忘れないようにしましょう。

また、サロンワークを経てステップアップとして、ネイリスト経験を生かした次の仕事に進む方もいます。
結婚や出産などのライフワークの変化や、加齢とともに働き方を変えたい時など、考えるタイミングがきたら、しっかり検討してくださいね。

この記事のキーワード

キーワードから記事をみつけよう!

この記事のライター

「ネイリスト転職・就職」のランキング

一週間で人気のあった記事ランキング

ネイル女子 - Have a nice day tomorrow. [明日をたのしく。]

  • facebook
  • x

公式アカウント