爪の形(カットスタイル)には、いくつかの種類があります。
ネイルサロンやSNSなどで画像を見ると、様々な爪の形を目にすることがあるでしょう。
爪の形にはそれぞれの特徴があり、整え方も異なります。
最近ネイルに興味を持ち始めた方や、セルフネイルを始めたばかりの方は、「爪の形の種類について、まだよく分からない」という方が多いかもしれません。
今回の記事では、爪の形の種類や整え方を詳しく解説していきます。
ぜひ、爪の形を整える際の参考にしてみてくださいね。
爪の形は5種類!
爪の代表的な形には、
・ラウン
・オーバル
・ポイント
・スクエア
・スクエアオフ
の5種類があります。
近年はその他のカットスタイル(バレリーナやスティレット等)も人気がありますが、基本的にはこの5種類の爪の形がベーシックです。
これらの爪の形は見た目はもちろんですが、生活のしやすさや強度などの実用性もそれぞれ異なります。
ここから、代表的な5種類の爪の形や整え方について解説していきましょう。
ラウンドはナチュラルな雰囲気で爪が大きい人にもおすすめ
ラウンドは、先端に円周の一部のような丸みがあり、サイドが真っ直ぐで角がない形のことを言います。
爪の先端が指先やキューティクルラインと同じくらいのカーブなので、ナチュラルな雰囲気になるのが特徴です。
上品に見えるので、爪が大きくてお悩みの方にも向いています。
また、ラウンドの場合、スカルプなどでロングネイルにするケースは少ない傾向にあり、基本的には自爪派の方に選ばれやすい形です。
シンプルなワンカラーやグラデーションなどの、オフィスネイルや上品ネイルがお好みの方は、ラウンドに整えてみることをおすすめします。
ラウンドの整え方
ラウンドの整え方を解説していきます。
- 爪に対して約45度の角度でエメリーボードを当てて、先端を一定方向に削ります
- 爪の両サイドがストレートになるように、真っ直ぐ削ります
- 爪の角が丸くなるように、サイドから先端に向かって繋げるように削ったら完成です
オーバルは上品で誰でも挑戦しやすくネイルサロンで人気
オーバルは先端にもサイドにも自然な丸みがある、卵形のような形のことを言います。
オーバルは女性らしくて上品な形なので、どんな方でも挑戦しやすく、ネイルサロンやセルフネイラーさんからも人気です。
先ほどご紹介したラウンドと同じように、シンプルなワンカラーやグラデーションにもよく似合いますし、長めのオーバルでフレンチにしても素敵に仕上がります。
オーバルは柔らかい雰囲気で好感度も抜群の形なので、お仕事やデートなどでも良い印象を持ってもらえるでしょう。
オーバルの整え方
オーバルの整え方を解説していきます。
- 爪に対して約45度の角度でエメリーボードを当てて、先端を一定方向に削ります
- 爪の両サイドがやや先細りになるように削ります
- 爪のサイドから先端に向かって角を削りながら繋げます
ポイントはスタイリッシュで耐久性が高い形
オーバルは先端にもサイドにも自然な丸みがある、卵形のような形のことを言います。
オーバルは女性らしくて上品な形なので、どんな方でも挑戦しやすく、ネイルサロンやセルフネイラーさんからも人気です。
先ほどご紹介したラウンドと同じように、シンプルなワンカラーやグラデーションにもよく似合いますし、長めのオーバルでフレンチにしても素敵に仕上がります。
オーバルは柔らかい雰囲気で好感度も抜群の形なので、お仕事やデートなどでも良い印象を持ってもらえるでしょう。
ポイントの整え方
ポイントの整え方を解説していきます。
- 爪に対して約45度の角度でエメリーボードを当てて、先端を一定方向に削ります
- 爪の両サイドから先端にかけて先細りになるように、シャープな形をイメージして削ります
※左右対称になるように、均等に両サイドを削ることがポイントです
スクエアはスタイリッシュで耐久性が高い形
スクエアは、先端・サイドともにストレートな四角い爪の形のことを言います。
先端がストレートに整えられるだけの長さがあれば、短めの自爪でもスクエアに整えることが可能です。
スクエアは爪の面積が最も広い形なので、自爪が小さい方や、アートを思い切り楽しみたい方に向いています。
さらに、耐久性もあるので、爪に強度が欲しい方にもおすすめです。
スクエアは見た目がスタイリッシュでどんなアートも映えるので、幅広いデザインを満喫することができます。
スクエアの整え方
スクエアの整え方を解説していきます。
- 爪に対して約45度の角度でエメリーボードを当てて、先端を一定方向に削ります
- 両サイドもストレートになるように真っ直ぐに削ります
- 爪の角が丸くなるように、サイドから先端に向かって繋げるように削ったら完成です
※削る際に「四角」をイメージすると整えやすいです
スクエアオフは爪が折れにくくフットネイルでも定番
スクエアオフは、スクエアの角を取って丸くした形のことを言います。
角がない形なので、スクエアよりも柔らかい印象になるのが特徴です。
また、強度があるため爪が折れにくく、角がないぶんスクエアよりも生活がしやすいというメリットもあります。
スクエアオフは、ハンドはもちろんですがフットネイルの形としても定番です。
ハンドの場合は指先の存在感を演出でき、フットの場合は最も巻き爪になりにくい形として知られています。
スクエアオフの整え方
スクエアオフの整え方を解説していきます。
- 爪に対して垂直にエメリーボードを当てて、先端を一定方向に削ります
- 両サイドもストレートになるように真っ直ぐに削ります
- 爪の左右の角に少しだけ丸みを作るように削ります
よくある質問
ここからは、爪の形に関するよくある質問にお答えしていきます。
Q1.爪の形を変える時はどうしたらいいの?
A.爪の形を変える時は、自爪の場合はエメリーボード、ジェルやスカルプの場合はアクリルファイルを使用してファイリングを行います。
ネイルサロンでプロに爪の形を整えてもらうこともできますが、近年ではセルフでファイリングをされる方も多いです。
また、ファイリングで爪の形を整える以前に、自爪そのものの形を美しく縦長に変えたいという場合は、定期的なネイルケア(甘皮処理)を行うことをおすすめします。
ネイルケアを続けていくと、綺麗で健康的な爪が生えてくるので、シュッとした縦に長い形に変化させることができるでしょう。
Q2.バレリーナはどんな爪の形?
A.バレリーナカットは、サイドが先端に向かって先細りになったスクエアのことを言います。
その名の通り、バレエシューズのようなエレガントな雰囲気がおしゃれで、ここ数年とても流行している形です。
バレリーナカットに整えるためには、ある程度の長さが必要になります。
そのため、自爪を長めに伸ばしたり、スカルプで長さ出しをしたりするのが基本です。
バレリーナカットは、大人気の韓国ネイルやワンホンネイルなどとも相性が良く、ロングネイル派の方を中心に人気を集めています。
Q3.短い爪におすすめの爪の形は?
A.短い爪でも存在感を出したい方は、スクエアorスクエアオフに整えるのがおすすめです。
爪が短くても面積が広いぶん、存在感をアピールすることができるでしょう。
一方、控えめで落ち着いたネイルがお好みの方には、やさしい雰囲気に仕上がるラウンドorオーバルが最適です。
深爪などの極端に短い爪の場合は、元々の爪の形に合わせて整えることもありますが、基本的には短い爪でもお好きな形にしていただいて問題ありません。
それぞれのなりたいイメージに合わせて、爪の形を選びましょう。
まとめ
今回は代表的な爪の形・5種類の特徴と整え方を解説しました。
近年は、基本のラウンド・オーバル・ポイント・スクエア・スクエアオフ以外の形もトレンドになっていますよね。
大人気のバレリーナカットをはじめ、スティレットやリップスティックといった個性的な爪の形も、おしゃれさん達の間で話題です。
しかし、どのような爪の形も基本がベースになっていることがほとんどなので、初心者のセルフネイラーさんは、まずはベーシックな5種類の爪の形からマスターすることをおすすめします。
一方、セルフではなくネイルサロンで施術を受ける場合は、お好みで爪の形を選んでみましょう。
ネイルデザインを新しくするとテンションが上がるのと同じように、爪の形も色々チャレンジしてみると気分が変わって新鮮です。
ぜひ、様々な爪の形を試してみてくださいね!
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