ネイリストのダストはメガネで防ぐ!目の不調を改善するには冷えと肝臓もカギ | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

※本サイト内では一部プロモーションが含まれます

ジェルネイルやスカルプ、ネイルケアをしていると切っても切り離せないのはダスト問題です。例えば爪の形成にエメリーボードを使っている時、ジェルネイルやスカルプをオフする時などにダスト(削りカスのこと)が大量発生します。そして困ったことに、ダストが体内に入ってしまうとアレルギーなどを引き起こす可能性があるのです。ダストの体内への入口は、目、鼻、口です。ネイリストなら鼻と口は常時マスクで覆われている人がほとんどですが、目は裸眼やコンタクトレンズの人が多いのではないでしょうか。身体をダストから守るためには、やはり目も対策が必要です。そこで今回は、ダストから目を守るためのメガネについてご紹介します。そしてネイルを長時間していると、目の疲れが気になりますよね。目の疲れはネイリストの「職業病」だけに限りません。実は、冬は特に疲れ目を訴える人が増える季節なのです。ロート製薬のアンケート調査によると、デスクワークをする人の6割が冬は目が疲れやすいと答えています。「目が疲れる」「痛い」「かすみ目」「ドライアイ」「視力低下」など、目のトラブルは何をするにも大きな支障となり、イライラを募らせます。冬といえば、女性は冷えにも悩まされる季節ですが、ご存知でしょうか、冷えと疲れ目には意外な繋がりがあることを。実は、目の不調は冷えから引き起こされ、さらに肝臓の疲れも関係しているというのです。冷えると目が疲れる…、そこには一体どんな因果関係があるのでしょうか。今回は、疲れ目と冷え性との深い関係を解明し、さらに肝臓との関連も絡めながら、目の不調の改善方法を詳しくご紹介したいと思います。

ネイリストやセルフネイラーはダスト対策が大事

ネイリストなら当たり前な「施術する時にマスクをつける」という行為は、お客さんに接近して施術するからというエチケット面の対策でもありますが、基本的にダスト対策のためです。爪の形成時や、ジェルネイルやスカルプなどをオフするときは、削る時に細かい粉状のダストが出ます。ダストにはジェルやスカルプの内容成分である化学物質が大量に含まれており、目、鼻、口から吸い込んでしまうと、かゆみやかぶれ、咳など、アレルギー症状を引き起こす可能性が高まります。アレルギー発症を防ぐためにも、マスクによるダスト対策は重要なのです。

ダスト対策にメガネがおすすめ

鼻と口はマスクで覆うことができますが、見落としがちなのは「目」です。筆者が働いていたネイルサロンでは、ほとんどのネイリストがコンタクトレンズユーザーでした。ネイリストは裸眼、もしくはコンタクトレンズをつけている人が多いようです。しかしそれでは目のダスト対策はできていません。ダストは空気中に舞うほど軽くて細かいので、目に入る可能性があります。またコンタクトレンズにダストが付着してしまうと、レンズを外すまでダストが取れず、目を傷つけてしまう可能性もあります。鼻や口を覆うためにマスクをつけるように、目もメガネやゴーグルをつけてダスト対策をしましょう。まず目に対する最も手軽なダスト対策はメガネです。普段からコンタクトレンズをつけている人は、ネイルの施術中だけでもメガネに変えましょう。これだけでもダストが防げます。裸眼の人や、コンタクトレンズを外すことができないという人は、花粉対策用のメガネをつけるのがおすすめです。花粉対策用のメガネは、レンズと顔に隙間ができないようカバーしているものが多く、普通のメガネよりもダストが目に付きにくくなります。

そしてメガネよりもしっかりダストを防ぎたいという方には、防塵ゴーグルがおすすめです。

ネイルアレルギーになってしまうと、ジェルネイルの液やダストに触れるだけでも皮膚がかぶれてしまうなど、ネイリストを続けるのが困難になってしまいます。セルフネイラーの場合は、ネイリストほどダストに触る機会は多くありませんが、それでもいつアレルギーが発症してしまうかわかりません。ぜひ事前に対策をして、ネイルを長く楽しんでください。

女性の7割は冷え性ってほんと?

現代人は、低体温の人が多いといいます。日本人の平熱は、50年前には36.5~37.2℃だったものが、現在は35.5~36.3℃、なんと1℃も低くなっているのです。体温が1℃下がると代謝は12%、免疫力は30%も低下するといわれ、冷えが慢性化すると様々な不調を引き起こすことになります。特に女性は7割の人が冷えを自覚しており、長年の冷え性で体質と諦めている人も少なくありません。冷えから引き起こされる症状には、以下のようなものがあります。

・肌荒れ、かさつき、くすみ
・白髪、抜け毛
・肩こり、頭痛、耳鳴り
・月経不順、月経痛
・便秘や下痢
・むくみ

さらに、意外なところでは疲れ目やかすみ目、充血、視力低下といった「目の不調」があります。このような目の症状は、IT機器に囲まれた環境で暮らす現代人にとっては、よくあることではあります。パソコンにスマホ…、私たちは仕事でもプライベートでも、常に液晶画面から発せられるブルーライトに晒されているからです。強いエネルギーを持つブルーライトは、目に大きな負担をかけて痛みや疲れを引き起こし、さらに網膜にダメージを与え、失明に繋がりかねない眼病の原因にもなります。しかし目の不調が起こるのは、目の酷使やブルーライトのせいだけでなく、実は「冷え」とも密接な関係があるのです。冷えから目の不調が起こるとは、一体どういうことなのでしょうか。







冷え性と目の疲れの関係

冷え性の中でも最も多いのが、手足が冷たくなる末端冷え性で、主に血行不良が原因で起こります。血行が悪いと、体内の熱が末端まで届かなくなるからですが、この血行不良の影響を大きく受けるのが目です。

血行不良が目の不調に

膨大な情報を取り込む目は、その役割を果たすために多くの血液を必要とし、顔の中でも特に毛細血管が集中している器官です。ですから、血行不良になるととたんに目に影響が表れ、機能が低下してしまいます。血流が悪くなると、熱だけでなく酸素や栄養が届かなくなり、さらに老廃物が溜まって、細胞の働きが悪くなるからです。特に冬は、体温の放熱を防ぐために末端の毛細血管が収縮するので、さらに血流が悪化し、目の疲れがひどくなります。では血行不良の原因は何かというと、一般にいわれるのが、体質や筋肉量、自律神経の乱れ、女性ホルモンの変動、生活習慣など。女性は筋肉量が少なく、更年期の自律神経の乱れなどがあり、血流が悪くなりやすいというわけです。しかしこれ以外の血行不良の要因として、意外に知られていないのが「肝臓の疲れ」です。

肝臓の疲れが血行不良を引き起こす

東洋医学では、目や鼻、口といった顔の部分は、肝臓や心臓などの五臓と関連していると考えられています。それによると、目が関係するのは「肝臓」。肝臓が弱ると目に不調が起こり、逆に目が疲れると肝臓に症状が出るというのです。そして、肝臓と目の繋がりに大きく関わっているのが、「血流」です。ご存知のように、肝臓には「解毒」や「代謝」という重要な働きがありますが、もう一つ忘れてならないのが「蔵血」の働きです。蔵血とは「血を蓄える」という意味で、さらに肝臓は蓄えた「血を巡らせる(疏泄(疎泄):そせつ)」という重要な働きがあります。つまり、「肝臓が疲れる→血が巡りにくくなる(血行が悪くなる)→冷える、目が疲れる」というわけです。目の不調のもとは血行不良にあり、さらに、そのもとが肝臓の疲れという可能性があるのです。特に肝臓は、滅多なことでは自覚症状が表れない我慢強い臓器。冷え性で目が疲れるという人は、肝臓を酷使していないか、生活の見直しをする必要がありそうです。

目の疲れを解消するには

目の疲れが慢性化すると、頭痛や首こり、肩こりといった症状も出てきます。目を酷使することで、ピント調節をする毛様体筋や眼球を動かす外眼筋が硬直し、それが全身の筋肉に波及するからです。筋肉のこりは、さらに吐き気、イライラ、不眠、軽いうつ症状に繋がることもあり、こうなると簡単には回復しなくなってしまいます。目の疲れは、早めの対処が肝心。軽いうちに、まずは直接目のケアを行いましょう。

・目を休める
目は開いている限り休む間がありません。そこでとりあえず目を瞑り、強制的に目を休めることが大事です。また、光を遮断することでメラトニンが分泌されやすくなるので、質の良い睡眠がとれて目の疲労回復が早くなります。

・温める
疲れ目の解消法としてよく行われるのが、蒸しタオルやホットアイマスクで目を温める方法です。目を温めると、局所的にですが血流が良くなり、さらに副交感神経が優位になります。ピントを合わせる、瞳孔を収縮させるといった働きは、副交感神経によるものなので、副交感神経を優位にすることで目の機能回復を早めることができるのです。特に寝る前に温めると、副交感神経の働きでぐっすり眠れ、目だけでなく全身の疲労回復に役立ちます。より効果を高めるには、目の周りのツボマッサージも併せて行うといいでしょう。さらに、「冷え性」の人、「肝臓の疲れ」を自覚している人には、次の方法がおすすめです。

冷えをとって目の疲れを解消

冷えを改善するには、日常の中でできることがたくさんあります。

・運動
運動をした後は真冬でも体がポカポカしますが、それは、体の熱は6割が筋肉によって作られるからです。スクワットなどの筋トレで筋力をつけると、熱を生み出す力が高まり、冷えの改善に効果的です。また、ジョギングやウォーキング、ストレッチは、筋肉を柔軟にして血流を活発にする効果もあります。運動と併せ、筋肉作りに必要なたんぱく質を積極的に摂ることも大切です。

・入浴や足湯
冷えの解消といえば、真っ先に挙げられるのが「入浴」です。シャワーではなく、湯船に浸かることで全身を温め、さらに副交感神経を優位にして血行を促進します。高すぎない湯温で、じっくり体の内部まで温まるようにすることが大事です。

・体を温める食べ物を摂る
温め作用のある食品は、タマネギやニンジン、ヤマイモなどの根野菜や、ネギ、ニンニク、カボチャ、リンゴ、ミカン、そして卵や魚肉、レバー、チーズといった動物性食品です。特に活用したいのがショウガ。成分のジンゲロールが血管を拡張したり、ショウガオールが体の深部の熱を作り出すといった作用があり、冷えの改善に最適です。夏野菜や南国の果物、コーヒー、白砂糖、化学調味料などは、体を冷やすので控えましょう。

・リラックスを心がける
ストレスから冷えを訴える女性は少なくありません。ストレスは交感神経を優位にして血管を収縮させ、血流を妨げる大きな要因です。ストレスを溜めやすい人は、日頃から笑顔と深呼吸を心がけましょう。笑顔&深呼吸は、世界共通のストレス解消法。自然に副交感神経の働きが活発になり、心と体をリラックスさせることができます。

・アルコールやタバコを控える
お酒は、アセトアルデヒドの血管拡張作用で確かに体が温まりますが、それは一時的なもの。飲み過ぎて過度に血管が広がると、熱の放散が促進し、かえって体が冷えてしまいます。またタバコのニコチンは、血管を収縮させて血流を妨げ、冷えを促進する最悪の要因です。

肝臓を元気にして目の疲れを解消

次のような症状がある場合、肝臓が弱っている可能性があります。

・朝からだるい
・吐き気や食欲不振がある
・お腹が張る
・おへその右上部に違和感や鈍痛がある
・お酒が美味しく感じなくなった

弱った肝臓を元気にするには、日常、次のことを心がけるだけでも効果があります。

・腹八分目にする
食べ過ぎや飲み過ぎ、早食いの生活は、解毒の仕事を増やして肝臓を疲弊させます。腹八分目の量を、よく噛んで食べる習慣をつけましょう。

・自然の食材を摂る
食べ過ぎ以上に肝臓に負担をかけるのが、薬や加工食品の添加物。安易に風邪薬や鎮痛剤を常用するのは止め、インスタントやレトルト食品を減らして、自然食材の手料理を増やしたいものです。

・肝臓サポート成分を摂る
シジミに含まれるタウリンやオルニチン、ウコンのクルクミン(ターメリック)には、肝臓の機能を高める作用があります。有効量を手軽に摂るなら、サプリメントがおすすめです。

・肝臓の血流を促進する
仕事量が多い肝臓は膨大な量の血液を必要とするため、肝臓が元気に働くためには、肝臓自体の血流を良くすることも大切です。肝臓がある右上腹部を腹巻やホッカイロで温めると、血行促進に効果的です。

・十分な睡眠をとる
睡眠は、肝臓がメンテナンスを行う貴重な時間。十分な睡眠をとり、肝臓に疲労を蓄積させないようにしましょう。

まとめ

目の使い過ぎのせいとばかり思っていた、疲れ目にかすみ目、視力低下などは、冷えや肝臓の疲れが原因になっているかもしれません。

冷え→目の不調
肝臓の疲れ→目の不調

心当たりがある場合は、いつものことだからと放置せず、今日からさっそくケアを始めましょう。「脳が認識する情報の90%は視覚から」といわれるように、目は感覚器官の中でも圧倒的に重要な働きをしています。体の不調の中でも、特に目は早めに対処してくださいね。







おすすめ
この記事のキーワード

キーワードから記事をみつけよう!

この記事のライター

「ネイルhack」のランキング

一週間で人気のあった記事ランキング

ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

  • facebook
  • x

公式アカウント