ネイルチップの外し方|取れない付け方や外した後のケアも解説 | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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気軽に1日だけネイルを楽しめるネイルチップですが、正しく付けないと不自然な仕上がりになってしまいます。
また、外し方も適切な方法で行わなければ自爪の表面まで一緒にめくれてしまって自爪が傷んでしまう原因になる可能性があります。

このようなことを防ぐためにも、正しい方法で付けたり外したりをすることが大切です。

今回の記事では、ネイルチップの付け方と外し方を解説していきます。

付ける前の準備や外した後のネイルケア方法、おすすめのネイルチップショップも紹介するので参考にしてみてくださいね。

ネイルチップを付ける前の準備

木洩れ日に照らされる白基調のネイルチップの写真

ネイルチップを付ける前により自然でフィットしたつけ心地になるように準備をしましょう。簡単な一手間を加えるだけで取れにくくなり、見た目も違和感なく仕上がります。

根元のカーブを合わせる

ネイルチップを付ける時に、より自然に見せるために大事なのは爪の根元のカーブをきちんと合わせることです。

ネイルファイルで削ってからスポンジバッファーで滑らかに整え、トップコートを塗ってツヤを出して仕上げましょう。
根元のカーブを合わせると違和感なく付けることができるようになります。

自爪の長さと形を整える

自爪がネイルチップからはみ出さないように自爪の長さは短めに整えます。
また、短くしてもネイルチップの形に合わせたフォルムに整えていないとはみ出してしまうことがあるので注意が必要です。
ネイルチップを合わせて確認しながらエメリーボードで自爪の長さを調整すると確実です。

自爪の油分除去をする

持ちを良くするために自爪の油分除去を行いましょう。
油分除去には消毒用エタノールとカットしたキッチンペーパーを使用します。
消毒用エタノールをキッチンペーパーに染み込ませ、自爪の表面を拭き取ります。

もし消毒用エタノールがないときは消毒・除菌できるハンドソープを使ってしっかり手を洗うことで油分除去が可能です。

ネイルグルーを使う場合

白と黄色のネイルチップの写真

まずはネイルグルー(ネイル用接着剤)を使用する方法をご紹介します。
1日の外出で外れてほしくない時におすすめの付け方ですが、ネイルチップの再利用はできないので注意が必要です。

ネイルグルーは固まるのが早いので手早く付けていくのが大切です。

付け方

  1. ネイルグルーをネイルチップに塗ります。全体に塗ってしまうと、爪の乗せた時にグルーがはみ出してしまうので少し縁を開けて塗ってください。
  2. 爪に合わせて乗せたら、グルーが乾くまで約1分ほど指で押さえておきましょう。爪とチップの間に隙間ができると取れやすいのでしっかり隙間なくくっつけることがポイントです。

外し方

外すときはネイル用のアセトンまたはネイルグルー専用のリムーバーを使用します。アセトンはドラッグストアやバラエティショップのネイルコーナーに置いています。

  1. アセトンを自爪とネイルチップの隙間に流し込みます。
  2. 約2分程度置き、オレンジウッドスティックを間に差し込んでゆっくりと外します。
  3. 自爪の表面にネイルグルーが残ってしまったときはコットンにアセトンを染み込ませて表面を拭き取りましょう。もしそれでも落としきれない場合はネイルファイルかスポンジバッファーで軽く擦って表面を整えてください。







両面テープを使う場合

布っぽい質感の青と白のネイルチップの写真

次に両面テープを使う付け方と外し方をご紹介していきます。
両面テープはネイルチップを再利用したいときにおすすめの付け方です。

粘着面に触ってしまうと粘着力が弱まってしまうので極力触らないようにするか、ピンセットを使用して扱うようにしましょう。

付け方

  1. 自爪のサイズに合った両面テープを自爪の表面に貼ります。
  2. ネイルチップを根元から、空気が入らないように気をつけて貼り付けます。
  3. 先端まで貼り付けたら、指の腹で痛くない程度の力でギュッと押さえてくっつけます。

外し方

  1. ぬるま湯を容器に用意します。
  2. 指先を2分ほど浸けます。
  3. 両面テープの粘着力が弱まるのでオレンジウッドスティックを自爪とネイルチップの隙間に入れ込んでゆっくりと外しましょう。

水分をよく拭き取って保管すれば再利用が可能です。

ネイルチップを外した後のケア

レースの上に並べられたピンク基調のネイルチップの写真

ネイルチップを使った後の爪は乾燥しています。
以下の方法で保湿ケアを徹底しましょう。

ネイルオイル

爪の保湿に1番良いのはネイルオイルです。キューティクルオイルとも呼ばれます。
爪の生え際と、爪先の爪と皮膚の隙間にオイルを塗ってマッサージをするように馴染ませましょう。

ハンドクリーム

ネイルオイルは保湿剤として皮膚への浸透力に優れているのですが、保湿の持続力が高いハンドクリームを重ねて塗ることでより高い効果が期待できます。
塗る順番はネイルオイル⇒ハンドクリームです。







おすすめのネイルチップ

台座に並んだネイルチップの写真

おすすめのネイルチップのショップをご紹介します。
オーダーメイドのショップもあれば、既製品を販売しているところもあります。
自分のネイルチップの用途に合わせたショップで購入すると使いやすいはずですよ。

ミチネイル

国内で手作りしたネイルチップを販売しているショップです。
1本だけなくしてしまった時に便利な「1本注文サービス」や、無料のサイズ確認チップ制度があるのでネイルチップ初心者でも安心して使えます。
オフィスネイル向けのシンプル・上品なものから個性的なニュアンスネイルまで豊富なデザインを取り揃えています。

・ショップ名:ネイルチップ専門店 ミチネイル
・URL:https://jp.michimall.com

ohora

韓国発のネイルブランドで、ネイルチップタイプとシールタイプの2種類があります。
シールタイプはジェルを約60%固めた状態の「セミチュアジェル」になっており、爪に貼ってライトで硬化することでジェルネイルを付けたように仕上がるというものです。
デザインが豊富で、全国のバラエティショップで販売されています。

・ショップ名:ohora
・URL:https://ohora.co.jp

ATORI NAIL

オーダーメイドのネイルチップ専門店です。
池袋と宇都宮には店舗があり、対面で爪のサイズ計測、注文を行っています。
全国からネット注文可能で、対面と変わらないクオリティのチップを作成してくれます。
普段遣いだけでなく、ブライダルネイルや成人式ネイルといった特別な日のネイルにもおすすめです。

・ショップ名:ぴったりフィットのオーダーネイルチップ専門店 アトリネイル
・URL:https://atorinail.com

ネイルチップを使う時の注意点

困る女性

簡単に使用できるネイルチップですが、いくつか注意点もあります。
ご紹介するのでしっかり守ってくださいね!

瞬間接着剤は使わないで

ネイルチップを自爪に付けるために瞬間接着剤など、文具の接着剤を使ったことがある人も多いようです。

しかし瞬間接着剤はあくまで人体に使うために作られたものではないので、自爪が傷つきやすく、接着剤の成分でアレルギー反応が起こる可能性もあります。

瞬間接着剤はネイルチップ用の接着剤よりも手に入りやすいですが、自分の爪のためにも使わないようにしましょう。

他にもネイルチップについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください♪

ネイルチップをアロンアルファで付けちゃいけない理由|付けてしまった時の対処法
https://www.nailjoshi.com/97544/

外す時に無理やり剥がさない

紹介した方法でネイルチップを外そうとしてもなかなか取れないことがあるのですが、力任せに外してはいけません。
特にネイルグルーで付けたネイルチップが外れない時に無理やり外してしまうと自爪の表面が剥がれてしまうので自爪が傷んでしまいます。

外れにくい時はリムーバーを再度垂らして時間を置いてみるなど、正しい外す方法は守ってくださいね!

1日以上つけっぱなしにしない

ネイルグルーでネイルチップを付けるとかなりしっかり付くので「3日間くらい付けられるのでは?」と思ってしまう方もいるようです。

しかし、ネイルチップの装着時間は最大1日。
これはフットネイル用のネイルチップでも同様です。

ネイルチップをつけっぱなしにしてしまうとグリーンネイルになってしまったり、異臭が出たりしてしまいます。
せっかく手軽に楽しめるネイルチップという方法でネイルをしているのに自爪が病気になってしまったり嫌なニオイがしたりしたら残念な気持ちになってしまいます。

旅行で付ける時は日数分の両面テープを持参し、毎朝付け直すのがおすすめです。
付け直しが面倒な場合はジェルネイルシールやピールオフジェルを使ったジェルネイルなどの方法でネイルをすると良いでしょう。

ジェルで付けない

ネットでネイルチップの付け方を探していると、ネイルチップをジェルネイルで付けると取れにくいという内容のものを見かけることがあります。

しかし、ネイルチップをジェルで付けるやり方はオフするときに自爪を傷めてしまう可能性が高く、ネイリストとしておすすめできません。

取れてほしくないシーンでネイルチップを使う時はネイルグルーでの付け方がおすすめです。







シーン別!おすすめの付け方

ネイルチップを自爪に付けるための接着剤、シール・グミはそれぞれにメリット・デメリットがあります。シーンに合わせて使い分けるのがおすすめです!以下では使い分け例ごとに紹介します♪

成人式や結婚式の前撮りなど、一時的な利用

ネイルチップ用の両面テープがおすすめです。

成人式で振り袖を着たり、結婚式の前撮りでドレスや和装を着る時、せっかくだからネイルもきれいにして写りたいですよね。
そんなときはネイルチップを使いましょう!

写真を撮るためといった一時的な利用なら、シールタイプを使ってネイルチップを自爪に付けるだけでも十分持たせることができます。

シールタイプは両面テープのような作りになっていて、安価で販売されています。
取り付けも取り外しも簡単にできますし、自爪が傷つきにくいです。

ただし爪先を使おうとすると剥がれやすいですし、水にも弱いので、あくまで一時利用とし、爪先ではなく指の腹を使うようにしましょう。

また、ネイルサロンでネイルチップを作成する場合、1回分のシールを付けてくれることも。
とはいえサロンによって内容に差があるので、事前のサイズ計測やデザインについてのカウンセリングの際に確認してください。

ネイルチップと自爪に大きめの隙間ができる

ネイルチップと自爪の曲線が合わず、ネイルチップが浮いてしまう人はグミタイプがおすすめです!

ネイルチップの湾曲と爪の湾曲が合わない場合、隙間ができやすいので剥がれる確率が高くなりますが、グミタイプなら厚みがあり、隙間を埋めることができます。

接着剤よりも密着力が弱いですが、手洗い程度では取れないのでシールタイプよりも安心して使えます♪

最近のネイルチップ用グミは、接着力が強力なので指先の使い方に気をつければしっかり1日持つようです。
ネイルチップを再利用したり、記念に保管したりしたい時は粘着グミで付けるのが良いですね!

イベントなどでネイルチップが外れてほしくない日

成人式や結婚式の当日や、お出かけでちょっとおしゃれをしたい日などはネイルチップ用接着剤を使って、自爪にしっかり密着させましょう。

近年は接着剤の技術も進歩しており、シャワーを浴びても外れないくらい強力なものも販売されています。

しかしいざ外すときはリムーバーという薬剤が必要になります。

リムーバーは接着剤を溶かして落としてくれますが、同時にネイルチップも溶かしてしまいます。

一度リムーバーを付けたネイルチップは再利用できないという点を考慮した上で使いましょう。

イベントで使うならオーダーチップもおすすめ!

ネイルチップは両手分の一揃いで市販されています。シーズンやトレンドに合わせたデザインのチップが販売されているので日々のお洒落におすすめです。しかし、成人式や結婚式、さらには推し活のようなイベントの時に使うネイルチップはオーダーメイドするのもおすすめです。オーダーチップはネイルサロンやハンドメイド通販サイトで注文が可能です。成人式で着る振り袖の柄に合わせたデザインにしたり、キャラクターアートを施した痛ネイルにしたりすることができます。オーダーチップの良い点と注意点は以下のとおりです。

良い点

  • 色やアート内容など、デザインにこだわれる
  • 注文先を選べば、キャラクターアートなども可能
  • ぴったり合うサイズで作ってくれる

手描きのアートが得意なネイリストや、3Dアートが可能なところで注文すれば凝ったデザインのネイルチップを作ることができます。ハンドメイド通販サイトでネイルチップを専門に作っている方の中にはデザインにこだわっている方も多く、個性的なネイルが楽しめます。また、オーダーチップはサイズが合うように作ってくれるため、自分でサイズを合わせるために削る必要がありません。デザインだけ選んでサイズをオーダーするセミオーダータイプなら、値段も抑えられます。

注意点

  • 完成までに2週間程度は時間がかかる
  • 人気のネイリストだと発注から完成までに数ヶ月待ちの場合もある
  • サイズ計測の方法が指定されることがある

ネイルサロンで注文する場合は大体2週間後に受け取りになることがほとんどです。デザインとサイズ計測をするカウンセリング日から2週間後と考えると、使用したい日から数えて予約することが重要です。ネイルサロンは対面でサイズの計測を行ってくれますが、通販サイトの場合、自分で計測を行います。メジャーで図る方法や、マスキングテープを爪に貼って幅を測る方法、計測用ネイルチップを使う方法など、計測の仕方は様々です。誤った方法で測ってしまうとサイズが合わないことがあるので注意しましょう。

まとめ

ケースに並べられたたくさんのネイルチップの写真

今回の記事ではネイルチップの正しい付け方と自爪を傷めない外し方についてお話をしてきました。しっかり1日持たせたいときはネイルグルー、ネイルチップを再利用したりより気軽に付けたりしたいときには両面テープを選びましょう。







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