単色のネイルは、そのカラー次第で幅広い印象を与えることができ、誰しも一度はやったことがあるデザインですね。
カジュアルな場面からオフィスネイルまで、選ぶカラーによって印象が変わります。
さらに、セルフジェルネイルでも簡単に施術でき、短い爪でも長い爪でも似合う万能なデザイン。
また、ネイルサロンでも比較的リーズナブルな料金で楽しむことができます。
この記事では、単色(ワンカラー)の塗り方や季節ごとのおすすめカラーを紹介し、ワンカラーで手軽におしゃれな指先を演出するポイントを解説します♪
単色のネイルの魅力
単色ネイルの魅力は、そのシンプルさと多様性にあります。
一色で塗られたネイルは、シンプルながらも洗練された印象を与えます。
また、カラー次第で様々な雰囲気を表現でき、カジュアルからフォーマルな場面まで幅広く対応可能です。
さらに、セルフネイルでも簡単に施術できるため、自分の好みや気分に合わせて自由自在に楽しむことができますね。
単色ネイルは短い爪でも長い爪でも美しく映え、誰もが取り入れやすいスタイルです。
さらに、ネイルサロンでの施術も比較的リーズナブルな価格で提供されており、手軽に楽しむことができます。
そのため、忙しい日常でも手をかけずにおしゃれを楽しむことができるという点が、単色ネイルの魅力と言えます♪
カジュアルからオフィスネイルまでカラー次第で印象が変わる
カジュアルからオフィスネイルまで、単色ネイルの魅力はカラー次第で多彩な印象を演出できます。
明るいカラーはカジュアルな雰囲気を醸し出し、ビビッドな色合いは個性的でアクティブなイメージを与えます。
一方、落ち着いたトーンやヌーディーカラーはオフィスシーンにもぴったりで、上品かつ知的な印象を与えてくれます。
そのため、シーンや気分に合わせて様々なカラーを選ぶことで、自分らしいスタイルを表現できます♪
セルフジェルネイルでも簡単に施術できる
セルフジェルネイルでも、単色ネイルは簡単に施術できます。
ジェルネイルは自宅での施術にも適しており、特別な技術や道具が必要ありません。
通常のジェルネイルキットには、ベースコート、カラージェル、トップコートなどの基本アイテムが含まれており、これらを使ってワンカラーネイルを作ることができます。
ジェルネイルは自然乾燥せず、LEDまたはUVランプで硬化させる必要がありますが、ランプを用意するだけで、自宅でもプロ仕様の仕上がりを楽しむことができるのが特徴ですね。
セルフジェルネイルは手軽で経済的な選択肢であり、自分の好きなタイミングでネイルアートを楽しむことができます。
短い爪でも長い爪でも似合う
単色ネイルは、短い爪でも長い爪でもどちらにも似合います。
短い爪には明るいカラーが爽やかで可愛らしく、手元を明るく引き立てます。
一方、長い爪には濃い色やシックなカラーがエレガントで上品な印象を与えてくれます♪
このように、単色ネイルは爪の形やサイズに関係なく、どんな手の形にも馴染みます。
また、爪の形やサイズに自信がなくても、単色ネイルでシンプルにまとめることで手元が整った印象になります。
さらに、単色ネイルは季節や場面に合わせてカラーを選ぶことができるので、自分のスタイルやムードに合わせてアレンジすることが可能。
手入れが行き届いた清潔感のある単色ネイルは、どんなシーンでも違和感なく馴染みます♪
ネイルサロンでも比較的リーズナブル
単色ネイルは、ネイルサロンで施術する際に比較的リーズナブルなメニューです。
単色のジェルネイルは、複雑なデザインやアートよりも手間が少なく、素早く施術が可能ですがケアやフォルムが際立ちます。
そのため、ネイルサロンで単色ネイルを依頼する場合、施術時間や使用する材料の量が比較的少なく済みます。
その結果、他の複雑なデザインやアートに比べて、料金が割安になります。
また、単色ネイルはシンプルでありながらも美しく仕上がるため、高いアート技術を要するわけではありません。
そのため、ネイルサロンで単色ネイルを施術する場合、高度なアート技術を持つネイリストでなくても十分に満足のいく仕上がりを期待することができます♪
これらの理由から、単色ネイルはネイルサロンで手軽に利用できるリーズナブルなメニューとして人気があります。
単色(ワンカラー)の塗り方
ワンカラーの塗り方は比較的シンプルで、必要なものも少なく手軽に行えます。
▪️必要なもの
- ベースジェル
- カラージェル
- トップジェル
- ネイルランプ(UV・LED)
- アート用ブラシやピンセット
これらのアイテムを揃えることで、自宅で手軽にワンカラーネイルを楽しむことができます。
▪️塗り方の手順
- 爪の表面を整えてからベースジェルを塗り、硬化させます。
- カラージェルを塗ります。
ここでのポイントはムラなく均一に塗ることです。 - カラージェルは2度塗りし、それぞれの層を硬化させることが重要です。
- 最後に、トップジェルを塗って仕上げます。
このときもムラなく丁寧に塗ることが大切です。 - 塗布後、LEDまたはUVライトで硬化させることで、仕上がりを固定します。
各層の塗布量や硬化時間には注意が必要で、丁寧に行うことで美しい仕上がりを実現できます♪
長持ちさせるために大事な「下準備」のやり方
ワンカラーネイルを長持ちさせるためには、下準備が非常に重要です。
まず、甘皮ケアを行います。
▪️下準備の流れ
- キューティクルクリーナーを甘皮に塗布します。
- ネイルプッシャーで甘皮を押し上げ、キューティクルニッパーを使って丁寧に除去します。
- エメリーボードで爪の長さや形を整えます。
- 爪表面の油分除去を行います。
キューティクルクリーナーをキューティクルラインに塗布し、ネイルプッシャーで甘皮を押し上げたら、キューティクルニッパーを使って丁寧に除去しましょう。
これにより、ジェルが爪にしっかり密着し、長持ちさせることができます。
次に、エメリーボード(ネイルファイル)で爪の長さや形を整えます。
そして、爪の表面にサンディングを行いますが、ベースジェルによってはノンサンディング(サンディング不要)の物もあるので使うベースジェルの使用方法を確認しましょう♪
サンディングの目的としては、表面を滑らかに整え、ジェルがより良く密着し、剥がれにくくなる点が上げられます。
最後に、油分除去を行います。
爪の表面についた余分な油分を除去するために、ネイルプレップやアルコールを使用します。
油分除去の効果もありますが、爪表面のph(ペーハー)を整える役割もあります。
爪表面は弱酸性ですが、ジェルは中性です。
ネイルプレップやアルコールでふき取ることにより、爪表面が中性になります。
この【ph(ペーハー)】をジェルと同じ中性にすることでジェルが爪にしっかり密着し、ネイルの持ちが向上します。
これらの下準備をしっかりと行うことで、ワンカラーネイルをより美しく長持ちさせることができるので丁寧に行いましょう♪
色ムラにならない塗り方
単色ネイルを美しく仕上げるためには、色ムラにならないように丁寧に塗ることが大切です。
流れとしては、
まずベースジェルを均一に塗り、UVライトやLEDライトで硬化させ、次に、カラージェルを二度塗りし、各層を均等に塗り広げます。
最後に、トップジェルを丁寧に塗布し、爪全体を覆います。
これにより、綺麗な仕上がりを実現できます。
1.ベースジェルを塗る
ワンカラーネイルを美しく仕上げるためには、ベースジェルをムラなく塗ることが重要です。
ブラシを使って均一に塗り、特に爪の端やキューティクル周辺にも丁寧に塗布しましょう。
ムラや溝にジェルがたまらないように、薄くても均等に塗ることがポイントです。
2.カラージェルを塗る
ワンカラーネイルをムラなく塗るためには、カラージェルを均一に塗ることが大切です。
適切な量のジェルを爪全体に薄く伸ばし、段差やムラができないように注意しましょう。
ムラにならないよう均一に塗るのは必須ですが、1度塗り目はキワのラインがガタガタにならないよう意識しましょう。
3.カラージェルを2度塗りする
ワンカラーネイルのカラージェルを2度塗る際は、1度塗り目よりもムラにならないよう意識してください。
ムラなく均一に塗りましょう♪
重ね塗りをすることで色の濃淡を調整し、鮮明な仕上がりになります。
4.トップジェルで仕上げる
ワンカラーネイルの最後の仕上げ、トップジェルを塗る際は、爪全体に均一に塗布することがポイントです。
塗布量にも注意しながらムラができないように、丁寧に塗り広げてください。
また、トップジェルの塗りすぎにも注意し、適量を使用することで美しい光沢を保ちましょう♪
季節別!おすすめのカラーと人気色
季節ごとにおすすめのネイルカラーは、その季節の雰囲気やトレンドに合わせて選ぶのがポイントです。
春には、柔らかく穏やかな雰囲気のくすみカラーやパステルカラーが人気です。
夏には、透明感のあるシアーカラーやビビッドなカラーが活きるでしょう。
秋には、落ち着いた雰囲気の中で濃い赤や深みのあるカラーがおすすめです。
そして冬には、華やかなラメカラーや清潔感のあるホワイト系が人気ですね。
季節に合ったカラーを選ぶことで、より季節感を楽しむことができます♪
春はくすみカラーやパステルカラー
春は、新しい始まりや優しい陽気が感じられる季節です。
そのイメージに合わせて、くすみカラーやパステルカラーがおすすめです。
これらのカラーは、柔らかく穏やかな雰囲気を醸し出し、春の清々しい空気と調和します♪
くすみカラーやパステルカラーは、淡い色合いが爽やかでありながらも、主張しすぎずに自然な美しさを引き出します。
また、春らしい華やかさや女性らしさを演出することができるので人気のカラーです。
これらのカラーは日常使いにも適しており、さまざまな場面で楽しむことができます♪
春の季節感をネイルに取り入れたい方には、くすみカラーやパステルカラーが最適ですね。
夏はシアーカラーやビビッドカラー
夏は活気あふれる季節であり、その爽やかな雰囲気をネイルカラーでも表現したいですね。
夏には、シアーカラーやビビッドカラーがおすすめです。
シアーカラーは透明感があり、指先から夏の爽やかさを演出することができるので、軽やかで爽やかな印象を与えます♪
また、ビビッドカラーは鮮やかで明るい色合いが特徴で、太陽光の下でも輝きます。
夏の陽気な雰囲気にぴったりで、元気な印象を与えてくれるので、これらのカラーは夏の季節感を存分に楽しむことができますね♪
海やプール、ビーチなどの夏のアクティビティにも映えるカラーなので、チャレンジしてみて下さい。
夏の楽しさや活気をネイルに取り入れたい方には、シアーカラーやビビッドカラーが最適です。
秋は濃い赤など深みカラー
秋は自然が色づき、深みのある色彩が美しい季節です。
その豊かな色彩を反映させるために、濃い赤などの深みのあるカラーがおすすめです。
秋らしいカラーは、落ち着いた雰囲気を醸し出し、季節の移り変わりを感じさせます。
特に濃い赤(ワインレッド)は秋の象徴的なカラーの1つであり、深みがありながらも温かみを感じさせます。
他にも、深みのある茶色やオレンジ、紫なども秋らしいカラーリングとして人気があります。
これらのカラーは、秋の自然と調和し、季節の雰囲気を指先に表現することができます。
また、濃い赤などの深みのあるカラーは、秋のファッションやメイクとも相性が良く、全体のコーディネートを引き締める効果も期待できますね♪
秋の深みのあるカラーを取り入れたワンカラーネイルは、季節感を演出しながら、洗練された印象を与えてくれます。
冬はラメカラーやホワイト系
冬は雪景色や輝く氷のイメージがあり、寒さとは対照的に明るく華やかなカラーが人気です。
そのため、ラメカラーやホワイト系のネイルがおすすめです。
ラメカラーは、光に当たるときらめきを放ち、まるで雪のように美しい輝きを演出し、冬の季節感を引き立てながら、手元に華やかさを与えてくれます。
特にシルバーやゴールドのラメは、冬の光景を思わせるエレガントな雰囲気を醸し出します。
一方、ホワイト系のカラーは、雪や氷の清潔感や純白さを表現し、清々しいクリアな印象に仕上がります♪
ホワイト系のネイルはシンプルでありながら、洗練された美しさを持ち合わせています。
また、ホワイト系は他のカラーとの相性が良いため、アクセントカラーとしても活用しやすく、様々なデザインに応用できます。
冬の季節にぴったりのラメカラーやホワイト系のネイルは、寒さを忘れさせる華やかさを手元に加え、冬のファッションやイベントに華を添えてくれるはずです♪
ワンカラーを上手に仕上げるポイント
ワンカラーネイルを上手に仕上げるためにのポイントを4つご紹介します。
これらのポイントを押さえることで、ワンカラーネイルを美しく仕上げることができます。
下準備をしっかり行う
ワンカラーネイルを上手に仕上げるポイントの1つめは、
下準備をしっかり行うことです。
下準備はネイルの仕上がりに大きく影響し、長持ちさせるために欠かせません。
まずは、甘皮を柔らかくし、キューティクルプッシャーを使って甘皮を優しく押し下げ、余分な部分をキューティクルニッパーで取り除きます。
次にエメリーボード(ネイルファイル)で爪の長さや形を整えましょう。
サンディングが必要なベースジェルの場合は、ここで爪表面をスポンジファイルでサンディングします。
ノンサンディングのベースジェルの場合は、サンディングの必要はありません。
最後に、爪の表面をアルコールなどで拭き取り、油分を除去しましょう。
これにより、ジェルと爪がより密着し、ジェルネイルを美しく長持ちさせることができます。
キューティクルラインを揃える
ワンカラーネイルを上手に仕上げる際に重要なポイント2つめは、
キューティクルラインに沿ってジェルを丁寧に綺麗に塗ることです。
キューティクルラインが整っていないと、ネイルの仕上がりが不均一になり、美しさが損なわれてしまいます。
ラインがガタガタにならないよう、なめらかに繋がるよう意識しましょう♪
甘皮ケアが不十分だと、キューティクルラインに沿って綺麗に塗るのが難しくなるので甘皮ケアもしっかり行っておくことが必要です。
エッジまでしっかり塗る
ワンカラーネイルを上手に仕上げる際の重要なポイント3つめは、
エッジまでしっかりと塗ることです。
エッジ部分を丁寧に塗ることで、ネイル全体の均一な色付けと美しい仕上がりを実現します。
エッジを見落とすと、ネイルの持続性や耐久性が低下し、早く剥がれやすくなる可能性があります。
塗る際は、ブラシの角度や液の含み加減を意識し、エッジ部分にしっかりとカラージェルを塗り込むように心掛けましょう。
塗り残しやムラがないように、丁寧に塗り広げていきます。
また、塗る際にはブラシの角度を調整し、エッジ部分に塗料が行き渡るように気を配りましょう。
最後に、爪以外の部分(指の皮膚)にジェルがついていないか確認し、ついてしまっている場合は拭き取りましょう♪
エッジまでしっかりと塗ることで、美しいワンカラーネイルを完成させることができます。
セルフレベリングを利用する
ワンカラーネイルを上手に仕上げる際の重要なポイント4つめは、
セルフレベリングを利用することです。
セルフレベリングとは、塗布したジェルが自然に均一に広がり、ムラなく滑らかな仕上がりになる性質を指します。
これにより、塗布したジェルが自然な状態で均等に広がり、ムラや凹凸が少なく、美しい仕上がりが実現します♪
セルフレベリングを促進するためには、ジェルを塗布した後、爪を水平に保ちながら、ジェルが流れるように少し時間を置くことが重要です。
また、ジェルを塗布する際には、ジェルを多く取りすぎないように注意し、塗り残しや塗りすぎを防ぐこともポイントです。
さらに、ブラシを使って塗布する際には、均等にジェルを塗り広げ、ムラや線のつなぎ目をなくすように心がけましょう。
セルフレベリングを利用することで、ワンカラーネイルを美しく仕上げることができます♪
ワンカラーで手軽におしゃれな指先にしよう
ジェルネイルの単色の塗り方や季節ごとのおすすめカラーを紹介しました。
単色ネイルは、シンプルながらもそのカラー次第で幅広い印象を与え、カジュアルからオフィスまで対応可能なデザインです。
セルフジェルネイルでも施術が容易で、短い爪でも長い爪でも似合います。
ワンカラーネイルを上手に仕上げるポイントも紹介しているので、是非チャレンジしてみてください♪
単色ネイル以外の簡単なデザインネイルについても知りたい方はこちらの記事も参考にして下さい。
https://www.nailjoshi.com/101019/