トップコートはジェルネイルでもマニキュアでも欠かせないアイテムです。ジェルの場合、ワンステップジェル以外はトップジェルを塗る工程を必ずはさみますが、マニキュアではトップコートを塗っていない人もいるようです。仕上がりが良くなりコーティング強化ができるので、マニキュアでもトップコートはしっかり塗るのをおすすめします。しかしこのトップコートは、塗ってしっかり乾かしたはずなのに、よれたりしわができることがあるようです。今回はマニキュアで、トップコートを塗るとよれる、しわになるのを防ぐ方法をご紹介します。
マニキュアでトップコートがよれる・しわができるのはなぜ?
昨日せっかくキレイに塗ったマニキュアが、翌日見てみるとよれている、しわができていてガッカリ…なんて経験はありませんか?マニキュアがよれる、しわができてしまうのは、完全に乾いていないことが原因です。マニキュアは速乾タイプだとしても、完全に乾くまでには非常に時間がかかります。種類によっては、24時間以上かかることもあるのです。爪に塗ったマニキュアは、表面は空気に触れており、乾くのも早いですが、内部は空気に触れないため乾きにくくなります。そのため爪に摩擦や衝撃がかかると、内部の乾いていない部分がよれてしまい、しわができてしまうのです。
マニキュアをしっかり乾かしてしわ防止
塗ったマニキュアがよれないようにするには、しっかり乾かして、乾かしている最中は衝撃を与えないようにすることが重要です。とはいえ、24時間手を一切使わないのは難しいですよね。そこで、以下のような早く乾かす方法を試してみてください。
●カラーが乾いてからトップコートを塗る
様々な速乾方法を試す前に、まず重要なのはカラーが乾いてからトップコートを塗ることです。カラーが乾く前にトップコートを塗ってしまうと、カラーもトップも乾きにくくなってしまいます。また、よれる原因はカラーポリッシュが乾いていないうちに、トップコートを塗っているせいで、カラーとトップのマニキュア液が混ざってしまい、カラーをえぐっているせいかもしれません。トップコートを塗る前に、カラーポリッシュがしっかり乾いていることを確認しておきましょう。
●塗る前にマニキュアを冷やしておく
マニキュアは温度が低いほど乾きやすくなります。そのため、冷蔵庫などにマニキュアを入れておき、冷たいまま塗ってみましょう。室温よりも乾きが早くなりますよ。
●ドライヤーの冷風機能を使う
冷たい風を当てることでマニキュアが乾きやすくなります。ドライヤーの冷風機能以外にも、ハンディ扇風機を当てたり、ネイル乾燥機を使うのもおすすめです。
●速乾剤を利用する
マニキュアを早く乾かすための速乾剤は、様々なタイプが販売されています。オイルを垂らすもの、スプレーをかけるものなど、自分が使いやすいと思うものを選んでみてください。
乾きにくいマニキュアは、冷やしたり、速乾剤を使うことで早く乾きます。カラーをしっかり乾かしてからトップコートを塗り、また速乾剤などをかけることで乾きやすくなるので、トップコートがよれるのを防ぎ、しわしわになりにくいのです。お出かけやイベントのためにマニキュアを塗るなら、時間に余裕を持って乾かしながら塗るようにしましょう。また、よれるのはトップコートを塗るハケの圧が強いせいかもしれません。トップを塗る時は、ハケをふわっと動かし、爪表面に圧をかけないようにしましょう。