ハートマグネットネイルでハートができない?!正しいやり方とコツを紹介 | ネイル女子

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ハートのマグネットネイルはSNSでバズっていることから真似したい!と考える人も多いはず。
しかし、いざやってみると「ハートが上手く作れない」「ハート模様がぼんやりしている」などなかなか綺麗にできないことも多いようです。

そこでこの記事では、ハートのマグネットネイルを上手く作るための正しいやり方をご紹介し、ハートネイルが上手くできない理由と解決方法も徹底解説します!

ハートのマグネットネイルのやり方を解説

マグネットネイルのサンプル

SNS人気のハートマグネットネイルは、道具を揃えてコツを押さえればセルフネイルでも作れます!
まずは必要な道具と、ハートマグネットネイルのやり方を解説していきますね。

必要なもの

  • マグネットジェル
  • マグネットネイル用磁石(磁力が強いもの)
  • ゼムクリップ
  • ペンチ
  • ジェルネイル用品(ベースジェルやライトなど)

ハートのマグネットネイルを作るときに特別必要なものは、ゼムクリップとペンチです!
これさえあれば手持ちのジェルネイル道具やマグネットジェルで作れますよ!

マグネットネイルの基本のやり方はこちらの記事で解説しています♪

やり方

ゼムクリップを加工して、マグネットネイル用磁石にくっつけることで、ハートのマグネットネイルができます。
また、ジェルネイルを自爪に塗る時はネイルケアをしてベースジェルを塗った状態からマグネットジェルを塗る必要があります。

1つずつ手順をチェックして確実に進めていきましょう!

1.ゼムクリップでハートワイヤーを作る

ハートマグネットネイルの要となるのが、「Y型の磁石パーツ」です。
ゼムクリップを使って自作する方法がコスパも良くおすすめです♪

まず、ゼムクリップの端をペンチで広げ真っすぐにしてから、左右対称になるように「Y」の形に加工します。
ポイントは「ねじりの強さ」と「左右のバランス」です。
ねじりがゆるいと、磁石の力が均等に働かず、うまくハート模様ができません。
しっかりと根元をねじって、形をキープしましょう。

細めのゼムクリップを使うと形が作りやすく、加工も簡単。
完成したY型ワイヤーは、ネイル用のマグネットスティックにぴったりと装着させて使います。

この工程がずれていると、その後の模様にも影響が出てしまうため、ここは丁寧に行うのが成功のカギです。
また、作ったワイヤーは保管しておけば、何度でも繰り返し使えます。

100均で手に入る道具だけで作れるので、セルフネイラーにはうれしいアイデアです♪

2.ネイルケアをしてベースジェルを塗る

ハートマグネットネイルを綺麗に仕上げるためには、土台作り=ネイルケアとベースジェルが重要です。

まずは甘皮処理や爪の表面を整える工程から始めましょう。
表面に凹凸や油分が残っていると、ベースジェルの密着が悪くなり、仕上がりも持ちも大きく変わってきます。

甘皮はメタルプッシャーでやさしく押し上げ、ダストを取り除いたら、プレプライマーで爪を脱脂してからベースジェルを塗布します。

ベースジェルを塗った後はLEDライトでしっかりと硬化させましょう。
時間は使用するジェルによりますが、一般的に30秒~60秒が目安です。

丁寧なケアとベース作りは、マグネットジェルの発色や模様の出方にも影響を与えるため、手を抜かずに進めることが大切です。

3.マグネットジェルを塗る

ベースが整ったら、いよいよマグネットジェルを塗っていきます。
マグネットジェルとは、磁石に反応する微細な鉄粉が入っているジェルのことで、磁石を近づけることで自由に模様を操れるのが特徴です。

まず、たっぷりめに1度塗りをし、サイドに流れないよう注意しながら素早くハート模様の形成に移ります。
マグネットジェルは時間が経つと模様が動きづらくなるため、塗ったらすぐに磁石を近づけるのがコツです。

ジェルを塗る際は、薄すぎると磁石に反応しづらく、厚すぎるとサイドに流れたり、表面がよれたりする原因になります。
メーカーによって鉄粉の含有量や粘度が異なるので、事前に試し塗りしておくと安心です。

また、カラーによっては模様の出方に差が出ることもあるため、濃いめカラーのほうがハート模様がくっきりしやすい傾向にあります。
好みや使用シーンに合わせてカラーも選びましょう。

4.磁石にハートワイヤーをくっつけて爪に近づける

塗布が終わったら、先ほど作ったワイヤーを磁石に装着し、爪の近くにそっと近づけます。
このとき、磁石は直接爪に触れないよう注意してください。

近づける距離が近すぎるとジェル表面がよれてしまったり、逆に遠すぎると模様がぼんやりしてしまう原因になります。

目安としては、爪から3〜5mm程度の距離を保ち、ハートを描きたい上部から静かに垂直に近づけると綺麗な形が出やすいです。

模様がしっかり出たら、そのまま数秒固定してからライトで仮硬化させると、動かず綺麗に仕上がります。
模様が決まった後に硬化するまでの数秒が勝負です!

色の濃いマグネットネイルなら1度塗りでもハートがくっきりキレイにできますが、色が薄かったり、鉄粉が少なかったりするとハートの形がぼんやりすることも。
くっきりとしたハートを作りたいときは二度塗りで3と4の工程を繰り返してみてくださいね。

5.トップジェルを塗る

最後にトップジェルで仕上げをします。

トップジェルにはツヤ出しタイプとマットタイプがありますが、ハートマグネットネイルでは光沢のあるツヤ仕上げがおすすめ。
マグネットの模様がより引き立ち、奥行きのあるデザインに見せてくれます。

塗るときは、ふんわりと表面を覆うように塗るのがポイント。
モチを良くしたい人は、エッジ(爪の先端)までしっかりとコーティングすることを忘れずに。

マグネットネイルのハートができない!理由は?

マグネットネイルで磁石を当てている

マグネットネイルでハートを作るのは、簡単そうに見えて意外と難しかったり、失敗している人も多いようです。
ハートマグネットネイルが上手くできないのは、以下のような原因があるかもしれないのでチェックしていきましょう!

クリップの形がイマイチ

ハートマグネットネイルがうまく作れない原因の一つに、「クリップ(ハートワイヤー)の形が悪い」という問題があります。
特に、ゼムクリップを自作している場合は、形が左右非対称だったり、ワイヤーのねじりが甘いことがよくあります。

ねじりがゆるいと磁力が均一に伝わらず、ハートの左右がズレたり、ぼんやりとした形になる原因に。
また、形がしっかりしていないと、磁石を当てたときにジェルの鉄粉が綺麗に動かず、理想のハートを描けません。

理想的なのは、左右対称でくびれがしっかりとついた“ハートらしい形”です。
ペンチで形を作るときは、何度か微調整を重ねて、納得のいく仕上がりになるようにしましょう。

100均などで売っているゼムクリップは太さや硬さもさまざまなので、自分の力で扱いやすい柔らかめの素材を選ぶのもポイントです。

磁石が弱い

もう一つありがちな原因が「使っている磁石の磁力が弱い」こと。

マグネットネイルは磁石の力でジェル内の鉄粉を動かす仕組みなので、磁力が弱いと当然ながら模様が形成されにくくなります。

特に100均の小さな磁石や、古いネイルマグネットを使っている場合は磁力が落ちている可能性も。
理想的なのは、ネイル用に販売されている「マグネットスティック」や、ネオジム磁石のように強力なものです。

マグネットジェルに反応する鉄粉は非常に細かいため、しっかりとした磁力が必要。
磁石の力が強ければ、ワイヤーを介しても綺麗に反応してくれます。

また、磁石の当て方も大切で、爪に対してまっすぐ垂直に近づけるとより効果的に力が伝わります。
使用中の磁石で模様が薄くしか出ない場合は、一度強力なタイプに買い替えてみるのもおすすめです。

小さいけれどパワーのある磁石を選ぶことで、仕上がりのクオリティが格段にアップします。

ワイヤーを当てる位置が悪い

ハート模様がうまく出ないとき、意外と見落としがちなのが「ワイヤーを当てる位置」です。
ワイヤーを爪に対してどこに当てるかによって、模様の出方は大きく変わります。

多くの方がやってしまいがちなのが、磁石とハートワイヤーを“爪の真上から”当ててしまうケースです。
この方法だと、ハートの形がぼんやりしたり、左右が歪んでしまったりしてしまいます。

理想的なのは、爪の中心からやや上寄り、甘皮側から斜め45度の角度で近づけること。
ワイヤー全体が均等にジェルに影響する距離と角度を保つことで、より美しいハートの輪郭が浮かび上がります。

また、爪のカーブや大きさによっても磁力の伝わり方が変わるため、一人一人に最適な“角度と距離”は微調整が必要です。

ハートの形を作るのに失敗した場合は、すぐにジェルを塗り直さず、位置を少しずつずらしながら試してみると理想の形に近づけることができます。

特にサイドやキワに近づけすぎるとジェルが寄ってしまうため、中心部を意識して作業するのが成功のコツです。
手ぶれやズレを防ぐために、利き手ではない方のネイルは机に手をつけて安定させながら磁石を動かすと、うまくいきやすいですよ。

マグネットジェルの動きが悪い

マグネットジェルの中には、ジェルに含まれる砂鉄の量が少なかったり、磁石を当てても砂鉄が動きにくい商品があります。
ハートマグネットネイルは、マグネットジェルの砂鉄が動きやすいものじゃないとなかなか作れません。

マグネットジェルは、開封して使うまで砂鉄がどれくらい動くかわかりにくいので、買うのも難しいですよね。
そこで、筆者のおすすめとしては「微粒子マグネットジェル」のような謳い文句がある商品を選ぶことです。

例えば、ネイル工房の5ミクロンマグネットジェルなど、砂鉄が非常に細かい商品だと、ハートの模様も作りやすくなります。

また、マグネットジェルの塗布量が少ないと動きが悪く、模様が上手く作れないこともあります。
マグネットジェルはいつもより少し多めに爪に塗るよう心がけましょう!
(多すぎるとサイドに流れてしまうので注意)

まとめ

ブラウン系のマグネットネイル

セルフネイルでももはや定番のマグネットネイルですが、ハートのマグネットネイルはちょっと難しいと思っている人も多いようです。

ですが、上記のような手順に沿って行えば、綺麗なハート模様を作ることも可能に!

上手く行かない時は、

・ゼムクリップの形
・磁石の弱さ
・ワイヤーを爪に当てる位置
・マグネットジェルそのものの動きや塗布量

上記のポイントをチェックしましょう!

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