気軽に爪のおしゃれが楽しめるマニキュアは、セルフネイル派には欠かせないアイテム。
お気に入りのカラーばかり使っていたら、ある日伸びが悪くなったり、ドロドロしたり、固まっていたりと、途中で使えなくなった経験はありませんか?
マニキュアを最後まで使い切るって、結構難しいですよね。
せっかく買ったマニキュア、特にお気に入りの色味はギリギリまで良い状態で使いたいのが本音です。
今回はマニキュアを最後まで使い切る方法や、劣化を防ぐ保管方法について詳しく解説していきます。
マニキュアは使用期限がある?
マニキュアはずっと使えるわけではなく、使用期限があります。
メーカーで厳密な使用期限を設けていることは少ないですが、一般的な化粧品は未開封で3年とされています。
マニキュアもその期限を参考にしておきましょう。
開封した場合は1年を目安にし、薄め液の効きが悪くなってきた、色が変わってきた、中身が分離しているように見えるなど、何らかの変化があった場合は処分するようにしてください。
マニキュアを最後まで使い切りたい!方法は?
ジェルネイルが出来ない方にとって、マニキュアは爪のおしゃれの必須アイテム。
お気に入りのカラーで指先を彩ったら、気持ちも上がりますよね!
ですが残量が半分以下になると、ボトルの底から取るのが難しくなったりドロドロしたりと、最後まで使い切るのが難しくなってきます。
そもそもマニキュアの筆(ハケの部分)がマニキュア瓶の底に届かないのは、筆が乾いて固まらないようにするためです。
使い始めはマニキュア液がたっぷりあるのでハケも綺麗な状態を保てますが、使い続けてマニキュア液が少なくなるとマニキュア液に筆が触れなくなり、触れなくなった部分から筆が固まってしまいます。
まずはマニキュアを最後まで使い切る方法をご紹介していきます。
中身をパレットに出して使う
マニキュアを塗るとき、ボトルから直接塗っている方が多いはず。
買ったばかりのマニキュアは塗りやすいですが、残量が減ってくるとハケに付く量が減ってしまい、カラーがかすれたり塗りムラができやすくなってしまいます。
『取りにくくなってきたな』と感じたら、中身をパレットに出してから使うのがおすすめです。
パレットがない場合はアルミホイルで代用できます。
ただしマニキュアは空気に触れて乾いていくため、大量に出しすぎないよう気をつけてください。
片手分の量を出し、片方ずつ分けて仕上げていくのが良いでしょう。
ドロドロになった時は薄め液を混ぜる
マニキュアがドロドロになって伸びが悪くなってしまった経験、ありますよね!
そんな時に欠かせないのが『薄め液』です。
数滴入れるとマニキュアの粘度が弱くなり、購入直後に近いサラサラの塗り心地に戻ります。
百円ショップやネイル雑貨を扱うバラエティストアで簡単に購入できますので、マニキュア派の方は一本持っておくと重宝しますよ。
ただし、入れすぎるとマニキュアのカラーが薄まったり、質感が変わってしまう可能性もあるため、メーカー推奨の量や使用頻度をきちんと守ってくださいね。
メイク用の筆で代用する
マニキュアの量が少なくなると、最後の方は付属のハケでは塗りにくくなってしまいますよね。
そんな時は、メイク用の筆で代用しましょう。
ハケでは届かない、ボトルの下部に溜まったマニキュアまで掬い上げることができます。
最後まで使い切りたいときは、マニキュアのボトル口に入る柄が細くて長いものをチョイスしてください。
おすすめはリップブラシ!
リップブラシは穂先にまとまり感と柔軟性があるので、掬ったマニキュアをハケと似た感覚で塗布することができます。
ただし、マニキュアは空気に触れると固まっていくので、ブラシを使用した後は必ず除光液で洗浄するようにしてください。
お湯につけてマニキュア液を溶かす
マニキュアは温度で塗りやすさが変わるため、「ボトルが空けにくい」「伸びがイマイチ」と感じたなら、お湯で温めるのも効果的です。
40度未満のぬるま湯に5分〜10分程度浸けておくと、固くなったマニキュアが緩まり、伸びが改善されます。
ただし、マニキュアのボトルはガラス製のものが多く、熱いお湯は瓶が割れてしまう恐れがあるため、熱湯にそのまま入れたり、長時間浸しておくのはやめてくださいね。
マニキュアの劣化しにくい保管方法は?
マニキュアを長く使いたいなら、日頃から使い方に気を付けて劣化を防ぐことが大切です。
続いて、マニキュアの劣化を防ぐ保管方法について解説していきます。
ボトル口をきれいに拭いてしっかり蓋をする
マニキュアを塗るとき、ボトル口でハケをしごき、量を調節してから塗りますよね。
ボトル口にマニキュアが付いたまま蓋をしめると、そこから固まってしまい、次に使うとき蓋が開かないなどのトラブルが起こってしまいます。
使用した後は除光液でボトル口をキレイに拭きとり、清潔な状態に戻してから蓋を閉めるようにしましょう。
直射日光の当たらないところで保管する
マニキュアはガラスの瓶に入っていることが多いですよね。
ガラスは光を通すので、直射日光の当たる場所に保管しておくと、成分の劣化や変色などトラブルに繋がってしまいます。
また、高温多湿の場所にも注意が必要です。
保管場所は、直射日光の当たらない風通しの良い場所がおすすめです。
まとめ
好きな色のマニキュアは、できるだけ最後まで良い状態で使い切りたいですよね!
良い状態を保つには、日頃の使い方や保管方法も重要になってきます。
ボトルの口はキレイに拭いて蓋をする、直射日光を避け保管場所に気を付けるなど、日々の小さな積み重ねが良い状態を保つ秘訣です。
セルフネイル派の方は、そういった細かい部分にも気を配り、指先のおしゃれを楽しんでくださいね。